当方が高齢家族につられて俄か韓国史劇ウォッチングを始めたり、コレ(←手指)がコレ(←縫合とスライス)になったりしている間にも、世間ではいろいろなことが起こっているのです。
神戸ソンこと及川“みっちゃん”光博さんと檀れいさんが“相棒婚”したり、檀さんの先輩ジェンヌ・一路真輝さんは内野聖陽さんと離婚したり、宮崎あおいさんの夫、つまりその高岡蒼甫さんがTV局の韓流押しを批判して事務所をおん出されたり、あるいは原田芳雄さん、竹脇無我さん、萬田久子さんの事実婚の旦那さん(顔もお名前も知らないけど)が亡くなったり、いろんな人が来ては去り、目立ってはまた引っ込み、月日は光陰矢のごとく過ぎていくわけです。
そんな中でオッと目が止まったニュース、「日本テレビ松本志のぶアナ妊娠」。すでに既婚者だし妊娠したって何の不思議もないですが、42歳での初おめでたというところにニュースヴァリューがあったと見える。ご自身の意志でブログ発表したにしても、媒体で採り上げられるたびに42歳、42歳と添え書きされるのは痛し痒しでしょうな。
松本さんと言えば『行列のできる法律相談所』で長いこと、あの島田紳助さんをメイン司会に立てて問題も起こさず、起こさせず、人気番組として走らせているところからして仕事はできるかたなのでしょうが、月河としては何より、旦那さんが音楽家・作曲家の岩代太郎さんであるということで記憶しているのです。
東京藝術大学大学院出身、数々の劇伴音楽をものして来られた岩代さん、月河は1995年の『沙粧妙子 最後の事件』が忘れられず、スタッフクレジットの音楽のところに岩代さんの名前があるドラマを知ると、騙されたと思って(誰も騙してないだろうが)1話は必ず録画視聴してきた記憶があります。ドラマ“本体”は結構ハズレもありましたがね。NHK大河『義経』なんか一時期は毎週OPだけ聴いてたなあ。本放送(1996年)当時視聴できる環境になかった昼帯『真夏の薔薇』の再放送と偶然遭遇し、ここも岩代さん作だったとは!と嬉しい驚きも数年前にありました。
夫人の松本志のぶさんがママになられるということは、岩代さんがパパになられるということでもある。当然だ。違ったら大変だ。これはめでたい。岩代さん今年45歳、よく、中年で初めて子宝を授かると、「成人する頃には高齢者」「女の子だったら、年金で嫁入り支度をしてやらなきゃならない」なんて皮肉られたり心配されたりしますが、作曲家、クリエイターならば“存在自体が職業”ですから、創意、詞藻さえ涸れなければ生涯現役でいられます。
松本さん42歳も、ベテランの域に入ったけど美人女子アナブームの大先輩。月河がなりたい系の顔とはちょっと、いやだいぶ、違いますが、あの系統の顔はガックリ老けないトクな顔だと思います。人の顔だと思って好き勝手言ってるな。とにかく素敵なパパ、ママになられますよう。
よし、今夜は久しぶりに『沙粧』→『氷の世界』(1999年。そう言えば及川光博さんも出てましたな)フル再生で、盆終わりの納涼といくか。それともセルフカラオケで『悲しみのためじゃない』(@『真夏の薔薇』)絶唱で近隣の気温を一気に寒冷化させるか。