年賀状書きがここ数年、年年歳歳大した枚数でもないのにめっきり負担になってきたので、今年は小さな方針転換。
毎年筆ペンやフェルトペンなどなるべく肉太の筆記用具を使って、字のヘタなのを勢いでゴマカす作戦をとっていたのですが、こういう姑息な小細工をきっぱりやめ、日常のデスクワークでいちばん書き慣れている0.28㍉のゲルインクボールペンを使って押し切ることにしました。
これで年末最大の宿敵・年賀ハガキに立ち向かうときの面倒くさ感、しぶしぶよそ行き感が五割方後退。どんな剣豪でも、いきなりあてがわれた村正より、手になじんだ無銘刀のほうが斬り易いのではないでしょうか。どうなんだ椿三十郎。いや映画の出来じゃなくて。
ポケット手帳の細い罫線推奨の極々細ですから、何書いても当然大きな文字にはなりません。新年早々ちんまり弱々しいスケールの小さい人間に見られるかもしれませんが、なに、宛名ソフトで機械的にレイアウト印字された字を見るよりは心温まるだろうよ。て言うか温まれ。温まらねぇかこの野郎(自爆)。やっぱり年賀状は肉筆だよ。にんげんだもの(?)。
さて、新年1月7日から放送開始の『安宅家の人々』公式サイト制作発表ページを読むと、プロデューサーとして西本淳一さんの名前が見えます。
西本さんと言えば現在当地ローカル再放送中の『真夏の薔薇』でもメイン演出家として、14日までに放送された24話までの中でも、かなりの話数を演出担当しておられます。
演出畑から局プロデューサーというのも、業界では普通のコースなのかな?よくわかりませんが、昨年の同じ1月期『新・風のロンド』で西本さんが演出担当されていた回は、電話や卓上の小道具のアップから人物に高速パンしたり、ブライアン・デ‐パルマばりに人物の周囲をカメラが回転したり、後半は特に大方ダレ気味だったストーリーや脚本を煽り嘲笑うかのごときサスペンスフルな絵展開が印象深かった。
西本さんの演出・プロデュース最大ヒット作と言えばやはり『牡丹と薔薇』にとどめをさすでしょうが、公式を読むと『安宅家』は真逆の作風そうですよ。
カメラが遠藤久美子さんの周りを回転する場面はあるのでしょうか。
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