ガチンコの力は人間力だ


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 バルトさん自身はご存知の通り『作者の死』なんて文章を書いている、作者消去の親玉ですから、バルトという「人」について書いている人たちにはみな、なにかしら後ろめたい、引いたようなところがどこかにあります。

 でも、ハスニさんと同じように、バルトさんやフーコーさんたちにちゃんと人間としてのガチンコの力があるからこそ、彼らの「人間の死」思想に納得させられるのですね。
 なんともひっくり返った、ねじれた話ですが。

 今年の「文学概論」は、彼らのガチンコの人間力に思いきり頼ってみたのです。
 授業としてうまくいったかどうかは分かりません。受講生の判断することです。

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