イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

南米かっ!

2009-10-03 14:17:42 | ニュース

2016年夏季オリンピックはリオデジャネイロ。これは個人的に嬉しいですね。『つばさ』が終了したばかり。ブラジルにサッカーコーチ修業に渡ることになった翔太(小柳友さん)、斎藤興業ヒロリン社長(西城秀樹さん)率いるサンバダンサーズはもちろん、亡きビバマリアさんも雲の上で喜びの舞いを展開してくれているのではないでしょうか。

南半球での開催はシドニー以来ですが、夏季五輪と言ってもウチら北半球の夏はあちらでは冬なわけで、間をとってこちらの春であちらの秋か、こちらの秋であちらの春かに開幕することになるのでしょうね。

それにしても石原慎太郎都知事を筆頭とする招致委員会の皆さん、活動のために幾らのおカネをどこからどう捻出して投入したのか知りませんが、1964年の東京からはさすがに半世紀近い年数が経っているから百歩お譲りいただくとしても、常識的に考えて08年に北京でやって、12年のロンドン1大会を隔てて16年にまたもや極東アジアで開催なんて、サイクルバランス的に実現するわけがないのによくもまあ、何かをどうかすれば招致できる気になれたものです。あれだね、石原慎太郎という男の脳内地図・脳内年表には、中国、もとい支那も、北京も存在しないんだね。

オバマ大統領夫妻の“ご来演”で終盤に風が吹いたかと色めき立ったシカゴが、あっさり初回投票で脱落したのも意外でした。欧州・北米ではいまさら感があるし、アラーの神のイスラム圏でクーベルタン憲章というのもやはりピンとこないので、この次はアフリカ大陸とりわけ旧仏領のフランス語圏か、旧ソ連圏(の非ロシア)辺りが、名乗り出れば有力でしょうね。

あとIOC国際オリンピック委員会、本部がスイスはローザンヌにあることは雑学として知っていましたが、今般の開催地“決定戦”がアンデルセン人魚姫像のコペンハーゲンとは意外でした。毎回固定だったかしら。12年がロンドンに決まったときは、決定直後の同時多発テロの報で、ロンドンとどこが争ってどう決まったんだか、いろいろ吹っ飛んじゃいましたからね。

それはさておきコペンハーゲンと言うと、何と言っても1979年頃に作曲家の平尾昌晃さんが、『カナダからの手紙』で手をつけ…じゃなくて発掘した畑中葉子さんとデュエットで歌っていた『ヨーロッパでさよなら』ですな。

♪さよなら~ あなた 幸せをありがとう 夢のように一年が過ぎました…霧の町ハンブルグ 粉雪のコペンハーゲン 夜汽車は北へ急ぎます…窓に映るわたしの横顔に 思い出が走馬灯のように 二重うつしに映ります…

サビ前の振りとして、気持ち的に“さよなら~ン”“あなたァ~ン”と引っ張って、語尾はふらっと気を失うように、ウィスパリングに歌うのがポイント。

…いや、別に当時、カラオケで歌ってたわけじゃないですよ。

デュエット相手とつきあっていたわけでもない。ないと言ったらない。誰に言ってるんだ。

70年代、と言うより昭和の歌謡曲エキゾティシズムはもっぱら敗戦コンプレックスで欧米仰望でしたから、カナダやパリやヨーロッパや地中海は出てきても、南半球、南米大陸は出てきた記憶がないですね。リオデジャネイロとか、出てきそうだけどね。

南米ならぬ中米初の開催だった1968年のメキシコオリンピックの前には、国内のファッションでも映画・音楽でも軽くメキシカンブームがありました。スジや挿入曲などはよく覚えていませんが、幼少の月河も実家の誰かに連れられて『クレージーキャッツのメキシコ大作戦』とかいう映画を観た記憶が。今後はあるかな、ブラジリアンブーム。山下リオさん、松本莉緒さん、明日海りおさん、西川のりおさん辺りは露出が増えるかも(……?)。

そうしてみると、『つばさ』は放送が12年尚早でしたかね。

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