昨年のサンリオキャラクター大賞 2020は、4月から5月にかけての投票期間がほとんどステイホーム推奨で、最寄りのショップも休業中か時短中だったこともあり、オンライン投票のみの参加でした。グッズ買って応援、ってのがほとんどできなかったので、財政的にはラクでしたけどね。
ぐでたま、はぴだんぶいの推しメンたち、歯ぐるまんすたいるに一票ずつポチるたびに、ついでみたいな感じで悪いけど応援していたのがかしわんこもちくんです。2013年の“食うか?食われるか?食べキャラ総選挙”で、1位KIRIMIちゃん、2位ぐでたま、に続く3位でした。ギリ、サンリオキャラ定番の列には加えてもらったけど、2位からだいぶ水をあけられての3位だったから期待されてないのか、上の二人(“人”?)に比べると、見事に商品展開がありません。
設定“5月6日生まれ”、かしわもちデー=こどもの日の翌日です。キャラクター大賞の期間にすっぽりはまっちゃうので、ソロで推しにくいのかな。かわいいと思うんだけど。
食べキャラ総選挙のPVでは、弟のぼたわんこ(ぼたもち)、妹のさくらわんこ(さくらもち)、末弟のしおまめわんこ(塩豆だいふく)に、ペットのうぐいすさん(うぐいすもち)、友達の白玉わんこ(しらたま)と、なんだかポムポムプリンの友達のマフィン、スコーン、ベーグル・・・の小麦粉“粉もん”チームの“もち米ヴァージョン”ばりにファミリーが揃ってたんですが、サンリオ公式のプロフィールページではさくっと割愛されちゃってます。おいしそうなのに。
票数でKIRIMIちゃんとぐでたまに及ばなかった理由はちょっとわかる気もする。上二人がそれぞれシャケの切り身、タマゴと、食べ物のまんま、食べ物以外の動物属性をまとうことのないストイックな姿勢(?)でキャラクターしているのに比べて、かしわんこもちくんはつきつめれば“犬キャラ”“わんこ類”なんですよね。意地悪く言えば、イヌの可愛さを“借景”してキャラ造形に使っている。クレバーっちゃクレバーな戦略ですが、リスクもありまして、すでにサンリオにはシナモロール、ポムポムプリンの両横綱をカシラに、イヌキャラかなり渋滞してます。差別化、結構タイヘンです。
それにイヌは長くペットとして日本人社会の日常に浸透して、習性や可愛さポイントもわかられてますから、食べ物とオーバーラップしてキャラ化しても他社所属のいーすとけんのように、“イヌとしての物語”“わんこあるある”も併せてプレゼンしないと、犬派の皆さんが承知してくれないと思われます。
険しい道を歩むかしわんこもちくんですが、ついで応援でも月河の投票が貢献したのか、キャラ大賞2020では前年2019年の66位から57位までじわり上昇しましたぞ。キャラ大期間中は“買って応援”グッズが段階に分けてリリースされるので、今年はOPTボールペンとか出してもらえるかもしれない。2020年はエントリー80キャラのうち60キャラ出たんですPILOT OPT。前年66位のかしわんこもちくんはラインナップに入れてもらえませんでした。今年は期待しましょう。・・と言ってもまだまだ先の話ですけどね。「春が来たらアレがある」と楽しみに待つイベントが何かしら、あったほうがいいじゃないですか、このご時世。
・・・あと、昨日ここで書いたはぴだんぶいTwitter「フォロワー10万人達成できなかったら(中略)・・に改名するぞ!」キャンペーンは、めでたく本日2月6日達成となった模様。“はぴそこ”は幻となりました。ホッとしたようなチョロいような。