イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ニット帽は関係ない

2008-10-14 22:58:42 | お笑い

季節がめっきり秋らしくなり、やるんだろうなと思っていたら、ビンゴ!昨日(13日)やっぱりやってました。『お試しかっ!』(テレビ朝日系2315~)“AniコレAutumn”。

冒頭、ゲストの佐藤江梨子さんがいきなり“女装”っぽかったですね。いや相変わらず抜群のプロポーションなんだけど、日本人離れ、日常離れし過ぎてるもんで。髪とかアイメイクとかサイボーグっぽいというかね。正直、月河がまだ“圏内”の年代だったとしても、体型、スタイル以外あんまり真似したくない、似てるって言われても嬉しくないたぐいの容姿なんだな。自分に引きつけて見ないで、純粋に鑑賞対象として見ればCGキャラが抜け出してきたようで可愛いんだけど。うまい言い表し方が見つからない。

さて本戦、三連覇を窺う“女王”杉浦太陽くんはもう反則ですね。こんなに“女装向き”の容姿の男性って芸能界、一般人、お水問わず日本中探しても数人しかいない思う。それでいて素は中性的ってわけじゃなく、メイクしたまんま喋ると元気な関西のお兄ちゃん、というギャップも客席の女性審査員の好感度につながっていますね。『ウルトラマンコスモス』出身の一応現役アクション俳優だし、ビルドアップして筋肉つけようとか思わないのかな。なんかこのAniコレ”シリーズが芸能人生の代表作になりそうな勢いですよ。

その太陽くんが「負けたかも…」と白旗揚げかけたFLAME<msnctyst w:st="on" addresslist="00:山形県北村山郡;" address="北村">

北村

</msnctyst>くんは、顔の小ささと脚の長さ、プロポーションは抜群だったけど、顔はメイクすると結構シワっぽくて角張っててアレ?でしたね。審査委員長のたかの友梨さんも再三疑問を呈していたように、本来ならロンドンブーツ亮と同点のタマじゃないはずなんだけど。素では本当にアイドル美形なのに、“女装映え”はあんまりしないタイプ。どうしてもこの趣旨の企画だと、メイクが濃い目になりますから、顔の優しさがそれに負けちゃうんでしょうね。山田優さん弟・山田親太朗さんなんかもそうだけど、端整イケメンならいいってわけでもないのだな。

細身と言えばカラテカ。前回参加のNON STYLEもそうだけど、“小柄で細けりゃ女装向きか?”っつったらそうも言えないのね。

いつだったか比較的最近、ネット上のランキングサイトで「男性から見て、何故?と理解できない女性の行動ランキング」で、2位以下に水を空けたトップに「必要以上に痩せたがる」が来ていましたが、“痩せてる”“細い”の持つイメージが、男性と女性でだいぶ違うのは確かです。男性の脳内の“スレンダー”というと、どうしてもノンスタ石田、カラテカ矢部のような感じになってしまうんでしょうね。

他方、女性はあらかじめ胸や尻にはヴォリュームある前提で“手足や胴回り、首から上だけ華奢”を理想化するから、基本的には“妊娠力・繁殖力あるパートナー”を欲している男性から見れば「なんでそんなに痩せたい痩せたい言うんだ?あんま細くなったら無格好でしょうがないだろ」となる。

ロンドンブーツ12号亮と、ココリコ遠藤は容姿もさることながら、前回の山崎邦生同様、“お笑い汁”の滲み込み方がモノを言った感じ。“女装”“フルメイクしてコスプレ”を、自分のものにするこなしが別格でした。

遠藤が“こなれ過ぎ”で“セクシーお姉さんの確信犯パロ”っぽくなったのに対し、「(私服で)穿いて来た(アンダーウェアの)トランクスより、衣装のホットパンツのほうがミニ」という照れがキュートな表情を引き出した亮のほうが太陽くんに迫る高得点だったのは現場でのアヤでしょう。亮の女装は今年の正月『ドリームマッチ』でのハリセンボンとの合同コント以来かな。あの時はスコーピオン・ポイズン・ポタポタ焼きでしたっけ。「(MCトシが)イメージの話するから!」と素に戻っての野太い声とのギャップといい、女性観客が“ネタとして見慣れ、見やすい分”の高得点にも映りましたがね。

前回見事(?)最下位のリベンジを志すハイキングウォーキングは、前回同様ヒルトン姉妹パスティーシュなんだけど、もう中途半端はやめてパロに徹しようってんでブロンドカツラ採用したのが勝因(?)でした。Qちゃんの暑苦しい顔立ちに、こんもりヴォリュームの金髪が合うんだね。松田は黒髪向きの顔だけどよく付き合ってくれた。次週後半10組出たらワースト3抜け成るかな。

おもしろいなと思ったのはアンジャッシュ児島。エコロアーティスト風のずるっ、だらっとしたファッションで全体のスタイリングは結構まとまっているんだけど、30点にとどまった原因は何かと考えるに、女性から見て“ウザい同性”なんですよ。

男から見れば“ちょっとごっつい不思議ちゃん”で受け容れられるんだろうけど、この“不思議ちゃん”ってジャンルは女性にはことのほか受けが悪い。手作りキルトとかにオニ嵌まってて「こんなの作りました~出来ました~ママ友にバカ受け~」みたいなノリでブログに写真載せまくりって感じ。前回の麒麟川島(「少年サッカー見に来たお母さん」)辺りもそうでしたが、女性が同性として見て「あ、こういうウザい人いるいる」って拒否感覚える線に乗っちゃったのがツラい。

他愛無い企画なんだけど、なんかね、思いがけないところに男・女の感覚の性差が覗き見えるんで、コレ毎回見逃せない。

 ステージ含めてライティングが、温暖化ものかはの勢いで猛烈頑張ってる企画でもあり、MCタカの汗が半端ないのがちょっと心配。額や頭皮にかく汗は単純に暑さ・体温上昇ですが、鼻やクチ周りにかく汗は内臓由来なことが多い。これは経験です。肝臓、大腸、前立腺とか大丈夫かな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 灯は消えなかった | トップ | 苛々苛々 »

コメントを投稿

お笑い」カテゴリの最新記事