つの・ようこさんのぼうけん


 midiさんのリクエストにお答えして、日本に置いておいて意義のありそうなフランス語圏マンガ、いくつかご紹介しておきます。

 まずちょっと古いところでRoger Leloup作「つの・ようこ」さんの冒険から。

 これ、1972年の登場以来24巻を重ねていて、最新刊が2005年ですからまだ続いているシリーズです。
Yoko Tsunoはベルギー在住の日本人エレクトロニクス・エンジニアですが、ハイテクを駆使してすごい大冒険をしまくるんですよ。 (^_^)y
 非常に肯定的な日本人イメージと言っていいでしょう。72年の登場ということは、当時(今でもかな?)有名だったバイタリティあふれる日本人女性、小野洋子さんをイメージしているかもしれません。
 こういうのがヨーロッパ人にとっての「美しき日本女性」のイメージなんでしょう。少なくともこのキャラクターがフランス語圏ヨーロッパ人の日本人イメージと大きくかけ離れているわけではないでしょう。

つの・ようこ公式サイトもあります。ようこはやっぱり洋子と書くんですね。 (^_^)

 あとの方の巻になっていくとようこさんもぐんと「個性」が出てきているようですね。わたしはそこまでフォローしてないです。誰かご存知の方、お教えください。 m(_ _)m

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コメント
 
 
 
Allo, Yoko? (midi)
2007-07-17 16:17:07
と、電話しそうになりました(笑)。
なんとまあ、こんな漫画があるんですね。
びっくりです。
登場人物の中にもアジアチックな顔立ちが多く見受けられましたが、日本人はヨーコさんだけみたいですね。

1冊ほしいけど、ユーロ高でとても検討できない私でした~。
 
 
 
それならやっぱり (raidaisuki)
2007-07-17 19:57:42

図書館に入れて回し読みできるようにしないといけないでしょうか。(^_^;)

公式サイトの解説をみていると、第9作のLa fille du ventあたりから作者は「東洋」を意識してきているようです。ようこさんの顔立ちも微妙にそれっぽく変化してきてますよね。そういうの学問的に探っていって説得力ある説明をつけるのは大変難しそうですが、少なくともおもしろくはあるはずだし、たぶん何らかの意義があると思います。 (^_^)y
 
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