先日、9月6日に秋植えのじゃが芋を植え付けました。
大阪南部の熊取地方の「秋植えジャガ芋」の植付け時期は盆明け頃といわれていますが、今年は夏終盤の長雨により畝が乾かず、植え付け準備ができなかったことから例年と比べて半月ほど遅くなりました。
今日は秋植えのジャガイモ栽培についてご紹介します。
「種芋」
我が家で植える種芋は6月に収穫したじゃが芋を使用しています。
そして、秋植えじゃが芋は、年明けの2月に植え付けて、6月に収穫するじゃが芋のつなぎとして植えることから、毎年1畝だけ植えています。
今回はその畝に31個の種芋を植え付けました。
「植え付け」
私の植え付け方法は春植えと殆ど同じですが、違うところは、種芋を切らずに丸ごと植えることと、マルチ張りを芽が出た後に張るところが異なります。
植え付ける畝は、幅60cm、その畝に深さ10㎝程の溝を2列に掘り、その溝に株間30㎝で千鳥掛けに植え付けます。
種イモを囲うように4か所にショベルで隙間を作り、化成肥料を一握りずつ施し、更に種芋間にも一握り施します。
・種芋の周り4か所と種芋間に化成肥料を施したところです。
植え付け後、土を戻して畝を作り直します。
春の時は直ぐにマルチ用の黒いビニールを張りますが、秋は気温が高いので芽が出てくるまで待ちます。
それまでは暑さ対策として稲わらを覆っておきます。
「秋植えじゃが芋の栽培ポイント」
ネットによると、秋のじゃが芋栽培は次のように書かれています。
・植え付け時期・・・8月下旬から9月上旬
・種芋の品種・・・・デジマ、ニシユタカ、アンデス赤など
・種芋は切らない・・秋ジャガ栽培で使う種芋は、切らずに丸ごと植え付けます。
植え付け時期の気温が高いため、種芋を切って植え付けると、断面から傷んでくる可能性があるということです。
・植え付ける株間・・株間は25㎝~30㎝に植え付けます。
春植えより小ぶりに育つため株間はやや狭くてもいいようです。
・芽かき・・・・・・植え付けて1か月もすると複数の芽が出てくるので、太くて優良なものを残し、後は抜き取ります。これが芽かきです。
・追肥と土寄せ・・・1回目の追肥は芽かきと同時に行い、併せて土寄せをします。
追肥の2回目は蕾が付いたころです。
土寄せは茎が生長した時にぐらつくのを防ぐ目的と、土中のイモが育ってきた時に、イモが外に露出するのを防ぐために
行います。
・収穫・・・・・・・葉や茎が黄色く枯れるのが収穫の目安となります。
以上が秋植えじゃが芋の栽培ポイントです。
たのしみ・・・
食卓が豊かになって、好いですね。