弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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アゲていきたい。

2016年02月12日 08時19分49秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
今日も朝から事務所こもってます。

…どうにも気持ちが上がってこないなー、というここ数日。
原因は分かっている。やることができてない。
自業自得。。。

コツコツと進めるのみ!
しんどいところですが、頑張ります。

さて、東京商工会議所から こんなリリース
「「中小企業の戦略的知的財産活用に関する調査報告書」およびガイドブック「企業の強みを活かす~知的財産の力で会社の成長を」の発行について」

これまでも知財経営のススメ、的なものは色々な団体から出ているけれど、
概ね最大公約数的なことがまとめられている印象。
経営者の方々は、「ガイドブック」の方は一読してみても良いかも。


ガイドブックの冒頭で触れられている。
“経営に知的財産を活用することの5つの効用”として以下が挙げられている。

① 新しい取引先やビジネスを拓く
② 適正価格での取引を実現する
③ 同業者の模倣品を阻止し、競合者の参入を防ぐ
④ 自社の特徴を明らかにし、他社との差別化やPR に役立つ
⑤ 社内での工夫の活性化と人材育成・確保に役立つ

そうなのよね。古典的な弁理士って、つい③を強調してしまいがち
(ま、自分が資格試験のお勉強をしているときにそれを叩きこまれたからなんだろうけど)。
本源的には知財の意味って、「強みの認識」→「可視化/経営資源としての客観化」なんだよな。
平たく言えば、自社の“気付き”のための仕組み。
それを一足飛びに他社との関係性、競争優位性、エンフォースメントの話にいってしまうから
話がややこしくなる。

抽象的なたとえだけど、
水が湧いていることを認識する→しっかり溜める
ということだと思う。

コメント
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