今年初の本格的な風邪をひく。
流行のインフルエンザでなかったことが救いだ。
しかし会社を一昨日休むこととなった。
昨日、休み明けにも関わらず、
会社の仕事が思いのほか早く片付いたので、
会社帰りに浦和のユナイテッドシネマにいく。
本調子でない体に喝を入れるため、久々のアクション、
「RED/レッド」を観ることにした。
アクションといっても本作はCIAを引退したオヤジたちが、
活躍するというもの(一人おばさんだけど)。
主要キャストが豪華だ。
ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンと、
皆ビッグネームだが、ブルース・ウィリスを除いては、
あまりアクションで魅せる役者とは遠いキャスト陣である。
原作がDCコミックであることに、「普通の話じゃないんだろうな」と多少の期待を持ちながら
さ~どんなものか。。。。
観終わって、
「いやぁ面白かったぁ~」
と素直につぶやいた。
タイトルのREDは「RETIRED EXTREMELY DANGEROUS」(引退した超危険人物)の略らしい。
ある組織がワケあって危険人物である彼らを暗殺することに端を発するのだが、
一見無防備で見かけも強そうにないオヤジたちが想像を超えるほど凄腕で強いのだ。
時にガチンコに、時に緻密に、長年培われた戦術や人脈を持って戦う彼らが実にカッコよい。
あとキャスティングもよし。
REDのメンバーは皆個性的で濃い。
正統派で、アクションあり、ロマンスあり、未だ元気なブルース・ウィリス。
変人で、ずっと狂いっぱなしのジョン・マルコヴィッチ。
白いエレガントなドレスを着ながら、マシンガンをぶっ放すヘレン・ミレン。
エロじじいなモーガン・フリーマン。
中でもヘレン・ミレンとモーガン・フリーマンはさすがだな~と思った。
「クィーン」でのエリザベス女王のイメージが強いヘレン・ミレン。
ド派手なアクションに活きるかと思いきや、ピタリと合わせてきている。
齢を感じながらも未だ衰えぬ闘争心を持つ役だが、
目の奥に凄みがあって、すさまじい説得力。
一方、老人ホームで「昔はよくやったのに、今は老人ホームだ」とつぶやくモーガン・フリーマン。
何の前提もないシーンだったのだが、その姿に「ホントに昔はすごかったんだろうな。。。」と
勝手な想像がよぎり、ちょっと切なくなる。
ウマイ役者さんは何をやらせてもウマイんだなと思う。
2人のように名優と呼ばれ、キャリアも長ければそれはなおさらか。
また、私が本作で注目したのはこの主要4人だけではない。
ブルース・ウィリスが恋する女性を演じたメアリー・ルイーズ・パーカー。
初めて見た人だが顔立ち、声がめちゃくちゃタイプだ。。。
(ポスターでREDのメンバーみたいな扱いになってるのが意味わからないけど)
この人のラブコメ、ラブロマンスが観たい。
そして、REDたちを追い込む若きCIA役のカール・アーバン。
名作「ロードオブザリング」のイメージが勝手に強い彼だが、
本作ではキャラが目立たない役ながら好演をしている。
REDたちと対等にやりあうほどの器量をもつCIAのエースにぴったり。
使命感が強く冷徹な部分もあるが、家族を想う父親の優しさを見せたり、
REDたちの真相を掴むにつれ、同調し人間性を表していく過程が見ていて気持ちがよい。
スーツも似合ってかっこよい。
時にB級テイストも見せ、笑いも満載な本作。
アクションも十分楽しめた。
ヘレン・ミレンが元気なうちに早く続編を作ってほしい。
【75点】
流行のインフルエンザでなかったことが救いだ。
しかし会社を一昨日休むこととなった。
昨日、休み明けにも関わらず、
会社の仕事が思いのほか早く片付いたので、
会社帰りに浦和のユナイテッドシネマにいく。
本調子でない体に喝を入れるため、久々のアクション、
「RED/レッド」を観ることにした。
アクションといっても本作はCIAを引退したオヤジたちが、
活躍するというもの(一人おばさんだけど)。
主要キャストが豪華だ。
ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンと、
皆ビッグネームだが、ブルース・ウィリスを除いては、
あまりアクションで魅せる役者とは遠いキャスト陣である。
原作がDCコミックであることに、「普通の話じゃないんだろうな」と多少の期待を持ちながら
さ~どんなものか。。。。
観終わって、
「いやぁ面白かったぁ~」
と素直につぶやいた。
タイトルのREDは「RETIRED EXTREMELY DANGEROUS」(引退した超危険人物)の略らしい。
ある組織がワケあって危険人物である彼らを暗殺することに端を発するのだが、
一見無防備で見かけも強そうにないオヤジたちが想像を超えるほど凄腕で強いのだ。
時にガチンコに、時に緻密に、長年培われた戦術や人脈を持って戦う彼らが実にカッコよい。
あとキャスティングもよし。
REDのメンバーは皆個性的で濃い。
正統派で、アクションあり、ロマンスあり、未だ元気なブルース・ウィリス。
変人で、ずっと狂いっぱなしのジョン・マルコヴィッチ。
白いエレガントなドレスを着ながら、マシンガンをぶっ放すヘレン・ミレン。
エロじじいなモーガン・フリーマン。
中でもヘレン・ミレンとモーガン・フリーマンはさすがだな~と思った。
「クィーン」でのエリザベス女王のイメージが強いヘレン・ミレン。
ド派手なアクションに活きるかと思いきや、ピタリと合わせてきている。
齢を感じながらも未だ衰えぬ闘争心を持つ役だが、
目の奥に凄みがあって、すさまじい説得力。
一方、老人ホームで「昔はよくやったのに、今は老人ホームだ」とつぶやくモーガン・フリーマン。
何の前提もないシーンだったのだが、その姿に「ホントに昔はすごかったんだろうな。。。」と
勝手な想像がよぎり、ちょっと切なくなる。
ウマイ役者さんは何をやらせてもウマイんだなと思う。
2人のように名優と呼ばれ、キャリアも長ければそれはなおさらか。
また、私が本作で注目したのはこの主要4人だけではない。
ブルース・ウィリスが恋する女性を演じたメアリー・ルイーズ・パーカー。
初めて見た人だが顔立ち、声がめちゃくちゃタイプだ。。。
(ポスターでREDのメンバーみたいな扱いになってるのが意味わからないけど)
この人のラブコメ、ラブロマンスが観たい。
そして、REDたちを追い込む若きCIA役のカール・アーバン。
名作「ロードオブザリング」のイメージが勝手に強い彼だが、
本作ではキャラが目立たない役ながら好演をしている。
REDたちと対等にやりあうほどの器量をもつCIAのエースにぴったり。
使命感が強く冷徹な部分もあるが、家族を想う父親の優しさを見せたり、
REDたちの真相を掴むにつれ、同調し人間性を表していく過程が見ていて気持ちがよい。
スーツも似合ってかっこよい。
時にB級テイストも見せ、笑いも満載な本作。
アクションも十分楽しめた。
ヘレン・ミレンが元気なうちに早く続編を作ってほしい。
【75点】
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