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イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ウェイクアップ!

2008-01-28 20:53:03 | アニメ・コミック・ゲーム

昨日(27日)はHDD・ビデオ(いまだHDD慣れてないので保険)両建て録画を回しつつ、『仮面ライダーキバ』第1話を遅めの日曜朝食準備傍ら、ながら視聴。

1年前『電王』1話ではいきなり主題曲の ♪いーじゃん!いーじゃんすげーじゃん! で、あぁ骨の髄まで小さなお友達向け仕様だわコレ…としみじみした記憶がありますが、今作は鳴海シュウヘイさんの曲『Break the chain』、ヒップホップ調でなかなか渋いではないか、OP映像も555の赤網に捕らえられた真理ちゃん(芳賀優里亜さん)を思い出させてなかなか見せるぞ!と思いきや、本編に入ると見分けのつかない美形女性キャラ満開の絵柄華やかさにちょっと圧倒され気味。

『剣(ブレイド)』の後半ぐらいからかな?仮面ライダーの原点に戻って“青年前期の男子向け”女子キャラが惜しげなく投入されるようになってきましたね。『555』の蝦姐さんこと影山冴子さん(モデル出身であんだけ演技的に化けるとは驚異だった和香さん)や、『剣(ブレイド)』の蘭ちゃん吉永みゆき(その後昼ドラでも大活躍の肘井美佳さん)・虎姐城光(浜崎茜さん)ぐらい綺麗でキャラ立ってて魅力があれば、中年後期の女子も大歓迎だけどな。

あと、喋るCGキャラ・キバットね。喋って悪いことはないけど、『555』のオートバジンや『龍騎』の契約モンスターたちを思い出すと、声萌えガワ萌えのためになんでもアリになっちゃったな、とつい遠い目になったりもするわけです。

『響鬼』ですら(“すら”ってこたあないか)、ディスクアニマルたちは啼き、吠えるだけで、連絡事項喋りはしなかったし。

70年代の元祖仮面ライダーを小学生時代に見て憧れて、2000年代に入ってからのいわゆる“平成ライダー”を3040代になってから子供につられて見た世代のお父さんたちが「銃刀や剣で戦うライダーなんか仮面ライダーじゃない、仮面ライダーは素手でパンチとキックだ!」とひそかに不満に思う気持ちが、少しわかったような気がします。

ようするに“こんなことができたらいいな”を現実化し、“感情移入しやすいキャラを惜しげなく投入する”ことに関して、節度がどんどんなくなってきているんだな。

まあ、いち視聴者としては、話としておもしろくしてくれることになんら異存はないのですが。

たとえば前述のオートバジンや『龍騎』のサイ型メタルゲラス・白虎型デストワイルダー、『剣(ブレイド)』のマッハで走るジャガーアンデッドなんかは、“人間言葉でしゃべったらおもしろそうだけど、設定としてしゃべれない”から限りない味があった。

ご親切に先回りしておもしろくしてくれてるために、かえって“観る側が想像力でおもしろさを紡ぎ出す”道が封印されてるような気がしてならないのです。

父・息子2代のヒーロー。ちょいナンパでナルな86年時制父役・武田航平さんは“見ばえのいい、嫌味を洗い流した赤坂泰彦風”、不器用でナイーブな現代時制の二世役・瀬戸康史さんは“同・米良美一風”。夜空の月をバックにした変身シーンはダークファンタジックな魅力があります。

お話もキャラも、成功したライダー作品は序盤のある時点から急速に“握力”を増していくのが常。それまで見守りましょう。

それにしても、『安宅家の人々』といい、そろそろドラマという虚構上でも“80年代後半バブル期”を現代の諸問題の父祖、淵源に想定するのがトレンド?になってきているのかな。それも面白いですね。


社長ごっこ

2008-01-26 19:56:44 | アニメ・コミック・ゲーム

『安宅家の人々』も数えて第3週、25日が第15話。宗右衛門(目黒祐樹さん)夫妻たっての(無茶な)望みで後継指名された宗一(内田滋さん)、社長席に座らせてもらって「回り過ぎデース!」ってはしゃいでますが、それにしてもドラマで“幼稚園~小学校低学年レベルの知的障害”っつうと、どうしてフードつきダッフルコートとリュックサックになるのだろうか。

96年『ピュア』での和久井映見さんの“お色違い”みたい。

視聴者に嫌悪感を催させず陰々滅々気分にさせず、かつしらじらしく嘘っぽいキレイごとに堕さずに“知的障害”を表現するのは難しいとつくづく思います。

知的障害つながりで思い出したわけではないのですが、確か一昨年『偽りの花園』放送中、東海テレビの公式掲示板にアクセスしたところ、「ドラマ化してほしい小説・漫画・映画などはありますか?」というアンケート画面が出てきたので、昭和40年代前半『週刊マーガレット』に連載され、終了後単行本化もされていた武田京子さんの『愛のひみつ』という作品を挙げてみたことがあります。

昭和40年代前半というと、月河が小学館や学研の学年誌に飽きてしまい、いちばん少女・少年漫画を読んだ時期だったと思います(40年代も中盤になるとそれも飽きて、創元推理や角川・ハヤカワなどフル活字文庫を荒らしていくことになります)。

おおむねは当時、市内で日用雑貨とともに雑誌も売っていた親戚宅や、月に12度は親について行った理容・美容室や病院の待合室で細切れに読んでいたのですが、たまたま本屋さんで「単行本1冊ぐらいなら買ってあげる」と言われ、あまり考えなしに「前に週マでちょっと読んだことあるコレを」と選んだのがこの作品でした。当時の月河はたとえば週マ連載陣で言えば西谷祥子さんや水野英子さん、本村三四子さん辺りのバタ臭い絵柄のほうが好きで、どっちかと言えば日本的で地味めだった武田京子さんの作品が特に贔屓だったわけではないのですが、複数巻にわたる(当然高額で「そんなに高いのはダメ!」と怒られそうな)大長編でなく、1巻にまとまっているからこのへんで手を打とうと、子供心に親に気い遣ったんでしょうな。

国籍不明の“睫毛のなびく瞳にお星さま”少女があふれる週マの中では、昭和同時代舞台の日本ものだけをひたすら書いておられた印象の強い武田京子さん。めでたく買ってもらって手にした当該単行本の表紙は、珍しく華やかな向日葵黄色基調だったと記憶しています。

かれこれ40年近く前の刊行、手元に取ってありゃ話が早いんですが、そうしてないから忘却の淵を渡り脳内捏造の峠を越えて、遠い記憶をたどる話になります。例によって、原典ドンズバ保存されてるかた、正確な資料ありのかたがいらっしゃいましたら訂正ご指摘などいただければ幸いです。

主人公は両親を早く失い遠縁のケチなおばさんに引き取られて、そのおばさんの営む大衆食堂でタダ働きこき使われる毎日を送る少女・和子。どうですかお客さん。昭和40年代前半でなければ少女漫画のヒロインに絶対なれない役名ですよ。“昭和”の和の“和子”。

「中学さえ卒業したら、あんな家は出て、住み込みの仕事を見つけて夜間高校へ行く」のが夢です。ああ昭和。

ある日屋根裏の部屋へ、「お願いかくまって」と身なりのいい、強腰の娘が飛び込んできます。彼女は豪邸に住む金持ち令嬢・美樹。お抱え運転手と監視役の召使をやり過ごしたあとふたりつくづく顔を見合わせ、美樹が和子の低めツインテール“お手伝いさん結び”をほどいて「こうすれば…」ふわっとさせると、背格好も顔立ちも瓜二つ。

まぁいまも当時も、少女漫画のキャラって同一作者なら髪型服装以外顔立ちはみな似かよってはいました。

翌朝和子が目を覚ますと、美樹は「一週間入れ替わってみない?あなたの洋服を借りて行きます」の書置きを残して姿を消しており、捜索に訪れて瓜二つの和子を美樹と思い込み連れ帰ると言い張る豪邸スタッフを目の前に「この子が確かにお嬢さんだというんですね?だったら一晩大切にお預かりしたお礼ぐらいいただきたいもんだね」と欲の皮突っ張ったおばさんに嵌められて、和子は一週間豪邸で美樹として生活するはめに。

物語はこうして、心ならずも貧しい孤児から期間限定で豪邸の令嬢となった和子の“セブン・デイズ・ワンダー”として展開します。

『偽りの花園』も、捨て子と名家のご落胤との一種の『とりかへばや物語』だったので、公式にアクセスしたとき「そう言やアレも昼ドラに向くかも」と約40年ぶりに思い出したのかもしれません。

『安宅家』のダッフル宗一とどこでつながるのかは、また明日以降ここで書きたいと思います。


いつか…未来で

2008-01-21 15:35:35 | アニメ・コミック・ゲーム

今年もそろそろ戦隊&仮面ライダー代替わりの季節。新番組の予告を見ようという、ただそれだけの動機で、『仮面ライダー電王』最終話を録画視聴。いやー不純ですんませんね。2話で早々脱落後、約1年ぶりのスーパーヒーロータイムです。

なんでこんなに早くあきらめたんだろう。2話観た時点で、何か「見逃せない!」気持ちになれなかったんだな。05年『響鬼』・06年『カブト』と、2作続けて後半の盛り下がりを経験した後だったからかもしれない。

02年『龍騎』・03年『555』・04年『剣(ブレイド)』では秋風が吹く頃から息詰まるようなテンションになって行き、正月休み跨ぐ頃は最終話の落とし所、誰が、どのキャラが生き残るかを考え出すと夜も眠れないノリだったのに。

ライダー戦隊は11年ですから、乗ると決めたら春夏秋冬、弛んでもハズしても、すっ転んでも走らなければなりません。外れも1作ならどうにか期待が途切れませんが、2作、2年裏切られると体温も冷めます点も辛くなります。

初っ端からコスプレ女子キャラ声優さんガワ萌え要員(イマジン)、ミルクディッパーに出入りするイケメン連と、“痒いところに手が届く”あからさまなサービス精神満載っぷりも冷めの原因になったかもしれない。

良太郎=佐藤健(たける)くんが自転車でデンライナーを見送るラストシーンとてもいい顔になってた。収録の都合上、ラストシーンがオールアップとは限らないのですがね。近年のどのライダーくんも、第1話の顔と最終話の顔を比べるとみんな歴然と良くなっているものですが、佐藤くんは昨秋、収録が詰めに入る頃に自然気胸で休養を余儀なくされたりもしましたから、この1年で10年分くらいの経験値アップ成ったのではないでしょうか。こちらも録画前1%弱だった「3話以降も観ときゃよかった…」指数が15%ぐらいアップ。1話で健くんのカッコよさ、ナサケナ可愛さに直球萌え~となった人たちが、いちばん本編を楽しめたかもしれませんね。

愛理姉さんの未来の恋人・桜井侑斗役の中村優一くんの『響鬼』からの瞠目の成長ぶりは昨春『美味(デリシャス)學院』でじゅうぶん堪能させてもらったので悔いなし。

ガワ萌え、声萌えと言えば、黙って見てたら最終話、不気味カッコいい味方イマジンが増えてる増えてる。赤鬼モモタロス以降は公式サイトか紙媒体のみで、動いてるのを見るのは初めてでしたが、こりゃ玩具屋さんは売れ売れで大喜びでしょう。なんたってみんな、おもしろくて性格が良くて、一流声優さんの声で決めゼリフ喋るんですから。

1話初登場時、萌えキャラなわりに妖精的ではなく、濃いめで肉体派?と思えたハナ役白鳥百合子さんの姿は見えず、代わりに少女体コハナの松元環季ちゃんが。80年代アイドル風のレイヤー入りロングヘアにレースタイツで、お父さんたちのハートもキャッチか。最後まで視聴者想定層へのサービスに徹した姿勢、それはそれで見事。

来週27日からは『仮面ライダーキバ』が始まります。予告映像や公式サイトで見る限り、フォルムは『アギト』風で格別の目新しさはありません(近年、初見のインパクトでは『555』を上回る造形は難しそう)が、ストーリー・キャラの下敷きが“ヴァンパイア”という点、なかなかそそられます。

鍵を握るヴァイオリンの名が“ブラッディ・ローズ”とは、98年公開のカナダのフランソワ・ジラール監督の映画『レッド・バイオリン』をも想起させる。Violinという綴り自体に、“生命”“血”の匂いが漂っています。毎作人類存亡の危機を扱う仮面ライダーワールドにおいて、これは料理し甲斐のあるモチーフを選んでくれました。

特撮→昼ドラチームから『響鬼』の斬鬼=財津原蔵王丸役松田賢二さんが『偽りの花園』『麗わしき鬼』を経て“帰還”。昼ドラ2本はともに、強くブッ飛んだ女性を書いてこその中島丈博さん作品だったこともありますが、ヒーローとは対極にあるお間抜けナサケナ青年で、そろそろまた侠気あふれるカッコいい松田さんが見たいと思っていたお母さんたちには嬉しいニュースでしょう。

『龍騎』のキャラ躍動感、『555』のダーク感、『剣(ブレイド)』の切なさを兼ね備えて1年、走ってくれるといいのですが。

1年間っていうと、観る側にも作る側にも、浮き沈み、縦揺れ、横ブレ、いろいろありますからねぇ。


絶対領域

2008-01-14 21:23:48 | アニメ・コミック・ゲーム

昨年、暮れの諸事万端追い込みがギリ間に合うか間に合わないかのすれすれのタイミングで風邪をひいてしまって以来、スーパーやコンビニ・キオスクに行くたびに覗くコーナーがひとつ増えました“マスク”

プリミティヴですが、やっぱりのど粘膜の保湿とガードのためには基本でしょう。うがい・手洗いも大事だけど、ウィルス含みの悪玉粉塵野郎が粘膜に付着する前に、水際で斥けられればなお上等ですからね。

昨年の春先ぐらいまでは、“超立体”の花粉用30枚入りパックを近くの薬店で週末セールのたびに補給し、外出時も、在宅の掃除タイムにも使っていました。

花粉アレルギーはないのですが、コレ、生理衛生用品でおなじみユニ・チャームの、平成の大ヒットではないでしょうか。女性の“現役”上がっちゃった世代率が高まる高齢化日本でも、引き続き市場拡大が見込めるコロンブスの卵的着眼です。鳥インフルや新型肺炎騒ぎもセールスに追い風となったはず。高齢者の死因の三大原因「脳血管障害・心疾患・悪性新生物(癌)」に、「肺炎」が食い込む時代、息吸って鼻~クチから入るものには、一億総ナーバスになっている。「かぜは万病のもと」っていうことわざクラシックもあることだし。

ふつうサイズとやや小さめサイズとあって、お世辞にも顔幅が“やや小さめ”とは言えない月河はみずから選んで(ほかに誰が選んでくれるっつうんだ)ふつうサイズを愛用していましたが、昨年、出先のラーメン屋でメガネともどもはずして食べて、食べ終わってまたメガネともどもかけ直そうとしたら、耳掛けがブチッと千切れて本体(クチに当てるところね)が飲み残しのラーメンスープに“着水”という悲喜劇を経験して以来、耳掛けの撚りが痛いくらい固くて、かつ本体との接合部分のしっかりしたものを選ぶようにしています。

よく“メガネがくもりにくい”をセールスポイントにうたっている製品も見かけますが、コレ、厳寒の当地では無意味。どんなにくもりにくい設計にしたところで、当地は、マスクかけてようがかけてまいが、屋外から暖房の屋内、もしくは人いきれの乗り物内にメガネ人が入ったら、温度差最大2530℃、プラス湿度の落差で速攻視界ゼロになりますから。

まぁ物事には優先順位があるのであって、風邪ひきたくない、風邪ひいてる人と同じ空気をノーガードで吸い込まないこと命!のこの季節は、多少、看板や中吊りが読みにくかろうが、向こうから歩いて来る先輩知人を無視スルーするリスクが高まろうが、マスクのほうが大切。

市販かぜ薬でおなじみの興和製薬や、ロート製薬から発売されている、定番のノーズフィッターつき不織布プリーツタイプも悪くないのですが、最近のヒットは出先のセブンイレブンで見つけた大三“サニーク快適革命”

立体裁断の形状、ノーズフィットワイヤーの肌当りもさることながら、耳掛けが、丈夫さと痛くなさを両立させた“平ゴム”、かつブラジャーのストラップみたいなバックルつきで、長さ調節可能というのが高ポイント。クチに接する当てガーゼ付きで、洗ってまた使えるのも清潔キープ感アップです。

よっしゃ今年はコレを20枚くらい買い溜めして…と思って先週同じセブンイレブンに行ったら、コンビニって入れ替えが早いのね。もう別の製品にとってかわられてました。

洗って再使用できるこういうタイプより、最近は使いきりタイプのほうが人気なのかな。近所の、田舎のセブンイレブンならまだ置いてあるかな。それよりオンライン通販サイトをあたってみるか。

人口のわりにはコンビニ過密地帯な自宅周辺、徒歩圏内にローソンも2軒あるのですが、そのうち1軒で最近見つけた玉川衛材“ウィルス・花粉吸着分解マスク”も実は使うのが楽しみな新顔なんです。なんたってキャッチコピーがすごいよ。

「東京大学と(株)富士通研究所で共同開発/光触媒チタンアパタイト採用/マスク形状として世界初」「しっかり吸着/光で分解!」

“吸着”はわかるが、“分解”まで行っちゃいましたか。なにやら戦隊ヒーローものの「説明しよう!○○レンジャーの○○ブレードとは、天原カケルが××バックルを△△ターンすることで、××パワーを集中させ敵の▲▲弾を粉砕するのだ!」的な決まり文句を想起させるじゃありませんか。しかもパッケージが健康・衛生系の商品にはきわめてレアな黒基調で、雷光イナビカリがビリビリ縦断しているデザインときた。

どれだけウィルス吸着・分解してくれるか、とっくりお手並み拝見といこうじゃないか(闘争心駆り立てられてどうする)。

今日はいつもの『安宅家の人々』の留守録を『徹子の部屋』にスイッチして出かけたんですが、録ってないと思うと、特別佳境に入ってなくても出先でも気になるもんで、ロビーでの待ち時間、一緒に待ってる人がほか1名しかいなかったのを幸い、ちゃっかりTVのチャンネル替えて、中間CM明けの後半だけ視聴。

先週の5話で、久仁子(遠藤久美子さん)が、「14歳のときの目の手術(安宅家が負担してくれた)費用は幾らかかったのか」と当時の担当医師に訊きに行く場面がありましたが、てっきりお父さん(深水三章さん)の病気だと思ってたら、久仁子自身が目を患っていたらしい。子供の宗一に「大丈夫、手術が終わったら治るから、約束ね」と指切りする回想シーンで初めてわかりました。あらら。これじゃ先へ行って、意味が全然違ってくるじゃんね。如何に台詞、状況を正確に聴き取ってなかったか思い知らされました。なんか、特に台詞と、台詞で説明される状況が、脳に(それこそ)吸着しにくいドラマなんだなこれ。

その宗一(内田滋さん)は久仁子が捨てた(落とした?返した?)稔からの婚約指輪を奪回(なぜ宗一が手にすることになったのかは、前半見てないので不明)、拾おうとしてデコトラとニアミス、庇った久仁子が宗一の目の前で重傷。

「(目の手術のときの、必ず治るよという)約束まだデス!クニちゃん、大丈夫言いまセン!」「ボクのからだ切って、クニちゃんにあげてクダサイ!」と手術室の前で取り乱す宗一の演技、内田さん、顔面筋の一本一本が浮き上がるくらいの熱演。幼時から頼りにし姉のように慕う久仁子が自分のために負傷したのを目の当たりに見た宗一の気持ちより、それを表現するためにここまでチカラ入れてる内田さんがいじらしくて、出先でしたが微量(微量かい!)ほろっとなりました。

駆けつけてきた安宅夫妻と久仁子父、またもふかぶかと頭を下げ合っては詫びたり謙遜したり。久仁子妹・仁美(宮下ともみさん)「私、絶対許さない!」。これ、コレですよ“私絶対許さない”を誰かが言わないと昼ドラじゃないし。

『徹子』は、過去ガレッジセール次長課長品川庄司らを“仕留めて”きた黒柳徹子さんの“お笑い殺し”が、チュートリアル相手にどう炸裂するかが楽しみで録画したのですが、冒頭から「こちらがツッコミっていうのを担当してらっしゃる福田さんです」「ツッコミ“っていうの”担当の福田です」「そしてあちらがボケっていうのと、あと、ネタっていうのも書いてらっしゃる徳井さんです」「ネタ“っていうの”も書いてる徳井です」と無抵抗で爆死する2人。

得意分野としてピンクジョークとかコスプレの話題も一応振ってもらってたけど、黒柳さんの強烈写真4連発(ヤマンバ、セーラームーン、女優メエ・ウェスト、因幡の白ウサギ)出されたんじゃ不発にもなるわなあ。普通なら、せっかく“大好きジャンル”として切り出したんだから、ゲストのコスプレ写真を出すでしょうが。ここらへん、スタッフや構成作家さんの確信犯すら感じます。もはやこの番組、ゲストトークより、黒柳さんの誰が相手でも無敵のあしらいっぷりが一番の見どころと化している。

とどめはエンディングに「とっても感じのいいお2人でした」で〆られちゃってましたね。お笑いが“感じのいい”って言われたら、ある意味立ち直れない。次のターゲット候補はいまならM1優勝のサンドウィッチマンかな。


ねずみ年にうさぎ

2008-01-10 23:34:52 | アニメ・コミック・ゲーム

今日は大失敗。今季夜のドラマで唯一楽しみにしていた『交渉人』(テレビ朝日系)第1話を録画し損なってしまいました。昨年の同期嵌まりに嵌まった『わるいやつら』と同じ曜日の同じ枠なのに、なぜか金曜日だと思い込んでいたのです。

刑事ものだけど1話完結じゃないみたいで、しかも寺田敏雄さんの脚本。事前情報だとなんとなく『沙粧妙子』っぽい匂いもする(昨年『ケータイ大喜利』ゲストで見かけた城田優さんが“梶浦”ポジション?)ので期待していたのですが。新ドラマ、縁がないときはこんなもんかな。2話の放送までに、第1話の再放送してくれないかしら。

『安宅家の人々』は第3話・4話をまとめて録画視聴。宗一(内田滋さん)の実母・綾子役の一柳みるさんがいいですね。

知的障害を持って生まれた息子の将来を気遣うあまり、別の恋人としっかり結婚話が進行中の久仁子に「宗一の嫁に」と願い出る身勝手さ、虫のよさ。心臓を患って余命半年の告知を受け、なんとか自分の目の黒いうちに、ひとりでは生きていけない息子と連れ添ってくれる相手を見つけてやりたいというのは母心としてわかりますが、その背景にはどこか、久仁子を家族ごと“使用人”視という、罪の無さにくるまれた金持ちの傲慢さ図々しさ、ツラの皮千枚張りっぷりが含まれている。

自分の余命僅かという焦りからくる視野狭窄ももちろんあるし、ひょっとしたら宗一が幼子の頃、息子の障害を苦に入水自殺をはかったとき久仁子父・宇田川(深水三章さん)に救出されたことを「あのとき見過ごして死なせてくれればいまこうして息子の将来を悩むこともなかった」と(「宇田川さんには本当に感謝しているの」というタテマエ言葉とうらはらに)微量逆恨みしているのかもしれない。そんな想像をたくましくしたくなるほど、一柳さんの演技の匙加減は抜群です。

「結婚は本人同士だけよければいいというものではない」と、障害者の兄を抱える安宅家に娘を嫁がせることを躊躇する雅子父・玉木役河原崎建三さんもいい感じ。宗一&譲二父役の(実写劇場版『ルパンⅢ世』でおなじみ)(なのか?)目黒祐樹さんも入れて、このドラマ、いまのところ親世代の“(同情の余地なくもないが、それにしても法外な)善意の身勝手さ”が輝いています。