喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回の旅行も早くも3日目、今日は朝から玉川温泉自然研究路を散策する予定だったので、早めの起床です。自然の力強さを感じられるので、是非母にも見てほしいところだが、大分お疲れのようなので休んでおいてもらうことに。一昨日は登山で、昨日は弾丸プランだったからな、少し厳しかったか。。





今日も良い天気だこと。山の中だからもっと涼しいかも思ったら意外とそうでもなかった。


⑱玉川温泉自然研究路(6:25-7:30)


自然研究路は玉川温泉からは近いのだが、新玉川温泉からは12、3分歩く必要があります。この間に熊が出ないかなという心配はあったが、大丈夫でした。



これはこれで、自然散策路のようで気持ち良いです。右手は高い崖になっていて、左手も切り落ちているから、あまり動物も通らないかな。





おっ、玉川温泉旅館が見えてきた。ここで繋がっていたのか。前回は自炊部に泊まったので、今回の新玉川温泉旅館と比べるのはできないが、何もない一間の部屋で過ごしたのが懐かしい。





自然研究路の入り口へ。奥にはたちこめる白いガスが。ここを見ずには玉川温泉を去れません。



この噴き上げ、9年前に来た時と同じと思うが、その間ずっと吹き出し続けているんだよな。どこにそんなエネルギーが。。と思ってしまう。何事も有限なのに、10年程度では全くそれを感じさせないです。



岩盤浴の場所でなくても、煙が吹き出している所は地盤が温かく、普通に寝転んでいる人も。結構虫もいるので直で寝るのは勇気が要りますね。





川底から湧き出す源泉。源泉は98℃というが、ここの川は何℃くらいあるのだろうか。



特に白いガスが吹き出している穴の周りは黄色く変色している。そしてとどろく轟音。個人にこれが自然研究路の1番の見どころです。



初めてみる父もこの景観には驚いていたようでした。地球に秘められたエネルギー、これでもほんの一部であることを考えるとスケールの大きさを感じます。秋田にはここのような地獄谷的なスポットはいくつかありますが、玉川地区ではここだけなのだろうか?この地盤の下がどのようになっているか気になります。



朝から5000歩以上歩いてお腹もすいてきました。戻って朝食だ。2時間後に再びこの玉川温泉に戻ってくることになるとは、、実はちょっと思っていました。


(朝食 7:40-8:30)


朝食会場は昨日と同じ。朝食もバイキングだが、やっぱり品揃えも料理の味も素晴らしい。バイキングの中でもレベル高いと思います。





今日は昼食もちゃんと食べる時間を確保しているが、つい食べ過ぎてしまう。デザートにマンゴーが出ていたのは珍しい。小岩井ヨーグルトと混ぜると止まりません。ごちそうさまでした。



まずは、田沢湖の遊覧船を11時から予約しているので、最初から制限時間付きの観光地からスタートするパターン。なので、10時に新玉川温泉を出る予定。せっかく玉川温泉に来たのだから、チェックアウトまでの時間を有効に使うためにも、もう一回温泉に入っていきたいというのが、家族全員の意見。問題は、新玉川温泉で手短にもう一度入るか、玉川温泉の方に移動して入ってくるかの二択ということ。


(チェックアウト 9:20)


実は、昨夜フロントで聞いたときに、新玉川温泉に泊まっている人は、玉川温泉の宿の大浴場も無料で入れると聞いたので、せっかくなら玉川温泉にも行ってみるかと考えていたわけです。で、せっかく来たんだし、最終的に両方入っておきたいとなり、ちょっと時間が危ないが玉川温泉に行くことにしたのだった。ということで早めのチェックアウト。前回も同じことを思ったかもしれないが、新玉川温泉と玉川温泉は直線距離の割には車道ではぐるっと迂回して行く必要があるので、時間的には5分は見ておいた方がいいです。しかも今回は道中に2か所も片側通行規制が敷かれていて、最大2分待ち位になるから余計に焦る。



⑲玉川温泉日帰り湯(9:30-10:05)


玉川温泉につくと、今度は日帰り客は下の駐車場までは降りられず、共同の駐車場を使う必要がある。この駐車場から玉川温泉までも3分くらいは歩く必要があるので注意だ。そんなこんなでバタバタしながら玉川温泉のロビーへ。こっちの旅館も棟が分かれていて空中廊下などでつながっている複雑な感じだった。何となく階段の雰囲気とか覚えている気がする。



そして大浴場へ。基本的には温泉の濃度は100%源泉、50%源泉、弱酸性の3パターンで、蒸し風呂や歩き湯などバラエティに富んでいるところまでは一緒。一方、以下のように違いがいくつかあった。
・玉川温泉の浴場は新玉川温泉の浴場の大きさの1/2である。
・新玉川温泉には露天風呂があるが、玉川温泉にはない。
・歩き湯の深さが玉川温泉の方が深い。(広さは新玉川温泉の方がダントツ広い)
・飲泉用の源泉の出が玉川温泉の方が勢いがある。
・打たせ湯は玉川温泉は2か所だが、新玉川温泉は1か所だけ。


温泉の成分は一緒だろうから、基本はやはり新玉川温泉が良いかなと思います。



新玉川温泉から田沢湖までは45分を見込んでいて、11時から遊覧船が出発することを考えると、10時には玉川温泉の建物を出ておきたいが、伝達ミスもあって10時に温泉からあがる形に^^;結果、10時10分くらいに玉川温泉発。朝からこのバタバタ感は印象深いです。

そして玉川温泉を出て田沢湖方面に向かおうとしたところ、、、前の車がパトカーじゃないか!これだと追い抜くこともできないので、この時点で11時の遊覧船間に合わないから、プラン替えるかと考え始めていたが、すぐに別の道に曲がってくれたので、まだツキに見離されてはいない!と思い、頑張って何とか遊覧船には間に合ったのだった。



⑳田沢湖遊覧船(10:45-11:40)


駐車場についてから急いで発券所へ。じゃらんの遊び体験で申し込み済だったから、この辺りスムーズでよかった。事前予約をしておけば、受付の時間節約できるしこれはもっと活用するべきだな。



乗船場は道路を渡って下ったところ。それほど大きい船ではないので団体客が来たら乗れないなんて場合もあるだろうな。ちなみに乗船チケットには、11時から乗船とかそういう記述はなかったから、このチケットを持っていれば、空きがあればどの時間でも乗れるものなんだろうと思う。



魚がたくさん泳いでいるが、この魚はウグイで餌も売っていることを船員が話していた。田沢湖は酸性度が高いので、普通の魚は住めないんだそうだ。玉川温泉の影響もあるんだろうな。





11時ちょうどに出発。「おすすめは右側だけど、後ろに乗るのが180度見られるから一番いいよ」、とスタッフさん。ならばデッキも心地よいし、ここにいようかな。そして、「デッキにいると船の通った後の波が盛り上がるのが面白いですよ」とも。下の写真がその様子。



田沢湖はとにかく水がきれいだからか、湖面が青かった。これは素晴らしいね。レストハウス側に見えるのは、秋田駒ケ岳とのこと。この辺りでは一番高い山かな。



ルートは40分で、御座石神社とたつこ像を通って田沢湖をほぼ半周するコース御座石神社前では青い湖面がさらに青く感じられた。本当に神秘的だわ。



ちなみにデッキにいるとエンジンの音が大きくて、解説がよく聞こえない。解説を聞きたいなら、船内がおすすめかな。





昨日も見てきた、たつこ像。休日の今日はたくさんの人が集まっていました。船から見られるのは後ろ姿か、横顔までです。ここらで大体20分。半分ですね。

元々田沢湖では遊覧船に乗ることだけ考えていたが、駐車場に思ったよりもお土産屋も多いし、秋田犬ふれあい体験みたいなのが気になったので少し見ていくことにした。



㉑秋田犬ふれあい館(11:40-11:55)


土産屋には、稲庭うどんの製麺見学ができるところもあって面白い。稲庭うどんの麺を機織機みたいなところに引っかけているところでした。この後、麺を乾燥させるのかな?

秋田犬ふれあい体験は、お土産を買った人は無料。そうでない人は100円のご協力をお願いしますということだ。ふれあいとは書いてあるが触ったりする体験ではなく近くで秋田犬を眺めたりできる程度かな。



秋田犬、元気がないな~。たくさんの人の目にさらされて疲れるんだろうなと思っていたが、急に元気に吠え始める。どうやら近くに犬を連れてきた人がいたらしい。警戒して吠えていたのか。穏やかそうな顔をしているが、吠える時はしっかり吠えるんだな。



秋田犬以外にも、比内地鶏が展示されていた。この時間なのに、「コケコッコー」と元気が良かったな。普通の鶏に比べると体が大きく、たくましい。なるほど、これで肉の噛み応えが全然違うんだな。(親子丼のイメージが強いので、比内地鶏をみたら親子丼を連想してしまう俺。。。)



わきには秋田犬の墓や、辰の模型の展示などがあり、やや不思議な雰囲気もあったが駐車場には観光バスも停まっていたし、見学客も多く賑わっていましたね。陽菜やリックンへのお土産も購入して次の目的地へ。

次は田沢湖金色大観音という名前だが、田沢湖からは少し離れたところにあります。ナビで行ってみると、、あれ何か変だな。


㉒田沢湖金色大観音(12:20-12:45)


土曜なのに観光客が居ないという点と、どうも見た感じ荒れ果てていて営業している感じがしない。これはもう廃業している??と思い進んでみると。



やはり受付には人はいませんでした。とはいえ、この程度の老朽化を鑑みると廃業したのはコロナ禍になってからかな。



いくつか観光ポイントがあって、基本的にはそれらはそのままの形で残っていた。これは七福神めぐりで、今でも金色に輝いているものの、メッキがはがれてきているものもあった。



そして七福神からさらに進むと、観音の前へ。ホームページを見た感じだと廃業については書かれていなかったきがしたけどな。営業していたころは、この台座の下から入って見学もできたらしい。迫力ある絵などもあったから楽しみにしていたんだけどな。



観音様から展望を眺めてみる。廃墟と言えるほどはまだ朽ちていなく、でもじきに廃墟と言われる場所になていくであろう、なんとも寂しい雰囲気です。ホームページがあったので少し調べてみると、、
・鋳造製としては日本で一番の規模を誇り、昭和62年(1987)に地域の人々の開運招運を願って造られた。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当面の間、営業を休止する。


これを見ると、潰れたというよりは、休業が継続しているように見える。現にHPは閉鎖せず残っている(サーバの費用も掛かっているわけだから、潰れたならHPも閉鎖するはずだ)。大分外的環境も痛んでいるが、また復活する日が来るのか?今後の行方が気になります。



スイレンの花がきれいに咲いているのを発見。周辺は草ボーボーだが、整備されていればきれいだろうに。小さなところからぜひ復活してほしいですね。



観音の傍には田沢湖レイクリゾートが。こちらは営業していて多くの車が停まっていました。今の状況としてはここに泊まった人が、ちょこっと観音を見に行くくらいでしょうか。



これで秋田の観光も終了。ここからは6月に2年連続の岩手観光に入ります。これまで観光できていない西部方面を中心に回る予定。



あねっこでは昼食を食べる目的で立ち寄った。ここでは盛岡名物冷麺を食べる予定。外気31度の今日にはぴったりだ。





自分は地鶏冷麺。オーソドックスな冷麺だがこれがいいんだよな。コシと味、具材を取っても美味しい冷麺だった。父はつけめん、母はトマト冷麺。どれも結構量が多くて食べきるのが大変だった。(最初から1.5倍とか書いてあるので大盛はよく見てから頼もう。)



母がエスプレッソがかかったソフトクリームを頼んでいたが、コーヒーが苦くてあまり美味しくなかったらしい。エスプレッソってそういうものじゃないか?ちなみにここで食べたソフトクリームがきいたのか、母は後からお腹を壊してました^^;



雫石の国道を走っていて、左に見えるのが岩手山。あちらには小岩井農場や、岩手山神社などがあり、雫石で一泊して温泉に入ったりそのあたりを観光するのもありかなと思う。



㉔宮沢賢治記念館(15:00-15:45)


宮沢賢治記念館へ。この記念館周辺には、宮沢賢治イーハトーブ館とか童話村など、宮沢賢治に関わる観光地が複数あり、まとめて時間をとって散策するのもあり。散策路もちょうどいい歩きごたえっぽいので少し歩いてみたいが、時間がないので、今回は記念館のみにします。



記念館に入るとすぐに、宮沢賢治の生い立ちから生涯までのビデオを上映していました。37歳でなくなったのか、私より若いんだな。詩人や童話のイメージが強いが、教員をやったり農業をやったりいろんなことをやっていたのですね。



記念館の中には宮沢賢治の自筆の詩集が多く展示されていました。この若さでこれほど多くの作品を出しているのだから毎晩机に向かって考えていたのでしょう。昔の偉人が今の時代に生きていたらどんな感じになるんでしょうかね。昔だからこそ有名になったのか、今だったらもっとデジタルを使って力を発揮できるのか?そんなことが気になります。

お次は北上市の鬼の館。16時半までに入館が必要だから急がないと。。今日も結構弾丸ツアーっぽくなってきたなw



㉕鬼の館(16:30-17:05)


到着はなんと16時27分!入館ギリギリ間に合った~。元々は高速を使うルートで時間を見込んでいたが、ナビだと下道を通るルートを提示してきたから、時間かかってしまった。ルートが違うと場合によっては大きな時間差になってしまうから注意だな。



明日はこの建物でイベントがあるらしく、特設会場が用意されていた。これは鬼の館のコンテンツでもないし、ここで鬼のショーをやるというわけではありませんw



入り口は様々な鬼のお面が並ぶ何とも言えない雰囲気。子供は怖いかもしれない。入るといきなり分岐になっていて、「右でも左でも進めます」なんて書いてあると、両方確認したくなってしまう仕様。両方ともディスプレイのある部屋につながっていて、ここで7,8分くらいのビデオを見て進みます。この映像、よくわからなかったな。





雰囲気は先ほどの宮沢賢治記念館に似ている。もちろん鬼の展示が中心だが、中には妖怪も。この河童、色が赤いようにみえるが、赤いカッパと言えば遠野か!そう、ここは岩手だった。あとは、生首というか首だけ展示されている鬼がたくさん。小さな子にはちょっときついかも。





じっくり解説を読んだり、映像を見たりすると1時間くらいかかるが、サクッと流し見するくらいなら20分くらいでも行けるだろう。今回はそもそも16時半に入って17時には出なければいけないから大分速足で観光したつもり。でも、最後の方で鬼にまつわる祭りや伝説などがやっていたので、ビデオを2本観てちょうど30分くらいだったかな。

(ARCSで夕食購入 )


この後は夏油温泉に行くのだけど、夕食がついていないので、どこかで何か食べるものを買って行かないと。北上市のスーパーを探してみたが意外とヒットしない!仕方ないので街中の方まで戻ることにした。そこで見つけたのが、「ARCS」。秋田というとITOKUのイメージがあるが、ARCSはCGCグループということで、店内の音楽とか聴きなれたものが流れていたwさすがCGCは安いです!



北上市というと、古墳で有名なのだが、結構近くに古墳が点在しているということを事前に調べていたので軽く寄ってみることに。ちょっと道路では行きにくかったが、、何とか看板にたどり着きました。



㉖五条丸古墳群(18:00-18:05)


少し散策してみたが、割と荒野になっていて、石が密集しているところがいくつかあるなという感じ。夕日に照らされ何とももの寂しい感じもあります。



通常はもっと厳重なセキュリティというか、入れなくしてあると思うけど、これだけむき出しになっているということは既に発掘されており中は何もないんだろうな。ちなみにこの古墳群はほんの一部。時間があれば他ももう少し見てみたいところだが、なんと言っても夏油温泉の外湯を明るいうちに入っておきたいので、そろそろ宿に向かいましょう!



車も全然いないし、途中までは快適なドライブ。水神温泉の看板を通り過ぎていきます。元々、水神温泉に泊まろうとも思っていたんですけどね。でもせっかくだから一足伸ばして夏油温泉にしようと、1か月くらい前にチェンジしたのでした。



ただ山に入ってしまうと、口コミ通り狭いところが多く、すれ違うのが困難。この時間だから誰ともすれ違わないでよかった。ちょっと崖崩れが心配なところもあったかな。何より熊がいつ出てきてもおかしくないというのもね。ここで車やられたらスマホの電波も入らないのにどうしろと。。。



そして山道を抜けると一気に視界がひらけて夏油元湯の宿が現れた!玉川温泉ほどではないが、結構車が停まってます!これだけの車が来ているということはさっきの道ですれ違う可能性もあると思うと、ここに来る時間帯も結構重要だなと思いました。あんな道をすれ違いながら進むのは結構しんどいです。



㉗夏油温泉 元湯夏油(18:45チェックイン)


秘湯を守る会の提灯が懐かしい。チェックインを済ませ宿泊棟である嶽館に案内されるが、結構歩くな。今は使っていない棟も多そうだが、昔は湯治宿としてにぎわっていたんだろうな。



建物は年季が入っておりも多い。これはうちの妻は絶対ダメなやつだ。。そして部屋も引き戸で履物の脱ぎ場はなく廊下からダイレクトに入る感じ。部屋の名前は「特2」か。他の部屋と比べると広い間取りのようだ。



部屋の特徴はシンプル。
・テレビなし
・エアコンなし
・スマホの電波が入らない
・電気にカバーがかかっていない。

電気にカバーがないのは虫が入ってすごいことになってしまうからと想像。確かにエアコンは必要ないな。一応テレビは共有スペースに行けば見れるし、電波については、フロント近くにいけばWifiが入ります。ちなみに、仕事のスマホも念のため持っていたのだがDocomoは電波が入った。やっぱりDocomoって頼りになるな~。ソフトバンクユーザとしては悲しいが。


外湯巡り(19:15-20:10)


さて、では夏油温泉で最も楽しみにしている外湯に行ってみよう。暗くなる前にちょっと写真も撮っておきたいし。まずは浴衣。赤文字で夏油温泉とシンプルなデザインです。



夏油温泉の入浴についてはチェックイン時にも説明を受けるが結構複雑だ。
・7つある温泉は全て源泉が違う
・そのうち1つはいまは使えないので6つ
・時間により、混浴・女性用が変わる
・結果的に今回男が入れるのは5種類(外湯3つと、内湯2つ)
・外湯のうち、大湯は一番人気でこの温泉に入るためだけに来る人も居る。しかし源泉が47℃でそうそう入れない。
・他の2つの外湯は適温かぬるめ。

大湯がダメでも、他の2つで何とか楽しめそうかな。



ということで、まずは「大湯」方面へ。ちなみに女性専用の外湯もあるので、母にはそちらに入ってもらおうと思います。他は全部混浴だからな。さすがにちょっとね。



大湯へは歩いて3~4分といったところか。薄暗くなってきたが、電灯があるので足元が見えないということはありません





で、これが噂の大湯か。。今日の温度は49℃らしい。先日遠刈田温泉で45℃の熱湯にすら入れなかった自分が、さらに4℃も高いところに入れるはずがないが、、まず足を入れてみよう…



…無理ですね。足くらいはどうにか、とも思ったが足一本すら入りませんわ。宿の主人が「かけ湯をするだけでもどうぞ」と、入るの無理な前提で説明していたくらいだからこんなものか。。そこで、桶を4つ用意して、温泉を汲んでかけてをローテーション。これでも熱いが何とかお湯を浴び続けることができて、大湯に入ったと言えるくらいの気分は味わえた。



お次は大湯の隣の「疝気の湯」へ。これはぬるめと書かれていたとおり、確かにぬるかった。父は「どうして大湯と近いのにこんなにも温度が違うのか?」と不思議がっていたが全くその通りと思う。源泉の深さが違うのかな?同じような階層だと50mくらいしか離れていないのだから混ざってしまうと思うんだけどな。何はともあれ、ここの露天はゆっくり浸かれた。空には月と星。灯りが少ないからこそキレイな夜空が見れました。



ちなみにこちらの建物が女性専用風呂で、熱湯と普通の温度の湯があるようだ。下の露天にだれもいないから、「こっち来てみな」と父が呼んでいたが、建物の中でははっきり聞こえず、母は野性の動物でもいるのかと思って怖くなって早々に出てきたのだとかw



折角なので自分と父はこの後も4つ目の露天風呂「真湯」へ。ここの湯加減が一番ちょうど良かったかな。もうあたりはすっかり暗くなってしまった。適度に浸かって出ます。



ちなみに、昔は橋の先に目の湯というのがあったらしいが今は使えないようだ。見るくらいはできそうだが、この暗さでは危ないしなぁ。ということで部屋に戻って夕食にしよう。


(夕食 20:20-20:50)


先ほどのARCSで購入した惣菜での夕食。案外こういう形式でも楽しく食べられるのでいいなと思いました。ここまでシンプルな部屋は久しぶりというか、これまでなかったレベルなのでいい話のネタになりましたね。やっぱり電波が入らないって不便だ。



雫石の道の駅で買った地酒をさっそくいただく。初日に買ったさくらんぼもついに食べつくしました。3日目にもなるとちょっと傷んできているものもあるので、今日で食べきって良かった!

テレビもないし、スマホも使えないので寝るだけだな。父は早々に寝ていたが、この宿には内湯も2か所ある。これは両方入っておかないとダメだろと思い、まずは1人で近いところにある「小天狗の湯」へ。ツアーの団体が泊まっているのか、廊下に出たら随分と大人数の笑い声が聞こえたな。



(内湯巡り 21:55-22:40)
建物の中は埃臭さというか独特の臭い。夜は灯りをめがけて虫も入ってきます。6月でこれなら8月や9月はどうなってしまうんだろうか?今来れてよかったかもな。



浴室も非常に建物の傷みが気になるが、ちょっと熱めくらいのいい湯だった。



少し時間をおいて、もう一つの内湯「白猿の湯」へ。こちらはフロントから近い。フロントの近くのみWifiが入るので、何名かPCを持ってきたりスマホをいじっている人もいた。漫画なんかもおいてあり、多目的スペースといった感じだな。



白猿の湯は岩から温泉が流れ落ちており、滝のようになっていた。自分は小天狗の湯とあまり違いを感じなかったが、母は一番白猿の湯がよかったと言っていた。自分的にはやっぱり外湯かな。真湯が一番入りやすかったと思う。

ということで、温泉を入り終わったらなんだかんだでいい時間に。やることはないけれど、温泉に入ったり館内散策をしているうちにあっという間に寝る時間になってしまったな。明日の予定だが、藤原の里にいこうと思っていたけど、距離を考えて中尊寺を久しぶりに見てくるプランに変えようかな。

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