徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

イチゴ狩り

2007-06-12 06:22:51 | Weblog
日曜日、友達と友達の近所の子供たち2人と一緒にイチゴ狩りへ行ってきた。私の住む街では結構あちこちにイチゴ狩りを楽しめる場所がある。

私たちが行った畑は

入場料無料!

持って帰る分だけ重さを量って買うことになっている(と言うことなら、畑で食べるだけなら無料)。その日のイチゴの値段は

500 g =1ユーロ

安い。安いとはいえ、私は1人者なので、70セント分しか持って帰らなかった。

イチゴはもう最盛期を過ぎたせいか、前日に雨が降ったせいか、痛んでいるものや、すっぱいものがちょこちょことあった。

でも、甘い株を見つけると、そこのイチゴは本当に甘い。


私が持っていった容器は、他の3人に比べるととても小さかった。子供1(男の子・5歳くらい)に、

容器、買えばいいじゃん

と言われた。いや、買うとお金かかるでしょ。と思っていたら、友達にそのまま言われた。そうしたら、その子供1に、

あおちゃんは貧乏なの?

と聞かれた。子供だけあって単刀直入。まぁ、貧乏なんですけどね、どう答えようか考えていたら子供2(女の子・10歳くらい)が

それは失礼だよ

と。あ、ありがとう。しかし子供にかばってもらう私って・・・

その子供2はとてもしっかりしている。私の友達がイチゴをヘタから出ている茎(?)を長めに摘んでいたら、

だめだよー。この部分も重さに入るんだから~

と言いながら茎の部分をプチプチと切っていた。当の友達はイチゴ狩りに夢中・・・

と、こんな感じで1時間くらいイチゴ狩りを楽しんだ。天気が良く、暑かったけれど、とても楽しかった。お昼くらいには多くのドイツ人もイチゴ狩りを楽しんでいた。
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オペレーションセンターもろもろ-2

2007-06-04 02:57:49 | 勉強
無事、電車を降り、次はバスに30分ほど乗ることになっていた。そのオペレーションセンタがあるところは「エアパーク」と名前がついていた。へぇ~、公園の中にあるのか、などと思っていた。

そのエアパークに向かうバスは1時間に1本と、少なかった。が、結構あちこちに「エアパークへの行き方」が掲示されていたので、私は、「やっぱりピクニックとか散歩とかでにぎわっているのかしら」なんて考えていた。

バスに乗ること25分。全然公園なんて見えない。そんなとき、ふと気がついた。私が降りるべきバス停名は終点の「エアパークターミナル」。私は「ターミナル」って「バスターミナル」だと思っていたけれど、これって、

空港のターミナル?エアパークって空港のこと?

ようやく気がついた。そういえば、私たちのプロジェクトでも飛行機を飛ばす。ということは、飛行機が離着陸できる施設が必要・・・

そのエアパークは本当に小さい空港で、どうやら格安航空会社が主に乗り入れているらしい。公衆電話を探しに(オペレーションセンターがどこなのか分からないので)ターミナルの中に入った。

閑散としてるよ

スタッフもいないし、客もいないし・・・やっぱり格安航空会社しか入っていないのでしょう。

電話でオペレーションセンターの場所を教えてもらい、そちらに向かった。この建物かな、と思って近づいてみたら

警察が1階に入っていた

別に、悪いことをしているわけではないから警察が入っていてもどうでも良いんだけれど、ちょっと気後れして、遠くから様子を伺うことにした。うーん。よく分からない。まぁ、入り口のドア、開いているし、ちょっと様子を見てこよう、と決心し、建物に近づいた。

正解!

というわけで、ようやくオペレーションセンターにたどり着いた。結構どきどき、びくびくの2時間だった。


そして、オペレーションセンターにミーティングに参加する人が続々と集まってきたとき、

Hi あおー!!

と言いながら満面の笑みで近づいてくるスキンヘッドの人を見つけた。

え?誰?私、この人知らない・・・よね?

いまいち自分の記憶に自信はないけれど、このプロジェクトで知っているスキンヘッドは2人。そのうちの1人しか私の名前を知らないはず。でも、今近づいてきている人はその人ではない。

え、え、え。どうしよう・・・

とあせる私。頭の中はその人を思い出そうとフル回転。そのとき、そのスキンヘッドの人の後ろに同じ研究室のドクターが見えた。「もしや」と思って再びスキンヘッドの人の顔をよく見たら、同じ研究室の人だった・・・彼と会うのはほぼ1ヶ月ぶりだったので、気がつかなかった。

一通りの挨拶を終え、パニックから回復した私はそのスキンヘッドの人に言った。

「誰だか分からなかったよ。なんでこの人、私の名前を知っているんだろう、って思っちゃったよ」
と言ったら、半分あきれたように、いすに座っている私の目の高さにかがんで、

僕だよ。下に警察あったでしょ。怪しい人じゃないよ

と言った。本当にあきれたのでしょう。
おそらく彼は、今後3ヶ月そこに滞在するので、手入れが楽なように剃ったのでしょう。
それにしても、自分の記憶力、というか、私って髪型で人を覚えていたのか、ということに驚いた。
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オペレーションセンターもろもろ-1

2007-06-03 05:04:52 | 勉強
金曜日に私も参加しているプロジェクトのオペレーションセンターへ行ってきた

秘書さんがくれたチケット引換券(?)を当日朝、自販機でチケットに換えないといけないので、電車発車時刻の30分前に駅に到着するようにした。

意外に自販機が空いていたので、時間が余り、本屋で時間をつぶすことにした。11:10少し前に、発車時刻は11:20分くらいだったはずだから、そろそろホームに行って指定席の場所の確認をしよう、と思って電光掲示板を見た。

あれ。11:20前後に目的地方面の電車がない・・・

と気がついてあわててチケットを見た。

11:11発

・・・うそ。あと2分ほどで発車しちゃう。

幸いホームまではすぐだったので、電車はすぐに見つかった。が、

パリ・東駅行き

うーん。そんなに遠くまで行っちゃうの?そういえば何日か前にYahooニュースで「フランスのTGVとドイツのICEが乗り入れ」って報道していたな。でも、今回私が乗ったのはICEではなく、EC。

パリ行きで、方面的には間違っていないような気がするけれど、実際私が降りたい駅に止まるかどうかは分からないけれど、自分でチェックするには時間がなさすぎる。と言うわけで、車掌さんに聞いてみた。「停車する」とのことで一安心。

発車まであと1分ほどになったから、とりあえず電車に乗った。そこから自分のシートに向かった。自分のシートにたどり着く前に電車が動き出した。ほ、間に合ってよかった。

この電車、ドイツからフランスのパリ行き。車内アナウンスはドイツ語→英語→フランス語の順。こういうアナウンスを聞くときいつも思う。

ドイツ語と英語・フランス語だと長さが全然違う

ドイツ語だと乗り換えの案内までしているのに、英語とフランス語では挨拶と食堂車の案内くらい。なんとなくフランス語は英語よりももっと短かった気がした。でも、英語でアナウンスがあるだけありがたい。

約1時間10分の乗車時間。乗り物に乗ると条件反射のように寝る私。この日も途中、何度か目が覚めながらもうとうとしていた。降りる20分前に目が覚めた。「あと20分眠れるな」と思って再び夢の中へ。

次に意識が戻ったとき、

電車がどこかのホームに入っていっている・・・

数少ない駅名表示を見ていたら、どうやら降りる駅らしい。そう判断したときはすでに電車が止まっていた。危ない危ない。
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プロジェクト開始

2007-06-02 05:23:51 | 勉強
6月1日から3ヶ月間、さまざまな気象データを計測する。そのために飛行機も飛ばす。私が使用予定の衛星データは案の定、問題発生中だけど、近いうち、リアルタイムで取得できるはず。

今週の初め、教授からメールが来た。

今週、オペレーションセンターに行かないか?

と。私はまだ行ったことがなかったので、「ぜひ」と答えた。「詳細を教えてください」とも言ったのに、水曜まで何の音沙汰もなかった。木曜日、秘書さんから電車のチケットとバスの時刻表をもらった。

え。1人で行くの??

メールにはWould you like to join us?って書いてあったよね?と思って、面倒を見てくれているポスドクの人に「明日、オペレーションセンターに行くよね?」と聞きに行った。

僕は行かないよ。行ってもすることないし。行くのは教授と○○とXXだと思うよ

まずい。私もオペレーションセンターに行って何するんだ?と思って教授にメールを書いた。「バスに乗る前に会えるんですか?」

No。直接オペレーションセンターに行って

えー・・・

今日、とりあえず行って、まだデータを視覚化できていなかったから、そのソフトをインストールして、ちょっとデータをいじって・・・なんてやっていたら、ワークショップで見たことのある人たちが続々と登場。

私の研究室の人もやってきた。何が始まるのか聞いてみた(逆に「あおは何しに来たの?」とか「何やってるの?」とか聞かれた)。

ミーティングだよ。あおも参加するんだね

えっと・・・そんな話は一言も聞いていないし、そもそも私、帰りのバスの時間が40分後に迫っているんですけど。なのに教授はまだ到着していないし。

と1人であせっているところに教授が登場。

あおもミーティングに出ていきなよ

この人・・・どこまで無計画なの??「私、電車が5時半なので、もうすぐバスに乗らないといけないんですけど」といったら、「あ、そう。ま、駅までの交通手段は何とかなるから」と言い、ミーティングに入った。

ひと段落着いたところで、教授が「あお。電車に乗るんだよね?」と声を掛けてくれた。もう1人、ジュネーブからの人も一緒にミーティングを抜けた。

最初は誰かに車を出してもらうように頼むのかな、と思ったけれど、ミーティングを抜けたのは私たち3人だけ。ということはタクシーかしら、と思ったけれど、違った。

教授自ら運転

プロジェクトのリーダーなんですけどね。さくっとミーティングを抜けちゃって良かったのかしら。

余裕を持って駅に向かったので、駅で十分時間があった。ほ。なんとか今回も無事に帰ってこれた。
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営業時間延長

2007-06-01 16:28:51 | Weblog
閉店法が変わったのか、何ヶ月前からかいくつかのお店で閉店時間が遅くなった。

22時閉店

うん、今までは20時閉店だったから大きな進歩。始まった当初は21時くらいは

店員の数>客の数

だったけれど、しばらく経ったら、22時近くでも多くの人が利用している。私も、バイトしてから帰ってくると、21時くらいなので、22時閉店のお店を利用する。やっぱり便利。20時閉店のときはたまに「不便だな」と思いつつも、「こんなもん」と思ってその生活に慣れていたけれど、たった2時間閉店時間が延びただけで気分も違う。

22時閉店にしているお店は採算を考えて2時間延長したはずだから、やっぱり潜在的にニーズはあったのでしょう(営業コスト<売り上げ)。

スーパーでない普通の雑貨屋やデパートも夏だからか、週に1日だけ、22時閉店のお店がメインストリートにいくつかある。もちろん、22時閉店の日をそろえているので、ショッピングも楽しい!

そして、夏だからか、とあるフィットネスクラブは営業時間が短くなったらしい・・・スタッフも夏を楽しみたいのでしょう。来る客も夏は少ないでしょうし。
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