弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【弁理士の日企画】知財業界の職業病

2017年07月01日 10時33分52秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
今日はなんともムッシムシな空気の湘南地方です。

さてさて、今日7月1日は知る人ぞ知る「弁理士の日」。
1899年に「弁理士法」の前身にあたる「特許代理業者登録規則」が施行されたことに由来するそうで。
先人たちのおかげでお仕事できています。ありがとうございます。


さてさて、そんな先人たちから脈々と受け継がれる、知財業界特有の“性癖”。
業界あるある、といってもよい。

この業界に入る前は金融業界だったので、それはそれでクセの強い業界で
(頭の中.125刻みだったり)。まーどの業界にもあるよなー、と思ったり。

色々考えてみたけど、いくつかあるかなぁ。

1.シソーラス(=同義語とか類義語とか上位概念/下位概念とか)を意識しがち

 これはいわずもがな。
 言葉で生きていくお仕事なので、その辺は皆さん非知財業界の方とはまるで違う。

 自分は生粋の知財人ではないことを自覚しているので、
 ときどき同業者の中でも“濃い”知財人と話すとわきの甘さを責められまくる
 …一言でいえば、「理屈っぽい」(笑) いーじゃん、日常会話は。


2.【】使いがち

 このブログのタイトル冒頭もだけど、このカッコのことを“スミカッコ”ということを知ったのは業界に入ってから。
 冒頭に【】がある安心感(笑)

3.権利取れてるか検索しがち

 例えば電車の中吊りなどで見る新商品の広告。
 ネーミングを見たとたんスマホでJPlatPatを開いて称呼検索。

 あるいは「特許取得済」なんて表示があったら、
 とりあえず公報見てどの部分が特許になっているのかを調べてしまう
 …ついでに代理人も調べがち(笑)。

4.“変わり者”であることに内心喜びがち

 ま、いわゆる士業の中でも希少種な弁理士。
 それだけでもマイナー感半端ないのに、
 その弁理士の中でも独自路線を行こうとする人が多い、ように思う。
 いわゆる「裏道」を選びがち、というのは結構あるんじゃないかと思う。
 
 それをこっそり喜んでいる、という人が多いなー、と感じている。
 野心家なのか慎ましやかなのか…変わり者なんだよな。


まー他人事のように書いてみたけど、
自分も周りから見たら立派に知財業界病患者なんだろうなー。

※※「弁理士の日」企画の、他の方の投稿はコチラ※※
コメント (1)
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