イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

略してアメクラ(←だから…)

2007-06-22 21:48:51 | テレビ番組

 パワーストーンのパワー充電万能兵器クリスタル・クラスターですが、この亜種で、いつか欲しいと思っているのが、クリスタルはクリスタルでも紫色の、アメジスト・クラスター。

 水晶に紫色の不純物が混じって色ついただけだって言えばその通りですけど、このクラスターには、無色透明のクリスタルとはまた少し違う浄化力があるように思います。

 “アメジスト”の名は、ギリシア語のa-methu(ア・メテュ=酔わせない)から来ており“人生の悪酔いを避ける石”とも称されています。その名の通り、不安や恐怖心、アルコールやタバコ、睡眠薬などへの耽溺・嗜癖を取り除き、アレルギー性疾患や喘息をしずめる力があるともされている。

 紫の色合いや透明度、濃淡の色ムラ具合など、なかなかドンズバで好みのものに出会うのが難しいのですが、美しいアイリス色の結晶を眺めていると、喘息や花粉症がピタリとおさまるかどうかはさすがにわかりませんが、気持ちが落ち着き、雑念が払拭され、「ガタガタ言わずにいまやるべきことだけを考えよう」という集中力がわいてくるような気がする。

 以前この石を購入したお店では、「出会いのチャンスを広げ、遊びや快楽本位でない誠実な恋人との縁ができる」ともっぱら“恋愛面の効用”を強調していましたが、月河はいまのところ、この石からそういう感触を得たことはありません(悲)。

 でも、“人生の悪酔いを避けさせる石”という原点の意味に立ち返ると、異性を見る目から曇りや打算を取り除き、結果的に真実の愛にめぐり逢う可能性は高めてくれるかも。

 無色のクリスタルが知性や霊性への浄化をつかさどるとしたら、紫のアメジストは、喜怒哀楽の感情や、目標に向かう意志力に対して「しゃんとしなさいよ」と優しいひとムチをくれる、そういう浄化を担当するのだろうと思います。

 もう10年以上前、あるお宅で、パワーストーンとしてではなく宝飾インテリアとして応接間に飾ってある、入れて運ぶとしたらおでん鍋ぐらいの容積を要しそうな見事なアメジスト・クラスターを拝見しましたが、結晶一本一本がぶっとい上に、濃淡の紫のほか部分的に薄紅色、黄色のニュアンスを掃いた色合いが、無色のクリスタルとはまた違った、大地の深い底から噴き出る野生的なパワーを感じさせ、「…コレお値段幾らぐらい?」とか考える前の段階で、生き物として軽く圧倒されました。浄化”よりは、“闘魂注入”的な力を持っていそう。

 まぁ、あれほど大きくない、掌に載る程度のサイズのなら次回馬券で中穴ぐらい当てれば月河でも買えると思いますが(←またもすでに邪念)、プリミティヴなパワーをたっぷり内蔵させた石、特にクラスターと接するためにはこちらにもある程度パワー、と言うか心構えが必要かもしれません。

 『麗わしき鬼』は本日22日、第60話。人工授精代理母出産で悠子と三人、一致協力するはずだった洵子と犀一が、愚かにもひそかに普通の男女関係を持ってしまい、洵子が妊娠していると知った悠子は半狂乱。院長室に殴り込みかけたり、犀一の服にカラースプレーで落書きしてベランダ一面に干したり、洵子の目の前で黒人男性とショータイム演じたりなど自傷的な復讐行為の限りを尽くした挙句、今日はついに海外へ逃げようとした洵子を刃物で襲撃して、一緒に階段転落。

 洵子は当然流産。悠子も刃物で腹を刺されましたが、この傷はどさくさで悠子が「洵子の腹の子を殺して死のう」と自分で自分を刺したものでした。

病院に駆けつけた犀一、洵子に「悠子と揉めた?何をやってたんだ一体!」、悠子に「疫病神だよオマエは!」……もめる原因を作ったのは、コイツの下半身だらしなさと見通しの甘さなんだけど。

 悠子が離婚届に判を捺して連絡が途絶えた後も、洵子が退院すると「マンション模様替えしたから一緒に住もう」と洵子に提案してる犀一。悠子がネイルしたり留美と愛し合ったりしてた場所じゃん。「いつになったら俺たちは一緒にやり直せるんだ、どうして何もかも忘れて俺の胸に飛び込んで来ないんだ」…どんだけ無神経だコイツ。

 一時が万事こんな塩梅の犀一が、あまりに自分の目先の欲望本位で、特殊な精神的紐帯を持つ姉妹の心のアヤに鈍感、というか普通に常識無い男なせいもありますが、洵子と犀一には“真剣に愛し合っている”匂いが皆無。互いにその場の勢い成り行き任せで、自制や恥じらいがまったく無し。感情や行動の振幅が常軌を逸しているだけで、悠子のほうがよっぽど動機が純粋に見えます。

 男女間の想い・想われにエロスや情熱や哀切さが乏しい(=女性同士の嫉妬や愛憎、肉親・血族内での執着や恨みつらみのほうが圧倒的な迫力をもって描かれるので、相対的に影が薄い)のは、中島丈博さん脚本のつねではありますが、もう昼ドラも、“男女の恋愛”メインじゃやってけなくなってるのかしら。

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