パソコン歴先輩から、ノートPC用パソコンラックをひとつ譲ってもらい、角度7段階調整の6段めにセットしてこの投稿を打っています。どうですか?角度がついた感じ、出てますか?
…出てるわけないか。
角度がついたことによってキータッチがしやすくなったとか、ディスプレイを見る姿勢が良くなったという実感は、あまりないのですが、PCの底面がリフトアップされてフリーになったことで、底から発していた熱のすごさに改めて気がつきました。話には聞いていたけど、PCって、掃除機や冷蔵庫の裏面以上に、熱くなるものなんですねぇ。
そう言えば、まだネットをつながずワープロとしてだけ使っていた一昨年の夏、冷たいビールを陶器グラスでひと口飲んで、PCそばに置いたまま打ち込んでいたら、2ページぐらい打ち終わって、やれやれと飲む時には湯冷ましの番茶みたいになってたっけ。
熱のストレスが軽減されることで、いくらかPC本体が長持ちするのではないかという期待と、もうひとつ、ラックに載せたまま360°回転させることができるので、ディスプレイを一度に何人もで回し見しながら打ち合わせしたりするときには便利そうです。DVD観賞にも良さそうかな。
今日は、先延ばしにしていた確定申告に行ってきました。かなり余裕を持って行ったのですが、順番待ちの人がすでに10人ぐらい。
病人の付き添いで総合病院に行き慣れていますから、役所関係で待たされるのにはもう改めてイライラもしません。待ち合いロビーのテレビで流れていたテレ東系水曜ミステリー9再放送『出張料理人・亀崎源一』をチラ見。
自分で番組表を見てチャンネルを選んだわけではない公共の場所のテレビですから、最初に目に飛び込んできたのが渡瀬恒彦さん、しかもバストアップのひとり映りだと、悩むわけです。「これはタクシードライバーなのか?十津川警部なのか?あるいはザ・公証人か?おみやさんか?捜査一課9係か?はたまた…」
これだけタイトルロールの主役シリーズを数持ってる俳優さんも珍しいかも。“男の片平なぎさ”さんですね。
脇役に荻野目慶子さん、佐土井けん太さん、河原さぶさん、北原佐和子さんと昼ドラ重鎮勢。広いロビーなのでセリフがほとんど聞こえなかったのですが、犯人は荻野目さんが本命◎、『牡丹と薔薇』のグレートマザー北原さんが対抗○、見るたびお父上に似てくる池内万作さんが連下△、ウルトラセブン森次晃嗣さんが単穴▲、とにらんだところで窓口の順番が来てしまい、解決部分は見られず。
無事終わって外に出ると、出かける時チラホラだった雪が、視界数メートルの猛吹雪になっていました。でも今年は暖冬なので、降りながらも気温は高く、なんだか霙(みぞれ)のよう。当地では空から降ってくるものが白くなると傘をさす人は稀なのですが、重く水っぽい雪だと、傘が欲しくなります。
帰宅すると、おぉ、予約した『美しい罠』完全版DVD・第一部前編が届いていました。外函は、本放送中毎回、次回予告の後に挿入されていた“暗闇の奥に一輪の白薔薇”。
内函を取り出すと類子さんに見つめられてしまいます。
ディスクの表面デザインは、順番を絶対間違えないように、12星座順。牡羊座、牡牛座ときて、Disc 3の双子座まで取り出すと…あらら、槐までこっちを見つめていますよ。やだぁ。類子さんだけ見てればいいのよキミは…と思ったら、内函の表と裏、決してふたりの視線が合わない仕掛けの絵になっているのは、おなじみのあの鏡面ポスターと同じ。
あ・と・で・ね、と深夜の楽しみに内函を外函内に戻すと、外函の背は槐の地下室の隠し扉仕様になっている。
全巻揃えると扉の全貌が見えてくる仕掛けかな。これもなかなか粋なデザイン。ドラマのDVD BOXというものを初めて買いましたが、『美罠』製作陣は隅々までファンの心の琴線に触れる、センスが行き届いていると思います。