日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
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朝青龍とサランのラジオ放送
朝青龍さん、優勝おめでとうございます。
やっぱり調子のよいときの彼がいちばん強い、ということですね。
彼がやりたい放題やる(と相撲界の人には見えているのだと思いますが、要するに朝青龍は「やんちゃ」なんだと思います)のでは他の者に示しがつかないとか、勝ったときの態度が憎たらしいとか、批判はたいへん多いのですが、結局彼がいないと土俵が盛り上がらないというんですから痛快ですね。
ところで例のサランのラジオ番組 Speciale Mongolie では朝青龍の名前も彼女の口から出てきますよ。ウランバートルの国営サーカス場を朝青龍が買い取って日本で作っている会社 ASAグループが興業を管理しているという話で(冒頭から54分くらいのところです。フランス語の分かる人は聞いてみてください)。
というわけでこの放送でモンゴル語をフランス語に通訳しているのがサランです。
番組の最初に出てくるのが「メリフル」という楽器の名手、「チ・ブラーグ」という人なのですが、34分くらいから聞いていただくと分かるように、日本の方と結婚して子供さんが二人おられて、日本に住んでおられるということですから、もうかなり年配ながらこの人日本で相当有名な人のはずです。御存知の方がおられましたら教えてください。
やっぱり調子のよいときの彼がいちばん強い、ということですね。
彼がやりたい放題やる(と相撲界の人には見えているのだと思いますが、要するに朝青龍は「やんちゃ」なんだと思います)のでは他の者に示しがつかないとか、勝ったときの態度が憎たらしいとか、批判はたいへん多いのですが、結局彼がいないと土俵が盛り上がらないというんですから痛快ですね。
ところで例のサランのラジオ番組 Speciale Mongolie では朝青龍の名前も彼女の口から出てきますよ。ウランバートルの国営サーカス場を朝青龍が買い取って日本で作っている会社 ASAグループが興業を管理しているという話で(冒頭から54分くらいのところです。フランス語の分かる人は聞いてみてください)。
というわけでこの放送でモンゴル語をフランス語に通訳しているのがサランです。
番組の最初に出てくるのが「メリフル」という楽器の名手、「チ・ブラーグ」という人なのですが、34分くらいから聞いていただくと分かるように、日本の方と結婚して子供さんが二人おられて、日本に住んでおられるということですから、もうかなり年配ながらこの人日本で相当有名な人のはずです。御存知の方がおられましたら教えてください。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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先生はこのブログでフランス関係のことのみを論じていらっしゃいますが、授業でもそうなのでしょうか。わたしの考え方は少し違います。ヨーロッパ全体の浮沈がフランス語の趨勢を左右していると思います。
例えば、ロンドンシティの国際的地位が、間接的にフランス語の地位にも影響していると思います。それはシティが繁栄すれば英語がますます有力になり、フランス語の地位が下がる、というような短絡的な見方ではありません。まさにその逆です。ヨーロッパは運命共同体だと思うのです。残念ながら、イギリス経済の近未来はこうなる模様です。http://tanakanews.com/090124UK.htm
ですから、ヨーロッパ全体、特にユーロの行く末がフランス語の未来をも左右すると考えています。フランスのみを抜き出すのではなく、ヨーロッパの中のフランス、という教え方をするのが正しいのではありませんか。いや、素人が生意気なことを言って申し訳ありません。きっと先生はとっくにお気づきですよね。
コメントと興味深い記事のご紹介ありがとうございました。
授業で、となるとフランス文化とかフランス語文化とかいう科目名がついている場合が多いので、まあ教える方も習う方も、フランスの中で話を収めてしまっても許されるかな、という甘えのなかでやっているところがどうしてもでてきますので、イギリスやドイツや他のヨーロッパ諸国の事情には疎いことを白状いたします。特に経済のことは本当に素人なものですから・・・
ただヨーロッパの中のフランス、というのは確かにそうですが、フランスは抜け目なくヨーロッパ内の大国ステイタスを利用して「フランス(あって)のヨーロッパ」みたいなものを演出するところがあると思います。EUあってのフランスということの意味をよく理解したうえで、逆にEUを主体的に使いこなすという発想と実行力を、彼等は持っていると思うのです。
自分たちのおかれた地理的、歴史的条件をうまく使ってEUに属すると同時にそれをリードしていくさまというのは、見ていて面白いのです。
ヨーロッパ全体のバランスは、できれば他の方に補足していただければと思います。わたしにはこのくらいのポジションが精いっぱいです。
でもともかくサルコジさんはちょこまかとよく働きます。揶揄は当然されるでしょうが、とにかく有能であることは間違いないでしょう。
オバマさんがさっそく会いに行くんですか。まあ麻生さんに会うよりは有益な時間が過ごせるでしょう。
現在の世界の局面は、現行の資本主義を自由放任laisser-faire(フランス語だ!)しておいては今回のような金融危機で世界の人が右往左往するばかりだから、強力な政治力を上からほどこして最大多数の最大幸福を志向する、全体に悪影響を及ぼす個人的行為を権力が合理的施策の鉄拳で抑えつける。これはフランスにとっては、リシュリューやロベスピエールやナポレオン型の政治で、得意とするところだと思うのです。
今のところはったりとしか思えませんが、とにかく未来を志向したことを言っているのはサルコジさんだけではないですか? これがいくらかでも具体性の見えることが言えるようになってきたら彼はEUの他の首脳を理性的に説得して、納得させたらこんどはEU全体の数と政治力の存在感でアメリカをはじめ世界の他の部分に、「フランス製のEU政策」を掲げて向かってくるんじゃないでしょうか。
しょせんアメリカに比べれば、フランスもどこの国も小なのですが、そこでフランスは「理性的にはこうすべきだ」という姿勢で迫るので、アメリカも、特に今回のような不始末の後では言うことをきかざるをえなくなるのではと思います。