日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
放送しました
昨日、例の放送をさせていただきました。
若干不調個所がありましたが、まあまあでしたでしょう。
DJの中村店長、ありがとうございます。
それからえふえむエヌワン(↑)のスタッフの方々にも御礼申し上げます。
このエヌワン局は金沢工業大学の作られたものですね。
おかげでフランスやアルジェリアの友人たちに日本からわたくしの肉声を伝えることができて、ありがたかったです。
金沢大もこういう伝播力のあるメディアを持ちたいところですが、工大さんと同じことをやるより、別のやり方を考えた方がよいように思います。
ちょっとだけ曲の解説の補足です。
一曲目Fadela & SaharouiのN'sel Fikはライのエンブレムみたいな曲ですね。1995年バージョンはノルディン・ガファイチ、モハメド・マグニの腕が光ります。二曲目KheiraのMektoub mektoubは例のハスニ・コンピからとったものですが、去年2008年で一番気合いの感じられたライのひとつということで。
三曲目Qum Taraの演奏者Reinette L'Oranaiseはアルジェリア人ですが、アラブの古典音楽全体をこれで代表。
四曲目Amr DiabのWe yloumouniはスペイン的香りのジールのひとつの典型。五曲目HabetはHakimが力任せに歌ったのがつぼにはまったときの迫力を感じていただくための選曲(彼の曲はちょっと「軽い」のが難だと思います・・・)。以上エジプト。
六曲目レバノンのSoapkillsはアラブ的ミニマル・エレクトロの成功例。
七曲目はモロッコ・グナワとNguyen Leのギターの素晴らしいフュージョン。
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レバノンのsoapkills途中で切れてしまい残念でした。
たまたま先日のユーミン出演のTVも観ていましたが、
アラブ世界に行ってみたくなりますね。
『あ』は『アラブのア」当然「い』は『インドのい』と思って
いたら「い」は『今井美樹のい』????そんな~。
>「い」は『今井美樹のい』????そんな~。
中村さんの趣味ですからね。(^_^;)
soapkillsは市場にCDが出回ってませんが、ウェブページから入手できると思います。
パリのファブリス
http://blog.goo.ne.jp/raidaisuki/e/e54d62e41698ea8328075f3657260eee
からメールが来ました。パソコンの前でわたしの放送待ってたのに、肝心のときに眠り込んでて聞けなかったそうです。彼もばりばり定職ありますからね、夜は寝ちゃいますよね・・・
放送楽しく拝聴いたしました。
初心者にも聴きやすいポップな今の「アラブ音楽」を知ることができました。
数年前まではアラブ音楽なんてまったく未知の世界、何かこう得体のしれない、ちょっと怪しい感じすらしましたが、今は自然と体が動きますね^^
Soapkillsいいですね。
ああいうクラブ音楽って他にどんなのがあるのでしょう。
そもそもアラブ諸国に日本のクラブみたいな(爆音でダンスミュージックが流れていて、踊ったりお酒を飲んだりする(笑))ところってあるんでしょうか・・?
いろんな方から、Soapkillsがよかったという感想をいただいています。彼らのMyspace
http://www.myspace.com/soapkills0
では放送でご紹介したYa jarha galbiも聞けます(別バージョン)から、いちどご覧になってください。
彼等はアラブ民衆歌謡の伝統をしっかり踏まえたうえで21世紀の世界に通用する音を作るという、すごく意義のあることをやってました。
このSoapkillsが既に活動を停止しているのはまことに惜しいです。デュオの片割れYasmineはアフガニスタン出身のMirwaisと組んでY.A.S
http://www.myspace.com/yaspopmusic
というユニットで活動してます。最近これのアルバムが出てますから一度聞いてみてください。Soapkillsとは傾向が違いますけど。
SoapkillsもY.A.Sも普通のCDショップでオリジナル・アルバムが買えるような活動形態をとっていないのが、日本でこういう音楽の存在自体が知られない原因のひとつと思います。
ですから、こういう音を出すバンドは他にもあるでしょうが、ちょっとわたしには探索が難しいです。