イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ヒラメ好きです

2008-05-25 18:29:28 | アニメ・コミック・ゲーム

7月期の昼ドラ(『白と黒』)でもうひとつ楽しみ、というか公式発表まで期待と不安なのが、音楽担当です06年『美しい罠』、07年『金色の翼』と、ドラマサウンドトラックの醍醐味を堪能させてくれた岩本正樹さんの音に、また会えるかどうか。

FMなどを通じて長年接してきた“○○(←アーティスト名)の「☆☆」(←曲名)という曲”式の認識と消費になんだか疲れてしまった(簡単に言えば、好きな曲ジャンルも贔屓のアーティストもあまりなくなった)時期と、ちょうど合致していたのもある意味ナイスタイミングでした。

ドラマという劇中世界と一体で楽曲を味わう楽しみ。劇中では23小節しかフィーチャーされなくても、実はキャッチーなフレーズだけではなくて、しっかり起承転結、2分ぐらいの独立した曲に織り上げられているものなんだなぁと、“音楽家の懐(ふところ)”という未知の扉を開いて新世界を垣間見た思いがしたものです。

この枠の音楽は充実していて、岩本さんの手がけた2作品をきっかけに、在宅時間のBGMとして、最近はFMラジオよりもCD愛聴時間が長くなりました。

今年はどんな音楽とドラマのコンビネーションとなるか。夏ですし岩本さんだったらもちろん第一希望なのですが、昨日の記事でも先週の新聞発表からちょっとさらって見たように、今作『白と黒』は20歳の西原亜希さんが扮する若いヒロインのお話と思われるので、あるいはこの枠初担当の、未知の作曲家さんと初お目(耳?)見えの機会があるかもしれません。それもまた一興。

『炎神戦隊ゴーオンジャー』GP15、害地副大臣ヒラメキメデス登場。造形は『電王』のデネブをちょっと思い出しました。似てないか。『電王』最終話しか見てないからかな。白基調の非ザラザラ質感だと、一気にプラスティックっぽく玩具っぽくなりますな。ゴーオンジャーたちに名前をなかなか正しく呼んでもらえなくて、最初は「…おバカたち」と余裕だったのが、だんだん本気でうなだれてくみたいになっているのが森の石松みたいで楽しかった。

5552話の巧のバッグの中身を思い出す走輔(古原靖久さん)の真っ赤プリントパンツ、マシンワールドの“天国”は“エンジェルワールド”らしいなど、今GPも、1秒も間延び退屈させないぎっしりメニューでしたが、死んだと思っていた副官帰還でルンルン、ヘビー級タップダンス始めそうなヨゴシュタイン様、なんだかなぁムードのケガレシア様(及川奈央さん)とキタネイダス様がやっぱりいちばんキュートでおもしろい。上官にも無断で行方をくらましていたということは、ヒラメキメデス、下剋上の野望を温めている曲者かもしれませんよ。

 空中戦のスペシャリスト炎神・トリプターとジェットラスも参戦して、絵柄が『エアーウルフ』みたいになってきました。GP16の予告映像では、中にの戦士が搭乗している様子。当然人間体もあるんでしょうね。この番組について書いた記事で何回このフレーズ使ったかわかりませんが、いやもう、ますます目が離せません。

 もうひとつ。ヒラメキメデスが搭乗機を操縦するシーンで、アクセル?を踏むブーツの足元、操縦桿を動かす手もとの各アップ、あのスティーヴン・スピルバーグ監督の実質デビュー作『激突!』のタンクローリー運転手を思い出しましたよ。あちらは最後まで顔かたち、正体わからないままでしたが、ヒラメキメデスも測量・計測器モチーフの造形の下に、いまは見えない“本当の姿”があるという暗示かな。

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