自宅から歩いて20分ほどのところに牛乳の自販機がある。農家なのかどうかは分からないけれど、牛もいればロバ、豚も飼っているし、牛乳のほかには、野菜や果物、卵も売られている。自販機の設置は長くてもまだ半年くらいかな、と思う。3,4か月前くらいに、道路に「牛乳の自販機こっち」の標識が立っているのに気が付いた。
歩いて20分くらいなら、散歩にもなるし、とりあえず一度購入して味を確かめてみよう、と先日買いに行った。
牛乳瓶は売られていないので、ソクチくんの実家にあった
70年前に使用したアルミ缶
を借りてきた。2リットルの容器で、2リットル購入し、容器のぎりぎりまで入ったけれど、ふたをすればこぼれずに持って帰って来られた。よくできてるな、と思った(だから捨てられないのか)。
自販機にお金を入れ、ボタンを押し、容器に牛乳を注ぐ。100ミリリットル単位でポンプが作動するようで、お釣りはちゃんと返って来る。2回目に行ったときは、牛乳が途中でなくなり、900ミリリットルくらいしか買えなかったけれど、お釣りは戻ってきた。
お値段は、というと、1ユーロ/リットル。普段あお家がスーパーで買っている牛乳よりもほんの気持ち安い。
が、
自宅で加熱処理が必要
なので、その手間や光熱費はかかる。でも、ごみは減るので、その点は良い、と思う。
さて、加熱処理後、牛乳を飲んでみた。甘くておいしい。私は牛乳の匂いが気になり、飲める牛乳と飲めない牛乳があるけれど、この牛乳は匂いも問題ない。今まで飲んでいた牛乳とは全然違う、新しい体験だった。
ただ、脂肪分も糖分も高めだと思ので、そのあたりは気になる。
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