らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

台湾旅行(8)台中観光 「宝覚寺」

2019-05-09 | 旅行

逢甲夜市を散策後、宿泊したホテルは「永豊桟酒店」で、3泊目にして初めて「酒店」ホテルに泊まりました。
多分、このホテルは中国系の人が経営しているのかも知れませんが、「酒店」ホテルも部屋は広く、ダブルベッドがツインに並んでおり、「飯店」ホテルと何ら変わっているところはなく、ツアーにしては立派な部屋を用意してくれていました。
さて、今日は台湾第3の都市、台中市内観光から「宝覚寺」をご紹介します。

「宝覚寺」
宝覚寺(ほうがくじ)は、台中市北区にある臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は鷲屏山、金色の弥勒大仏像(布袋さん)で有名なお寺で、日本統治時代の昭和3年(1928年)に建立されました。

旧正殿は鼓楼式建築で、日本式寺廟建築の伝統的な要素を残しています。
この建物を保護するため、周囲に大型のコンクリート建造物を建築し旧殿を包み込んでおり、日本の中尊寺金色堂と同様、外側を大きな白い建物で覆っているお寺となっています。

・白いコンクリートの建造物の中に木造の旧正殿があります。


「本尊」
御本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ:釈迦如来のこと)です。


「笑う大仏さま(布袋様)」
本堂の右手奥に、金色の大仏様が鎮座しています。
大仏といっても、日本の大仏様とは違って、大きなお腹に袋を持ってニコニコ笑っている「布袋様」です。

台湾では、「布袋様」は「弥勒仏」の化身だったというのが通説で、この大仏様も台湾では「弥勒仏像」と呼ばれているそうです。
足元には「皆大歓喜」の文字が彫られており、皆が喜んでいられるように、という願いがあるようです。



「英魂観音亭」と「霊安故郷」の建立由来記



「英魂観音亭」
英魂観音亭」という観音堂です
日本国、陸海軍、軍人、軍属として戦場に散った台湾戦没者三万三千余柱の英霊の鎮魂慰霊碑です。


「霊安故郷」
強制的に南方の戦地に出征させられた台湾人が日本人として使命感を持って、自ら出征した人の慰霊塔です。
題字の「霊安故郷」は李登輝元総統の揮毫です。


「日本人墓地」
これは日本統治時代に台湾で亡くなられた日本人の方々の共同墓地で、その数は1万4000名とも言われています。
第二次世界大戦の敗北で、以前の共同墓地が廃棄されそうになったとき、「宝覚寺」の方が慈悲の心でここに移設していただいたようです。



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