らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

立春大吉

2024-02-05 | 季節

昨日は立春でした。
立春の日に『立春大吉』と書いた紙を玄関に貼ると厄除けのおまじないになるとの風習があります。
この風習は、元々は禅寺で新しい年の始まりの日に、1年の厄除けの願いを込めて、「立春大吉」の御札を貼ったことから、おまじないとして広まったといわれています。

「立春大吉の由来」
立春大吉という文字を縦に書いて中央に線を引くと左右対称の文字であることに気づくと思います。
この「立春大吉」という四字を和紙に墨で書き、玄関などに貼っておくと、万が一、悪い鬼が家に入ってきても、外から見えていた「立春大吉」と同じ文字が読めて、「まだ家の外だったのか」と勘違いして、外に出て行ってしまうという言い伝えから、「立春大吉」の文字が厄除けとして使われるようになったと言われています。
鬼を退治するのではなく、勘違いさせて出て行ってもらうという面白い風習です。

               

立春大吉のお札は禅寺から入手できますが、自分で用意することも可能です。
半紙や和紙に、墨で「立春大吉」と書き、立春の2月4日から2月19日までに玄関や子どもの勉強部屋、大切な部屋の入り口などへ、のりや両面テープを使って貼りつけます。
外へ向けて、目より高い位置に貼るとよいようです。

「玄関に貼る場合」
立春大吉のお札は外から見たときに玄関に向かって右側もしくは玄関の真ん中に、目線から上の位置に貼るのがよいとされています。
玄関の内側に貼る時は、内側から玄関を見た場合は左側に貼ります。
真ん中に貼れる場合は真ん中でもOKです。

「貼る期間」
毎年立春の日から雨水までに貼ります。
今年は2月4日から2月19日の雨水の日までに貼るとよいとされています。
貼る期間は次の年の立春にその年のお札に貼り替えるまでずっと貼っておきます。

なお、立春以外に貼ってもよいのだそうです。
例えば新しい家に引っ越す場合や、新しいビジネスを開始する場合には立春の時期以外でも貼って良いとされています。


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1 コメント

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おまじない  (iina)
2024-02-05 16:04:02
> 「立春大吉」という文字を縦に書いて中央に線を引くと左右対称の文字
なるほど、左右対称になっています ^^

鬼に勘違いさせるおまじないとは、うまいことを考えたものです。
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