スキヤキ2012をふりかえる -13- 音楽が全てじゃない?


(前のエントリー、およびこのエントリーから続きます)

 それにしても今年のスキヤキ・シンポジウムのパネラーは、素晴らしい音楽を作りながらも、こういう言い方をしては怒られるのかもしれませんが、「音楽が全てじゃない」というか、自分が楽しく人にも受ける音楽を作ることだけが目的じゃない、という姿勢で活動しておられる方々だったように思います。
 
 OKIさんしかり。
 アマジーグしかり。
 廣瀬さんしかり。

 わたしは音楽アーチストではないので、かえってこのあたりはいいかげんで、とりあえず自分がいいと思う音楽はみんな肯定してしまいます。

 でもフランス語教育の方は、そうではないです。
 「フランス語学習者が日本で増えれば、それでいい」「自分の作った教科書で学生さんがフランス語ができるようになれば、あとのことはどうでもいい」とは考えておりません。そういうことをこえた、もっと大切なものがあると思ってます・・・

 ちなみにアマジーグが売れ線狙いの典型として名前をあげていたサルサのミュージシャン、「ユーリ・ブエナベントゥラ」って、↑こういう人です。
 フォーデルとの共演曲がありますから、CD持ってました。もう10年以上前のものですけどね。

 正直言って、わたしにも面白くない音楽です。
 ・・・でも、売れ線狙いでも、非常にいい音楽になることがありえないわけではないとわたしは・・・(あー話がややこしい!)
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