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から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

エアーウィーブを購入した件。

2015-09-29 23:08:26 | 日記




最近、腰痛持ちになることが多くなってきたので、話題のエアーウィーブのマットレスを購入した。
購入して試してみて一ヶ月ほど経過した。

厚さによって価格が異なるが、どのタイプも想像以上に高くて驚いた。厚さ、5センチのスタンダードタイプで7万円弱、3センチのライトタイプでも4万円弱もする。どちらかではなく、買うか買うまいかで迷ったあげく、後者のライトタイプを購入した。畳めないらしく、ロール上になって届く。「空気で編まれている」という触れ込みだったが、結構ずっしりとして重い。メッシュ生地のカバーの中身を覗くと、硬い半透明の繊維が密に編みこまれているのがわかる。触ってみると強い弾力性があり 「これが高反発というものか・・・」と実感する。

実際に寝てみると、下から突き上げられているような感じがして、大げさにいうと体が宙に浮いているような感覚。確かに気持ちよい。。。ただ、この感覚も今思えば最初の1週間程度で、その後は体が慣れてしまっているせいか、もしくは、体の重力に押しつぶされてしまったせいか、普通のマットレスと変わらない感じになる。体感的に新鮮味はなくなったものの、寝起き後の睡眠不足感は不思議なほど解消されている。知らないうちに熟睡できているように思う。

気になるのは、高反発力がいつまで持続するかということ。薄いタイプのものでも最初は十分に効果は感じられたが、人間の体の重みにマットレスもへこたれるのは確実だと思われ 、現に、重力がかかりやすい腰周り部分は結構凹んでしまっている。メーカーに問い合わせてみたが、「製品に問題なし」とのこと。4万円弱というのは高い買い物だとも思えた。満足度はまあまあ。

福山雅治が結婚した件。

2015-09-28 22:22:30 | 日記
帰宅後、NHKの9時から放送しているニュースを見て驚愕した。

あの福山雅治が結婚した。いや、結婚してしまったのだ。。。

相手は吹石一恵とのこと。
さすがは福山雅治だ。お似合いすぎて文句がいえない。
祝福すべき、おめでたいニュースであることには違いない。

しかし、これで独身貴族の象徴であり、最後の砦が崩れてしまった。
この事実は女性ファンだけでなく、独身男性にも大きな衝撃を与えるものである。

「あの、福山雅治だって結婚してないんだから」という、
意味もなく、簡単に使っていた独身の言い訳が通じなくなるわけで、
今度は逆に、

「あの、福山雅治だって結婚したんだから」と、
結婚を促進させる気運に繋がる。。。。

少子高齢社会にある日本にとっては歓迎すべきニュースであるのだが、独身を謳歌している男子たちにとっては、いささか耳が痛かったりして。

また、ネットで関連ニュースを調べていたら、お笑い芸人の千原ジュニアも一般女性と今日付けで結婚したということを知った。
すっかり福山雅治のニュースに霞んでしまった格好だが、これまた結構なショックだった。全然結婚するそぶりはなかったのにな。。。

とりあえず、自身の結婚観を見つめざるを得ない、大きなニュースだった。

あと、結婚ニュースには全く関係ないが、シリアの難民問題。
日本も難民受け入れを表明してほしい。

NETFLIXにさっそく加入してみた件。ベター・コール・ソール!!!

2015-09-03 22:49:52 | 日記
昨日、9月2日。
世界最大の動画配信サービス「NETFLIX」が、満を持して日本でのサービスを開始した。会社から帰宅後、さっそく加入してみた。クレジットカード登録は必要なものの、無料視聴期間はナント30日という太っ腹。

加入プランは、スタンダードなプランで950円(税抜)。同時2端末までの視聴プランだ。

この日のために、先月いっぱいでhuluを解約した。神ドラ「ブレイキング・バッド」(BB)が終了して以来、コンテンツ力がすっかり低下してしまったhuluには未練なし。BBに出会わせてくれたことには大感謝だが。

で、まだきちんとコンテンツを観ていないのだが、NETFLIXとhuluでそれぞれの優位点をまとめてみる。

【NETFLIXの優位点】
①コンテンツ力
NETFLIXのオリジナルドラマも含めて、huluよりも断然、海外ドラマの層が厚い。ナント「ベター・コール・ソール」を発見!!!!思わず、喜びのあまり身をのけぞらせ、ガッツポーズ。まさか、このタイミングで観られるとは!NETFLIX、他のドラマよりも大々的に宣伝したほうがいいと思う(翌日、同僚のBBファンに広める)。そのほかにも、テレビドラマの賞レースを席巻した「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」や、予告編を観て気になっていた「マルコポーロ」など、日本未上陸のドラマが多い。映画自体はhuluとあまり変わらないラインナップ。コンテンツの数自体はhuluのほうが上か。

②多言語対応
これはすごい。huluでは、新作コンテンツのほとんどが、字幕のみだったりしたが、NETFLIXは自分が観た限り、全コンテンツが字幕、吹き替えで選べるようになっている。自分以外の家族は吹き替え派なので、これはかなり助かった。使うかどうかは別にして、西語、仏語なども選べる。

【hulu】
①視聴端末
現時点では、huluのほうが観られる端末が多い。自分の家では、リビングのテレビにはネットが繋がらないので、ネット接続できる録画機(ディーガ)でhuluを観ていたのだが、それがまるっきり観られなくなった。おかげで、家族はノートPCで観るしかなく、大きな画面で観られない。調べてみたら、録画機系の端末は、ほぼ新型タイプでしかNETFLIXを観ることができないみたい。何とかしてほしい。

②画質
huluのほうが綺麗に見えた。気にならない程度といえるかもしれないが、NETFLIXのほうが画質が荒くみえて、「これってHDだよな・・・」と何度も設定画面を探したりした。

今のところ、以上な感じ。
ネットニュースなどで「期待はずれ」などの評判が飛び交っているが、海外ドラマファンとしては、話題の未上陸作品を観られるというのは、期待以上の魅力。とりわけ「ベター・コール・ソール」については全く知らなかったので、一気にNETFLIXが好きになった。

無料視聴期間で気になるこれらのタイトルを見終わってしまったら、どうしようかと思う。「ハウス・オブ・カード」のシーズン3を待ち望む。

とりあえず、今日から待望の「ベター・コール・ソール」に浸ろうと思う。

テニス全仏オープン2015、決勝戦にシビれた件。

2015-06-09 01:16:17 | 日記


日本人テニスプレーヤー、錦織選手の活躍が目覚しいテニス界。
錦織選手への注目ついでに、最近、彼以外の試合を含めてテニス観戦の熱が再燃してきた。

そんで、最近、錦織選手以上にお気に入りのテニス選手ができた。
スイスのスタン・ワウリンカだ。人によってはパブリンカと発音されている。

彼の魅力は超攻撃型のプレースタイルと、泣く子も黙る「バックハンド」だ。
そして「熊」に似たブサ顔がどこか愛嬌があって好きだ。
彼のバックハンドは片手バックハンド。通常両手打ちじゃないと弾に力が伝わらないのだが、彼のバックハンドは片手でも凄い威力。放たれた瞬間、レザービームのような スピードで相手陣営を鋭くエグる。これがめちゃくちゃカッコいい。クロス、ストレートと自在に打ち分けることができ、その精度も高い。

今年の全仏オープン。準々決勝で錦織選手が「ラガーマン」の地元のツォンガに負けた。サーブとフォアハンドの力だけで押しまくるツォンガに勝手に腹が立ち、次の準決勝、ワウリンカ戦でコテンパにやられてほしい、という想いから、それを見届けるため急遽WOWOWに加入した。その結果はツォンガのサーブに少々苦しめられたものの、ワウリンカが勝利。そして、その後の決勝であるジョコビッチ戦が昨日開催され、最初から最後まで見届けた。素晴らしい試合で感動した。

ジョコビッチは現在不動のNo1プレーヤー。4大大会のうち、この全仏だ けタイトルを獲っておらず、彼にとっては是が非でも勝ちたい一戦だった。準々決勝では前回王者でクレイコートの神、ナダルに完勝。準決勝では同級生ライバルのマリーとの死闘を制した。4大大会完全制覇、その偉業達成のお膳立てはすべて整った。大会のムード、大方の予想は完全にジョコビッチになびいていたはず。自分もワウリンカファンとはいえ、ジョコビッチが勝利すると予想していた。。。。

結果はワウリンカの完全勝利。
しかも、4─6、6─4、6─3、6─4の逆転。
その結果だけ見れば、ワウリンカの3-1の圧勝だが、その中身はシビれるほどの接戦だった。

序盤からジョコビッチの精度の高いテニスが光る。基本ミスをしない。ワウリンカの強打に対して、守って守 って守りきる。序盤から攻撃的に飛ばすワウリンカはジョコビッチの堅守に対してミスを連発。マリー戦の疲れは全く感じさせない、いつものジョコビッチだ。1セット目だけをみれば、ジョコビッチの勝利は目に見えていた。

しかし、2セット目から様子が変わってくる。
まず、ワウリンカのファーストサーブが決まり出す。そして、ラリーが長くなる。つまり、ワウリンカのボールコントロールの精度がジョコビッチに並ぶ。ワウリンカの集中力が増しているのは明らかだ。そうなると、互角にはならない。ストローク戦において武器を持つワウリンカが押し始める。鋭利なフォアハンドとバックハンドのウィナーが、ジョコビッチ相手でもズバズバと決まり出す。ジョコビッチは食らいつく。食らい ついて、わずかなほころびをポイントに変える。しかし、ワウリンカの好勢は変わらない。2セット、3セットをワウリンカがモノにする。途中、絶対王者のジョコビッチはストレスで自らのラケットを叩き割る。

確実に勝利を置きにいったジョコビッチは、言わばノーリスクノーリターン。一方のワウリンカは最初から最後まで攻撃の手を緩めないハイリスクハイリターン。観ていて面白いのは後者のワウリンカだ。



3セット目の中盤から、ようやくジョコビッチも攻撃的なスタイルをとるが、とき既に遅しだ。ワウリンカの勢いは止められない。気づけばワウリンカのウィナーの数が、ジョコビッチのそれを倍以上も上回っている。会場もワウリンカのスーパープレーに大いに沸く。ジョコビッチ の歴史的快挙達成のムードはどこへ。

そして運命の第4セット。
ワウリンカのマッチポイントの決まり手は、伝家の宝刀「バックハンドのダンザライン」!!。鮮やかにウィナーで決まった。
あーー何てスカっとするプレイを魅せてくれるんだ、ワウリンカ!!

試合後、ジョコビッチはワウリンカを笑顔で祝福した。準優勝の登壇時、鳴り止まぬジョコビッチへの喝采に、ジョコビッチは涙を堪えきれない。こっちももらい泣きである。「人生にはテニスよりも大切なものがある」「人間としてもスタン(ワウリンカ)を尊敬している」とジョコビッチ。さすが人格者としても世界王者だ。それに対して「いつかノバク(ジョコビッチ)が生涯グランドスラムを達成することを信じている」とワウリンカ。
スポーツマンシップ、ここにありだ。これがテニスの魅力でもある。

素晴らしい試合を魅せた2人に拍手だ。



渡辺謙の生き様にシビれ、感動した件。

2015-05-26 11:00:00 | 日記


来月発表されるトニー賞について、今月嬉しいニュースが飛び込んできた。
ブロードウェイミュージカル「王様と私」で主演を演じた渡辺謙が主演男優賞候補に名を連ねたのだ。その受賞の行方を期待するのは野暮なことだ。ミュージカルの本場であるアメリカで評価され、名誉ある賞の候補に挙がった、それだけで大変な快挙である。

このニュースに心躍らされていたなか、今日、NHKの番組「プロフェッショナル」で、渡辺謙の今回のミュージカルに挑戦する舞台裏に密着したドキュメンタリーが放送されていたので、録画し、さっそく観た。

渡辺謙の壮絶な生き様にシビれた。そして、感動しました。

55歳という年齢で、初めて挑むミュージカル劇。しかも、舞台は異言語圏、かつ、誤魔化しの効かないブロードウェイ。挑むのは、50年以上前に映画界の伝説的名優ユル・ブリンナーが演じ、カッコたる地位を築いた「王様と私」だ。
想像を絶するプレッシャーと試練が、渡辺謙を待ち受ける。俳優として、日本の映画界の頂点を極めた男が、簡単に叩きのめされる。それでも彼は食らいつく。あきらめない。猛稽古をひたすら反復する。
「試す。捨てる。試す。捨てる。」
そして、血反吐を吐いて足掻いた先にようやく光が見えてくる。

「断崖絶壁をよじ登るように生きなければ」
「役者という職業は恥を掻く商売」
「捨てることの勇気を持つこと」
「キャリアは何の役にも立たない」
「朝、自分の声を聞いて、今日も演じられると実感する」

彼の口から発せられる言葉の一言一言が、圧倒的な迫力と説得力をもって響く。彼の生活、生きることすべてが真っ直ぐ、役者という仕事に向かっている。

番組は現在の渡辺謙という俳優が形成された道のりを、本人のインタビューを交えて遡る。
20代で大河ドラマの主役に抜擢され、その後も映画、テレビで活躍し、輝かしいキャリアを築いてきたこと。2度の白血病で役者という仕事に対する意識が変わったこと。初の海外進出だけでなく、演技の価値観を覆された「ラストサムライ」。俳優である前に日本人として、与えられた役柄を演じるだけでなく、映画の製作(脚本)の訂正を行った「硫黄島からの手紙」、などなど。

仕事に対して、どこまでも謙虚であり、どこまでも情熱を持ち続ける彼の生き様に強い感銘を受けた。過去にテレビのバラエティに出ていた時は茶目っ気たっぷりで、気さくでサービス精神が旺盛だった。いやーどこまで素敵でカッコいい人なんだ。

番組恒例の「プロフェッショナルとは?」という最後の問いに対して、「与えれた状況のなかでベストをつくすこと」と答えた。何度も聞いたことのある言葉であるが、彼の生き様はまさにその言葉に集約されていた。

自分の生き方も自然と振り返ってしまう。
日頃、ついつい妥協点を探してしまう自分が恥ずかしくなる。
もう少し頑張らば、違う結果が現われるかもしれない。

ピルスナー・ウルケルを飲んだ件。

2015-05-10 09:00:00 | 日記


GW中、ジム通いで泳ぎまくった。で、お土産でもらったチェコビール「ピルスナー・ウルケル」を満を持して飲むことにした。

通販で日本の酒屋でも350ml瓶は購入できるみたいなのだが、この500mlは日本では売ってないようだ。
開封することに抵抗があったが、いざ飲む事に。

炭酸少なめでフルーティ、かつ軽快なのど越し。
あぁ、やっぱ旨い。

学生のときに、チェコに旅行で1週間ほど滞在していた。1人あたりのビールの消費量が世界一のお国だけあって、どこでもビールを飲みまくっている。チェコがEUに加盟する前だったので、物価も安く、ビールもジュース並に安かった。自分も食事の際にはもれなく飲んでいた。苦味の強い日本のビールとは違って、どのビールも非常に飲みやすく、その中でも一番飲んだのがこのビールだ。

あの頃の思い出が蘇るわ。あーもっと飲みたい。

アニメ「寄生獣」がとても面白かった件。

2015-04-06 21:16:37 | 日記


もう一週間以上が経つが、日テレの深夜アニメ「寄生獣」が終了したので、感想を残しておく。
実写映画「寄生獣」の公開に合わせてか、昨年の10月から放送が開始された。計24話で、自分はCMが省略されて観られるhuluで鑑賞。連続アニメ番組をここまで追っかけたのは、テレ東の「夏目友人帳」以来であり、とても久しぶりだ。

アニメ版のサブタイトルは「セイの確率」。その意味は原作が持つ「生」「性」「正」などの様々なメッセージが込められているとのこと。確かにどの「セイ」にもあてはまる物語だ。

不朽のエポックメイキングである原作漫画のアニメ化だ。
で、このアニメが示した方向性は原作の「完全コ ピー」であり、これが大きな成功要因になったと思う。

実写映画を観るにあたり、原作を一通り読み終えたばかりだったので、その「完コピ」の精緻さに目を見張った。物語の中盤に出てくる、田村玲子が4人の寄生獣に囲まれ、自らの顔面で棒高跳びのように壁を超えるシーンや、最終話での屋上でのクダリで、巻き添えを食う上司とOLがいちゃいちゃしているシーンなど、アクション描写から、隅っこのキャラ設定まで、何から何まで原作のままである。セリフ(脚本)についても、ほとんど原作での吹き出しセリフのままだ。
自分が知る限り、唯一、原作と違うのは、主人公のシンイチが元々は眼鏡っ子であるという点と、ミギーと心臓で繋がったのちに、映画「スパイダーマン」と同じように、視力 が上がってメガネが不要になるというパートぐらいだろうか。もちろん、原作は今から20年以上前の設定なので、時代風景や、小道具、衣装含めたキャラクターの造形も変わっているのだが、それ以外はほとんど変わっていない。

にも関わらず、違和感なく観られたのは、原作が持つ普遍性と、そのシナリオが高い完成度を誇った点にあるだろう。そして、映像作品として夢中になれたのは、その原作を「完コピ」した製作陣の大英断にあったのだと思う。

間もなく後編が劇場公開される実写映画は、原作にアレンジを加え、シンイチとミギーのバディムービーに仕上げている。これは観る人の好き嫌いの問題だと思うが、自分は原作通りのアニメ版の描き方が断然好きである。シンイチとミギーの関 係性は「お友達」ではなく「補完関係」として描いたほうがドラマに厚みが出る。おかげでアニメの最終話は原作と同じ感動を味わうことができた。

そしてアニメ版のもう1つの成功要因は、ミギーのキャスティングに平野綾を据えたことだろう。彼女の高い声質と、抑えたトーンで徹した高い演技力が、ミギーが持つ愛嬌と冷徹さを巧く具現化させた。それと比べると映画版の阿部サダヲは客寄せのキャスティングに思えてしまう。

最終話を見届け、結末の切り方も原作のままだった。とても満足。
原作を知らないで、アニメを観た若い世代が違和感なく観られたのか気になる。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のフィギュアを購入した件。

2015-04-06 21:11:46 | 日記


昨年のマイベスト映画「ガ ーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のフィギュアを入手した。予約した昨夏から半年以上かかった。購入したのは主人公の「スターロード」だ。

いつものホットトイズ製のムービーシリーズだが、これまでの購入フィギュアの中で一番満足度が高かった。
ユニークなスターロードの衣装、小道具の細かい再現性は勿論のこと(ウォークマンが嬉しい!)、演じたクリス・プラットの顔にそっくりだったのがポイント高い。この再現性は本当に凄い。一体2万円ほどで安い買い物ではないが、アート作品だと考えれば安いものであり、愛すべき映画の一部を手にした喜びには替えられない。

また、Amazonのギフトカードが手元にあったので、それを利用してブルーレイを購入した。まだ映像 特典しか観ていないが、本編のカラフルな世界観とBDの映像品質との相性の良さに感動した。映像特典で面白かったのは、本編のNG集だ。特に楽しかったのは、宿敵「ロナン」とスターロードが一騎打ちするクライマックスでのシーン。本編では、スターロードが突然踊り出し、ロナンが「貴様、何をやってるだ!?」と戸惑うのだが、NG集では「その勝負(ダンスバトル)、受けてやるぜ」とロナン演じるリー・ペイスがノリノリで踊る。そして、そのノリが周りにも伝染し、ガモーラ、ドラックス、ひいては宇宙人エキストラ、みんなが踊り出す。観ていてとても楽しい。
本編は吹替版で観てみたいと思うが、タレント声優の出来栄えが少し心配だ。

第87回アカデミー賞 受賞結果の感想。

2015-02-23 18:03:57 | 日記


第87回アカデミー賞が終わってしまった。
予想を外したけど、嬉しいサプライズ。
主要部門の受賞結果は以下のとおり。

作品賞 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
監督賞 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バードマン)
主演男優賞 エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
主演女優賞 ジュリアン・ムーア(アリスのままで)
助演男優賞 J・K・シモンズ(セッション)
助演女優賞 パトリシア・アークェット(6才のボクが、大人になるまで。)
脚本賞 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
脚色賞 イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
撮影賞 バードマン
編集賞 セッション

まずは、「バードマン」の圧勝。イニャリトゥファンとしては拍手喝采の結果だ。但し、主演男優賞はマイケル・キートンではなく、エディ・レッドメイン。順当な結果だったが、マイケル・キートンはこれでもうオスカーに絡むことはないんだろうな。「バードマン」は編集賞の候補から漏れた時点で、オスカー会員から嫌われていると思っていたが、そんなことはなかった。逆に「6才~」は、前哨戦ではあんなに強かったのに、たったの1部門のみの受賞。少なくとも、作品賞か監督賞のどちらかは受賞すると思っていたのに。まさかの冷遇ぶりに驚く。
また「6才~」に変わって、編集賞を勝ち取ったのが「セッション」。「セッション」は助演男優、録音賞を含めて3冠。低予算映画としては大大大健闘といえる。これで「セッション」の公開館数が増えてくれると嬉しいし、同監督の新星デミアン・チャゼルの名が知れ渡ったことで、新たな製作チャンスが彼に与えられることを願う。
北米で爆発的なヒットを遂げ、作品賞候補に滑り込んだ「アメリカン・スナイパー」は音響効果賞の1部門のみに留まる。作品の完成度からすれば順当な結果だろう。
他の受賞結果は予想とおりだが、長編ドキュメンタリー部門で受賞した「Citizenfour」はこれで昨年の映画賞は総ナメにしたのではないか。日本での公開が早く決まってほしい。短編アニメ部門で受賞した「愛犬とごちそう」はディズニーには珍しく、そんなに面白くなかったけどな。

まとめると、「バードマン」と「セッション」の勝利が目立った結果だった。
この2作品、早く劇場で観たい!

「Youは何しに日本へ?」が失速気味な件。

2015-02-21 22:42:51 | 日記
諸外国と比べて、日本を褒め称えるバラエティ番組があまり好きじゃない。ナショナリズムが希薄な日本人に向けて「日本の素晴らしさを誇りに感じよう!」的なノリは悪いことじゃないけど、やや気持ち悪い。その典型は日テレの「世界番付」。パネラーの外国人が日本を誉めそやかし、「やっぱ、日本って最高だぜ!」と声高に宣言する。こっちは未知の「世界」事情を知りたいのだが。

で、自分が好きなバラエティ番組「Youは何しに日本へ?」が最近あまり面白くない。日本礼賛に偏った内容が多くなっているからだ。番組の取材内容は、あくまで空港で出会った外国人次第なので、番組の方向性が変わってないと信じているのだが。。。

最近、番組内で好評とされた「指さし旅の少年2人」や「ヒッチハイク、オメル」の回がどうにもハマらなかった。番組が有名になりすぎたせいもあり、「指さし旅」では密着する2人が「接待」に近い待遇を地元民から受ける。「オメル」に関しては、日本人の厚意をあてにしたヒッチハイクで日本を縦断する。そこからは見えるのは日本の再発見。悪いことじゃなく、国境を越えた人との絆を垣間見ることもできるのだが、自分がこの番組に期待するのは、日本人とは異なる価値観をもつ外国人を通して世界を知ることである。

たまたまだと思うが、そういうYouが最近あまり取り上げられない。メキシコのロボット相撲のYouとの再会で少し安堵したけど。

その原因の仮説をたててみる。円安の影響があるのではないか。円安により多くの外国人に門戸が開かれたが、逆に面白いYouの出現率が下がっているのではないだろうか、と。
番組スタッフの方の苦労は察するものの、面白いYouたちに出会えることを願う。

第72回ゴールデン・グローブ賞が発表された件。

2015-01-14 00:58:59 | 日記
一昨日、第72回ゴールデン・グローブ賞が発表された。
で、昨日、AXNで授賞式を観た。結果と授賞式の様子についてまとめておく。★が受賞。

<ドラマ部門>
◆作品賞
 ★6才のボクが、大人になるまで。(リチャード・リンクレイター監督)
  フォックスキャッチャー(ベネット・ミラー監督)
  イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(モルテン・ティルドゥム監督)
  Selma(エヴァ・デュヴルネ監督)
  博士と彼女のセオリー(ジェームズ・マーシュ監督)

受賞部門の中で一番の華。「6才のボクが~」がやはり強かったという印象。まあ文句なしです。共演者たちが壇上に上がり、成長した「ボク」こと、エラー・コルトレーンに、「パパ」ことイーサン・ホークが長く抱擁するシーンを観て感涙してしまった。カッコいいぜ、イーサン・ホーク!!!

◆主演男優賞
 ★エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
  スティーヴ・カレル(フォックスキャッチャー)
  ベネディクト・カンバーバッチ(イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密)
  ジェイク・ギレンホール(Nightcrawler)
  デヴィッド・オイェロウォ(Selma)

ここも下馬評通りだが、若いエディ・レッドメインが受賞してなかなか痛快。先輩たちに気遣いながらも喜びを噛みしめるエディ・レッドメインが新鮮で良かった。早く彼の熱演(映画)が観たいわ。あと、彼の受賞で時折映るフェリシティ・ジョーンズが可愛い。

◆主演女優賞
 ★ジュリアン・ムーア(アリスのままで)
  ジェニファー・アニストン(Cake)
  フェリシティ・ジョーンズ(博士と彼女のセオリー)
  ロザムンド・パイク(ゴーン・ガール)
  リース・ウィザースプーン(Wild)

年末になってロザムンド・パイクが一気に追い上げ てきたけど、本命は変わらなかったということかー。満を持してのジュリアン・ムーアの受賞だ。同じ候補になっていたリース・ウィザースプーンと何度も抱擁し、談笑するシーンが印象的だった。2人は仲良しだったのかー。
  
<コメディ/ミュージカル部門>
◆作品賞
 ★グランド・ブダペスト・ホテル(ウェス・アンダーソン監督)(驚!!!!)
  バードマン(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)
  イントゥ・ザ・ウッズ(ロブ・マーシャル監督)
  パレードへようこそ(マシュー・ウォーカス監督)
  St. Vincent(セオドア・メルフィ監督)

今年の受賞結果の中で、最大のサプライズ。これまでの前哨戦で「6才のボクが~」の対抗馬として強さを見せつけてきた「バードマン」が「グランド・ブダペスト・ホテル」に負けたー。イニャリトゥファンとしては面白くない結果だけど、これまで散々無視されてきたウェス・アンダーソンに「おめでとう」という気持ちもあり。。。うーむ。

◆主演男優賞
 ★マイケル・キートン(バードマン)
  レイフ・ファインズ(グランド・ブダペスト・ホテル)
  ビル・マーレイ(St. Vincent)
  ホアキン・フェニックス(Inherent Vice)
  クリストフ・ヴァルツ(ビッグ・アイズ)

ここも鉄板でマイケル・キートンが獲得。スピーチはイマイチだった。また、俳優仲間からあまり慕われてないのか、会場の反応もイマイチだった。そもそも、彼をキャスティングしたイニャリトゥの功績が大きいかと。

◆主演女優賞
 ★エイミー・アダムス(ビッグ・アイズ)
  エミリー・ブラント(イントゥ・ザ・ウッズ)
  ヘレン・ミレン(マダム・マロリーと魔法のスパイス)
  ジュリアン・ムーア(マップ・トゥ・ザ・スターズ)
  クヮヴェンジャネ・ウォレス(ANNIE アニー)

オスカー有力候補が「ドラマ部門」に集約されてしまったため余りモノ感が強く、消去法な感じが否めないが、エイミー・アダムス、おめでとう。

<共通部門>
◆監督賞
 ★リチャード・リンクレイター(6才のボクが、大人になるまで。) 
  ウェス・アンダーソン(グランド・ブダペスト・ホテル)
  エヴァ・デュヴルネ(Selma)
  デヴィッド・フィンチャー(ゴーン・ガール)
  アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バードマン)

順当にリンクレイターが受賞。彼のこれまでの功績を考えたら、イニャリトゥはまだ早いのかな。

◆助演男優賞
 ★J・K・シモンズ(セッション)
  ロバート・デュヴァル(ジャッジ 裁かれる判事)
  イーサン・ホーク(6才のボクが、大人になるまで。)
  エドワード・ノートン(バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))
  マーク・ラファロ(フォックスキャッチャー)

エドワード・ノートンと前哨戦が拮抗していたけど、主演女優のジュリアン・ムーアと同様、J・K・シモンズがやっぱり強かった。スピーチもキレてたなー。祝、日本公開。

◆助演女優賞
 ★パトリシア・アークェット(6才のボクが、大人になるまで。)
  ジェシカ・チャステイン(A Most Violent Year)
  キーラ・ナイトレイ(イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密)
  エマ・ストーン(バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))
  メリル・ストリープ(イントゥ・ザ・ウッズ)

パトリシア・アークェットの圧勝。お約束のメリル・ストリープも候補に挙がっていて、そのサービス精神で何度も会場を沸かす。

◆脚本賞
 ★バードマン
  6才のボクが、大人になるまで。
  ゴーン・ガール
  グランド・ブダペスト・ホテル
  イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

おお、ようやくイニャリトゥが一矢を報いる。だが、作品賞を「グランド・ブダペスト・ホテル」に獲られたのは痛いな・・・。アカデミー賞本戦でも苦戦しそうな予感。

映画部門をまとめると、ほぼほぼ予想通りの結果だった。同時通訳のせいもあって、あまり受賞者のコメントがよくわからなかった。
もう1つのTVドラマ部門は結構な波乱が起きた。嬉しいサプライズは、現在夢中になって観ている「ダウントンアビー」の「アンナ」こと、ジョアンヌ・フロガットが受賞したことだ。対象はまだ観ていないシーズン3なのだけど、現在NHKでやっているシーズン2で彼女の名演にウットリしたばかりだったので、めちゃくちゃ嬉しかったなー。あとは、「ゲーム・オブ・スローンズ 」「ハウス・オブ・カード」など、並いる候補を押しのけ、「THE AFFAIR」という不倫をテーマにした新作ドラマが作品賞を受賞した。また、ミニドラマ部門で絶賛されていた「TRUE DETECTIVE」が「FARGO/ファーゴ」に一蹴されてしまった。確実と思っていた主演男優賞もマシュー・マコノヒーではなく、「FARGO/ファーゴ」のビリー・ボブ・ソーントンが受賞。あんだけ凄い演技をしたのになー。現在録画中でまだ観ていない「FARGO/ファーゴ」を観るのが楽しみになってきた。

ドラマ24「玉川区役所OFTHEDEAD」がつまらない件。

2014-10-11 01:16:47 | 日記
秋の新番組が始まる中、最も注目していたドラマが、
TV東京のドラマ24の枠で放送される「玉川区役所OFTHEDEAD」。

今日、2話目が放送されたが、やはり酷くつまならい。
もう観るのをやめようと思う。

タイトルから想起されるとおり、「ゾンビ」が出てくるドラマ。
ゾンビが日常化された社会で、その捕獲と管理を行う役所の人たちの話。
そのプロットは面白い。日本のドラマとしてはかなりの意欲作。と思われた。

予算的に、技術的に、倫理的に「ウォーキング・デッド」みたいな、
シリアスなゾンビドラマを日本で作れないことはわかってるので、
コメディドラマとして楽しませてくれれば良い。

しかし、このドラマは無駄にはしゃぎ回るドタバタ劇。
いろんな意味で寒い。痛くて観ていられない。
製作陣はこのドラマを面白いと思って放送しているのだろうか。

「日本ではゾンビモノは無理」ではなく、脚本・演出の明らかな技量不足。
せっかく面白いプロットのドラマなのだから、面白く作れたはずだ。

演出は河原雅彦という、舞台演出をメインにやっている人らしい。
調べてみると、映像作品の演出経験はあまりないようだ。
確かに、ドラマを観ていると舞台演出をそのまま持ち込んでいる模様。
完全に間違っている。

「リバースエッジ 大川端探偵社」、「アオイホノオ」と、
ドラマ24の過去2作がもれなく面白かったので、この失望感は大きい。

現在、海外ドラマにハマり中。
日本のドラマのレベルの低さが身に沁みる。
見なきゃいいんだけど、日本にも良い役者が多いので勿体ないと思う。

演出は無理だとしても、アメリカの脚本家に一度、
日本のドラマの脚本を描いてもらったらどうか、と思った。





写真集「奇界遺産」を購入した件。

2014-10-08 10:00:00 | 日記


クレカのポイント交換など、商品券が多く手に入った。

さて、何を買うか。。。。

コンビニを介して、商品券をAmazonポイント(ギフト券)に変える方法があったが、
今年の2月末に廃止され、現状は完全にリアルな店舗でしか使えないようになった。

ECサイトで購入したほうが安い商品を、
リアルな店舗(高い価格)で商品券を使うのは勿体ない。

ECサイトで購入しても、リアルな店舗で購入しても
価格が変わらない商品に商品券を活用したいと思った。

そうなると、手近な商品では書籍くらいしかない。

で、前から気になっていた写真集「奇界遺産」を購入した。
価格は税込み4,000円ちょっと。他の写真集もチラ見したが、
「こんなのでも2,000円するの?」とかなり高い。
普段、あまり本屋で価格の見ないのだが、写真集に関わらず
昨今の書籍全般、知らぬうちに随分と価格が上がっているみたい。

そして「奇界遺産」を読み終わった。
写真集なのだが、読み物に近い。

まず、大型本の写真は凄い迫力だ。
狂気に近い人間の情熱によって生み出され創造物の数々と、
奇妙なモノに取りつかれた筆者の情熱に圧倒される。

特筆すべきは、各奇界遺産についての筆者の解説だ。
短文の中に、5W1Hをわかりやすくまとめている。
この書き方を日本の博物館は学んだほうがよい。
また「奇界遺産」に出会っ て筆者が感じた紹介文が面白い。

普通のパンダですらパンダに見えない。
キリキリとしたパンダの眼差しに製作者の狂気がみてとれる。

身体の各部がホテルになっており、肝心な頭部は、
なぜか駐車場というアバンギャルドな作り。
これが国営だというのだから、中国はヤめられない。

ドクロも笑うメキシコならではの生死感は、
むしろロマンチックですらある。


写真から発せられる熱量と、クールな視点のギャップが楽しい。
奇界遺産に出会ったことへの高揚感に踊らされることなく、
一貫してブレることのない分析眼が素晴らしい。
そこに、筆者の独特のユーモアセンスが加わり、その文章にニヤニヤする。

読み終わって、当然ながら実際に行ってみたいと旅心をくすぐる。
個人的には行ってみたいと思ったスポットは東南アジア集中した。

「ワッパーラックローイ(タイ)」(狂気でカオスな地獄寺)
「ハウパーヴィラ(シンガポール)」(狂気でツッコミ満載のテーマパーク)
「スイ・ティエン公園(ベトナム)」(狂気で壮大な遊園地)

「ダサカッコいい」はアジアの特権である。

カバー写真のインパクトが強いので、インテリ アとしても使えそう。
この買い物は想定以上の満足度だった。

で、余った商品券で続編の「奇界遺産2」を購入してしまった。

読み終わったら、また感想を残そうと思う。






第87回アカデミー賞、勝手に予想(個人賞) 【其の1】

2014-10-03 08:00:00 | 日記
作品賞候補に続き、個人賞候補を予想してみる。
個人賞も昨年同様、同じ作品に固まる傾向がありそう。
上から可能性が高い順。★は確定予想。

【監督賞】
 ★アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(バードマン)
 ★リチャード・リンクレイター(6才のボクが、大人になるまで。)
 ★デヴィッド・フィンチャー(ゴーン・ガール)
  ベネット・ミラー(Foxcatcher)
  ジェームズ・マーシュ(The Theory of Everything)

4人目のベネット・ミラーまでは可能性の高いライン。5人目はかなり変動しそう。アンジー(「Unbroken」)の監督ノミネートはさすがにないよな。。。

【主演男優賞】
 ★マイケル・キートン(バードマン)
 ★スティーヴ・カレル(Foxcatcher)
  エディ・レッドメイン(The Theory of Everything)
  ティモシー・スポール(Mr. Turner)
  ベネディクト・カンバーバッチ(The Imitation Game)

無二の役柄に出会えることが本部門での大きなポイント。その意味では、セルフパロディにも映る「バードマン」におけるマイケル・キートンは、現時点で受賞の可能性が最も高い。これまでのコメディイメージを封印したスティーヴ・カレルのノミネートも堅そう。

【主演女優賞】
 ★ジュリアン・ムーア(Still Alice)
 ★ロザムンド・パイク(ゴーン・ガール)
  リース・ウィザースプーン(Wild)
  メリル・ストリープ(Into the Woods)
  フェリシティ・ジョーンズ(The Theory of Everything)

演技派女優の代表格ジュリアン・ムーア。「Still Alice」は彼女のベストパフォーマンスと呼び声高く、ノミネートは確実&受賞最有力。また今年もメリル・ストリープのノミネートの匂い。。。。ホーキンズ博士の妻を演じたフェリシティ・ジョーンズに期待。

【助演男優賞】
 ★J・K・シモンズ(Whiplash)
 ★エドワード・ノートン(バードマン)
 ★イーサン・ホーク(6才のボクが、大人になるまで。)
  ジョシュ・ブローリン(Inherent Vice)
  クリストフ・ヴァルツ(Big Eyes)

一番面白い顔ぶれになりそうな部門。ただ、受賞最有力は「Whiplash」でスパルタ教師を演じたJ・K・シモンズ。トレーラー観たけど、圧倒的な凄み。。。エドワード・ノートンとイーサン・ホークのノミネートは大歓迎。

【助演女優賞】
 ★パトリシア・アークェット(6才のボクが、大人になるまで。)
  エマ・ストーン(バードマン)
  ローラ・ダーン(Wild)
  クリステン・スチュワート(Still Alice)
  キーラ・ナイトレイ(The Imitation Game)

今年1番受賞予想が堅い部門。12年間、主人公の母親を演じたパトリシア・アークェットの1人勝ちの予感。以下の候補者たちは若手を中心としたノミネートになりそう。オスカーに縁遠いと思われたエマ・ストーンとクリステン・スチュワートは作品に恵まれたな。

第87回アカデミー賞、勝手に予想 【其の1】

2014-09-30 21:44:30 | 日記
10月に入った。2014年の終了まで残り3ヶ月。
毎年この3ヶ月は、北米における映画ゴールドラッシュタームとなる。
オスカーを狙う、ハイクオリティ作品が立て続けに公開されるからだ。
現に、昨年の作品賞候補9作品はすべて10月~12月に北米で公開されたものだ。

今年も9月までに公開された映画の中で、可能性を感じさせるタイトルは少なく、
当確タイトルは1作品だけだ(「6才のボクが、大人になるまで。」)。

まだ公開されていないタイトルがほとんど。
予想ができない段階ではあるものの、作品賞候補の予想を勝手にしてみる。
上から可能性が高い順。★は確定予想。

 ★「6才のボクが、大人になるまで。」 (監督リチャード・リンクレーター)日本公開11月14日
 ★「Birdman(原題)」(監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)
 ★「ゴーン・ガール」(監督デヴィッド・フィンチャー)日本公開12月12日
  「Foxcatcher(原題)」(監督ベネット・ミラー)
  「Theory of Everything(原題)」 (監督ジェームズ・マーシュ)
  「The Imitation Game(原題)」(監督モルテン・ティルドゥム)
  「フューリー」(監督デヴィッド・エアー)日本公開11月
  「Inherent Vice(原題)」(監督ポール・トーマス・アンダーソン)
  「インター・ステラー」(監督クリストファー・ノーラン)日本公開11月22日

<頑張ってほしいタイトル>
  「A Most Violent Year」(監督J・C・チャンダー)

波乱に満ちた一昨年。一気に安定志向に戻った昨年。
今年は昨年に引き続き安定志向な候補になると勝手に予想。

その中で一番の強力タイトルは、やはり「6才のボクが、大人になるまで。」だろう。
作品賞、監督賞、助演男優(イーサン・ホーク)、助演女優(パトリシア・アークエット)など、
主要部門で最多ノミネートが予想される。今までにない映画だしなー。来月観られる♪

また、昨年同様、今年も作品賞と演技賞が同じタイトルに固まると思われる。
なので、演技部門で高い評価を得ているタイトルが、そのまま作品賞にも候補に挙がると思う。

主演男優の最有力と思われるマイケル・キートンの「Birdman」、
その対抗馬として 予想される、スティーブ・カレルの「Foxcatcher」、
実在の人物、ホーキンス博士を演じたエディ・レッドメインの「Theory of Everything」、
実在の天才数学者、チューニングを演じたカンバーバッチの「The Imitation Game」など。

女優が活躍するタイトルが少なすぎる感じもあるが、
結構良いセンをいっているのではないかと。。。

「インター・ステラー」は、かなりの野心作ということで、大スベリする可能性も高い。
現在、最も好きなストーリテラーであるJ・C・チャンダーの新作「A Most~」に期待。

アカデミー賞ノミネート発表は2015年01月15日(木)だ。