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Fanon かわいそうに


(前のエントリーから続きます)

 これが着いたときはさすがに笑いました。

 これじゃファノンうるさい、ファノン黙っとれ、ファノン喋るな、って言ってるみたい・・・
 いや、そんなことは全然ないはずですけどね。
 なんかね。


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ああ、でも


 若い人たちの中にいると、やっぱり気が上向いてきますね。
 ありがたいものです。
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オープンキャンパス


 わたし自身はのりきれませんが、大学の行事は滞りなく行われています。
 暑さも少しましかなー・・・



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The Africa Report


 金沢大学にいれる、と言えばこの The Africa Report もとり始めていることをご報告しておきます。今年の2月号(通算37号)から金沢大に入ってますので、いまはまだNacsis Webcatデータベースには載ってませんが、もうすぐ反映されるでしょう(つまりいまのところ日本でとっている大学は金沢大だけらしいということです)。

 この月刊誌はBechir Ben Yahmed率いるJeune Afrique社が英語で出しているアフリカ情報誌です。編集長はPatrick Smithって人になってます。 
 Jeune Afrique本体は「フランス語圏情報中心で、プラスして英語圏情報も」という感じが否めませんが、この The Africa Report はもっとバランスのとれたアフリカ情報誌を目指しているのだと思います。

 写真には山出元金沢市長ダミーことローラン・バボ元大統領を倒したコートディヴォワールのワッタラ大統領が表紙の号を載せましたが、内容はアフリカ全域をカバーするという感じで、とくにフランス語圏中心という感じではないです。ただ本編の左側に見えるOutlook(この号はNiger特集)とかInvestingとかいう付録・別冊がついていて、そちらはフランス語圏国に特化してあると思われます。

 なるほど、こういう手できますか。
 こういうことをやらないとフランス語圏とか言ったってなかなかその活力を世界に認めてもらえにくいですからね。

 ただ内容をパラパラ見る限り、 Jeune Afrique が持っている「読み物」としての面白さには欠けるところがあるように思います。月刊、ということもあるかもしれません。週刊だと、どうでもいいようなことでも面白おかしく書ける余裕が出るんだと思います。

 ともかく金沢大学国際学類ヨーロッパコースに置いておいて、若い諸君にアフリカについての見識を深めてもらおうと思います。

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やれやれ、授業終わった。でも


 最後は猛暑にも攻撃され過酷だった2012年前期もやっと終了。昨日で試験も終わりました。あとは採点、レポート採点があって大変ではありますが、これは自分の都合で時間を組めるので。

 でも9日、10日とオープンキャンパスがあって、その次の週、13日からは大阪市立大学で集中講義させていただきます。テーマは「フランス語圏の現状を現代アルジェリア系民衆音楽の諸活動との関連から考察する」というものです。

 この前大阪市立大で講義させていただいたのは・・・2004年のことですか。もう8年もたつんですね。

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よしよし


 大学の中国語の先生(兼六園リーフレット仏語版作成のときにお世話になりました)から、フランスの方の日本観光ブログに兼六園訪問記が載っているのを教わりました。これをご覧ください。使っている表現からして、例のリーフレットの解説を参考にしておられると思われます。きゃほー。

 このことをまた中国系日本ウォッチングサイト日本語版(?)で紹介してあったんですね。うへへ。







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捨てる神あれば拾う神あり


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 3.11の余波で北陸撤退を余儀なくされたという天狗さんだった建物に、代わりに金の蔵さんがお入りになるということです。
 ここは金沢大に向かう一本道の入口にある物件で、ロケーションからして金沢大生御用達ですから、たぶん単体としては採算がとれていたんじゃないかと思います。
 でも、物事がただ単に終わってしまうというのではなく何らかの形で継承されていくのを見るのは、人をほっとさせるものです。

 願わくば金の蔵さんが前にもまして繁盛して、活気ある金沢大、金沢作りに貢献していただきたいものです。


 

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史上最大の授業


 今日は3限、4限と、えらく機材の要る授業で、研究室から:

 リュックサック二つ分の紙資料とCD、ビデオ、ビデオデッキ、スピーカー、ノートパソコン、ラジカセ、それから特大のフランス地図

を別の棟の教室までえっちらおっちら運ぶはめに。

 授業のためにこんなに運んだのは初めてだわー。三回往復した。

 写真はフランス地図。地図自体は普通の市販品ですが、枠は東急ハンズで特注したもの。

[追記] でも、入れんでもいい気合いを目いっぱい入れると、たしかに何か見えることがありますね。

 今回も、「現代ヨーロッパ社会論」フランス編の「やり方」が、なんだか見えたような気が。
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ヤーライヤー


 毎年やっているライ・ゼミ(ライを軸にアルジェリア、フランス、世界の社会状況に触れようという授業)。
 ことしは22人履修がありまして。
 中にマレーシアの方が二人おられまして。

 今日は「ラシード・タハ」の二回目。

 Ya Rayahのクリップ流して学生さんに見せながら聞いてて、ああ、いい歌だなあ、ってつくづく思いました。
 これまで何回聞いたか分かんない歌ですが、今日はなぜか格別に心に響きました。

 たぶん、ライ関係がもっと輝いていたころへのわたしのノスタルジーが、アルジェリアを出て行く移民たちの望郷のノスタルジーと交錯したのでしょうね・・・

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日本ではなぜフランスに興味があるんでしょうか?


 長年続けている異文化理解の授業ですが(いまでは授業名がカリキュラム上いろいろ変えられていて、講師のわたしにもよくわかんなくなっちゃってますが )、おかげさまで今期は10名の受講がありました。増えてます。もっとも授業の半分はフランス史をやるようにしたので、だいぶん内容も穏やかになってますけど。

 それで、今期またベトナムの留学生の方がおられるのですが、その方から超基本的な質問:

 日本では、なぜフランスに興味があるんでしょうか?

というのが出ました。うおう。

 これってなぜなのか、ベトナムあたりから見ると、ぜんぜん明白ではないんでしょうね。日本とフランスはずいぶん離れているし、直接的な交流がそんなに密にあるとは思えない。そのわりには巷にはフランス語の看板が満ち溢れているし、コンビニにはフランス語の商品名が氾濫しているし、大学ではドイツ語ほどではないけれどかなり大きな顔をしているし。
 ベトナムの方からみるとフランスはまず植民地支配者、独立戦争を戦った相手なわけで(ちなみにアルジェリア人はベトナム人を大変尊敬してます)、文化的にいろいろ影響は残るものの、愛憎感情がいろいろあるのは当然です。

 さて、私の答えですが・・・ (つづく)
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