そろそろ洒落になんないくらい涼しくなってきたので、着るものの夏→秋入れ替えをしようかと思ったら、昨日長袖で出かけてひと汗かいてしまいました。「早まりめさるな」と自分で自分を止めたものの、今日はまた五分袖でも肌寒いくらい。風邪をひかないことが奇跡のようです。
毎年この時期になると思うのですが、北国の夏、“短い”と言うより“儚い”と言っていいほど実働期間があっという間なのに、何でこんなに夏物の半袖フレンチ袖のTシャツ、トップス、やたら数持ってるんだろう。一年の大半は箪笥の詰め物だっちゅうの。
洋服関係で働いていた頃は、東京本社での展示会にほぼ毎季、出張して発注かけていたのですが、5月下旬~6月展開の盛夏物は当地では売れる時期が短く、当時の人気商品で京都店や大阪店のバイヤーさんが山のように取っていくレゲエカラーのタンクトップや、麻混のマイクロミニスカ、リブカットソーのヘソ出しチューブトップなどは月河の店では営業日にして7~10日ぐらいしか売り上げになりません。
当然控えめにとるようにしていたら、「展開日数短いからこそ意欲的に取り入れなきゃだめです」と先輩から叱られました。
「たとえプロパーで7営業日しか売れなかったとしても、夏全開の見せ方をきっちりしておかないと、秋冬物に切り替えた時にはずみがつきません」…「単価の低い盛夏物より、ウチが主力にしているのは秋冬の重衣料(=ドレス・コートなど)ですから、盛夏物がプロパーで点数行かないことは気にしないで、“沖縄やハワイに行くとしたら何着たいか”考えて取ってください」「夏の展開が大胆で露出度高いほど、秋物が新鮮に魅力的に見えますから」「夏は秋のためのタネ蒔きです」とハッパかけられたものです。
北国の夏は、“元気に秋に行くための通過儀礼”みたいなものなんですね。冬来たりなば春遠からじ。夏来たりなば秋遠からじ。常に“次に来る季節”を思い続けて、いつになったら“待望の季節”が来るのだか。
現実的には、夏物の、特にトップスは単価が低く、かつ色目が鮮やかでキャッチーなため、目について気に入るとつい買ってしまう、買えてしまう、の積み重ねが現在の箪笥の詰め物の稠密状態につながっていますね。
東京に住んでいた頃のように、肌着同然に一日何度も汗にしては着替えて洗濯、干してはまた着て…という生活に戻らない限り、もう死ぬまで足りるくらいある気がする、夏物Tシャツ。バーゲンで心惹かれても、金輪際買わないぞ。買わないったら買わないぞ。
24日(日)の『炎神戦隊ゴーオンジャー』GP‐27では、恒例の男性メンバー女装イベ。今年はグリーン範人(碓井将大さん)に来ましたなぁ。めっきり高身長なことをどうにかクリアすれば、いちばんキャラ的には女装向きでしたわね。『スーパー戦隊』ではどっちかと言うと戦略的に使われることの多かった女装ですが、お世話になった人(=実はガイアークに騙されて組んでいた魔女博士オーセン=お仙さん)を喜ばせるため、というところが範人らしいですね。
それよりメンバーの「そういう趣味があっても僕らヘンな目で見たりしないッス」(ブルー連)「その可愛さ、同期として自慢できる」(ブラック軍平)「あんな妹がいてもいいかと思った」(ゴールド大翔)といったそれぞれのリアクションがおもしろかった。
造形まで「グゥ~」ポーズに合わせたダウジング蛮機の声、エドはるみさんが演っていたのですが、無難にこなしただけで、顔出し木野花さんのオーセンほどのキャラ立ちはみられなかったですね。「さらば!異次元の我が孫娘よ!」と去っていくオーセンは、メアリー・ポピンズのようでした。
グリーンつながりじゃないけどちょっと『デカレンジャー』のシンノー星人ハクタクさんを思い出しました。最終話前の大詰めでもう一度、ゴーオン応援団として出てくれないかな。
範人メイン回だとケガレシア=汚石冷奈(及川奈央さん)がもう一度からんでくれてもよかったかなと思うのですが、全体的に“年上女性”と相性がいいのが範人なのね。
「探さないでくれナリ、新たな自分を見つけて必ず帰ってくるナリ」と手書きの書置きを残して行方をくらましたヨゴシュタイン様の帰還も待たれる上、来週GP‐28はテレビ朝日ならではの『相棒』パロ回らしい。
右京さん役は“エステー消臭プラグ”お殿様役でおなじみ今井朋彦さん。ふたりだけの特命係と“愛すべき天敵関係”のトリオザ捜一・イタミンズ、生活安全課の窓の外・ノッポとヒゲのコンビのパロも登場するのかな。『相棒』ラブな高齢家族とそのお友達たちにも必見のエピになりそうです。
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