goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツ人の環境意識

2005-09-15 17:16:55 | Weblog
ドイツといえば「環境先進国」。きっと、人々の意識も高いのだろう、そう思っていた。

しかし、こちらに来て驚くことが多かった。まず、ゴミの分別。確かに「分別すればするほどよい」わけではないが、ドイツでは、

ビン、生ゴミ、紙、リサイクルゴミ、その他

に分けられる。リサイクルゴミのコンテナにはプラスティックも缶も一緒に捨てられる。紙ゴミのコンテナにはダンボールも新聞紙も一緒に捨てられる。とても大まかな分別。これなら誰でも分別できるはず、であるが、やはり分別しない人もいる。何もかも一緒にしてその他のゴミのコンテナへ。生ゴミくらいは分別しようよ、と思うが、しない人はしない。

次に吸殻。喫煙率は日本より高いと思う。そして、多くの人が吸殻をポイッと投げ捨てる。灰皿なんてその辺にあるのだから灰皿に捨てれば良いのに・・・

ある観光地に行ったとき、ガイドツアーに申し込んだ。そのガイドが集合場所に捨てられていた吸殻をしかめっ面で拾い上げ、

川に捨てた

それは違うでしょ!と突っ込みたくなった。せっかく拾ったんだからゴミ箱に捨てましょうよ。

と、個人で見た場合、決して環境意識が高いとは言えないなぁ、と思った。人間は国籍にかかわらずそれほど大差ない、ということでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマート

2005-09-14 18:53:39 | Weblog
この車を知っていますか?私が住んでいる街ではとてもよく見かける車です。ダイムラー・クライスラーのスマートという車です。

日本でも販売されているようなのですが、見かけたことがなかったので、こちらに来て驚きました。なんといっても小さい!!写真は2人乗りのスマートですが、4人乗りなど他にもラインがあるようです。アウトバーンでも見かけたことがあります。写真では分かりにくいですが、軽自動車よりもはるかに小さいです。

ドイツではこの車を所有することで公共交通機関が割引になったり、スマート専用の駐車場が街中にあったりと、いくつか特典があることがあるようです。

どのくらいの燃費で走り、どのくらい環境にやさしいのかは調べていないので分かりませんが、いろいろ特典があることを考えると、環境にやさしいのではないかなぁ、と想像できます。

日本ではトヨタ自動車のプリウスを多く見かけたような気がします。環境配慮のハイブリッドカーのプリウスには税金が安くなる特典があるようですが、そのほかにもあるのでしょうか?

特定の企業だけの製品に対して特典を作りすぎてしまうと競合他社の力が弱まってしまうので良くないかもしれませんが、「ちょっと高めの環境にやさしい製品」を買うときのモチベーションになるのであれば必要なもの、かもしれません。

最終的には「どの製品も環境にやさしい」から特典は不要、というのが目標でしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

郵便

2005-09-13 21:30:38 | Weblog
ドイツの郵便局は黄色地に黒のホルンマークが目印。ちなみに、ポストも黄色。何年か前に民営化されたようで、郵便局内でペンやノートなどの文房具、カードなどを買うこともできる。DHLも郵便局で扱っている。

切手の自動販売機があるが、それは1種類のデザイン(やはり黄色と黒のホルン)しかなく、買うときに1ユーロと指定すれば1ユーロ、と印刷されて出てくるものでかわいくない。窓口で買うものは金額ごとにデザインが違う。

さて、郵便配達のシステム。
何人の郵便配達員がいるのかは分からないけれども、みんな、キャスター付きバッグ(というのでしょうか)をコロコロと引きながら配達している。
そして移動は

電車またはバス

学校周り(郊外)だけでなく、街中でも同じシステム。そして、1日に2回か3回配達してくれるので、便利である。

日本と比べて効率性、人件費などについては分からないが、二酸化炭素の排出量はドイツのほうが少ないと思う。

先日日本の友達がSALで雑誌とマンガを送ってくれたが、2週間くらいで届いた。外国ではよく郵便物がなくなる、という話を聞くが、ドイツの郵便局はしっかりしているようで今までなくなったことはない。こちらから送ったものもちゃんと届いているし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーマーケット

2005-09-12 18:00:43 | Weblog
ドイツのスーパーマーケットではカートが主流。カゴを置いてあるお店は少数派。そしてみんなよく、カートを使う。お店は狭いし、通路も狭いし、というようなお店でもカートを使っている。まとめ買いをするからなのでしょう。私は、冷蔵庫が小さく、まとめ買いができないから、こまめに買い物に行っているので、カゴを置いて欲しい、と常々思っている。

カートは通常、50セント~1ユーロのコインを入れて鍵をはずし、使用する。そして使い終わったらカート置き場で鍵をかけると入れたコインが戻ってくる仕組み。

それなのに、

たまに寮の近くで放置されたカートを見つけることがある

寮からそのカートのお店までバスで2駅。歩いて15分くらい。
そのお店からカートに山盛りになった食料を運んでいる人を見かけることがるが、その人か??

クラスメートにその話をしてみたら、

お金払ってるんだからいいんじゃない?

そうなんでしょうか・・・?決して「カートの代金」を支払っているわけではないと思うのですが。


ドイツのスーパーではいわゆる「レジ袋」はない。欲しかったら購入することになっている。15セントくらいで高くはないけれど、買ってもその後の使い道がないので、私は自分の袋を持って買い物に行っている。

が、たまに予定外に買い物に行くことがある。そんなときはたいてい、パンとか牛乳とか、ちょっとしたものを1つ2つ買うだけ。バッグに入るときはバッグに入れるけれど、入らないときは手で持って帰る・・・

最初、ドイツに来たときはこれが恥ずかしかったが、1年も経つと結構平気でできてしまう。日本でうっかりやってしまわないように気をつけないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母と息子で旅行

2005-09-10 02:37:38 | Weblog
この前の中欧旅行でも思ったが、

母親と息子の2人で旅行している人が多い

それも、10代~20代前半くらいの男の子。当然バスに乗っても座席は隣同士、会話はそこそこある。とても自然で、普段から会話をし、たまにこうして旅行するんだろうな、という雰囲気を感じられる。

日本ではあまり見なかった光景である。日本では、どのくらいの思春期の男の子が母親と一緒に旅行に行くだろう?私には兄が1人いるので、この前、母に「お兄ちゃんと2人で旅行したかった?」と聞いてみた。

したくない。娘のほうがいい

と返ってきた。母親側にも抵抗があるようだ・・・考えてみれば、母と兄で旅行に行ったことってあっただろうか。家族旅行だって、兄が18のときしぶしぶ行ったのが最後だと思う。しかも1泊。

タンデムくんも今、お母さんと旅行中。しかも、4月ごろから計画していた(それなのに、すべてのホテルの予約を完了したのは出発直前)。タンデムくんは来年、日本へ旅行することを考えているが、

一緒に行く人が見つからなければお母さんと行く

と言っていた。私の予想では、お母さんと行くことになると思う。お母さんと2週間。相当仲良いのね、この親子、と思ったが、ヨーロッパでは良くあることなのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット環境

2005-09-09 18:46:50 | Weblog
旅行に出かける前は部屋でワイヤレスでネット接続できたが、旅行から戻ってきたら接続できない!!また誰か料金を支払っていないのだろうか・・・?

学校のPCでは、日本語を読むことはできるが、書き込めないことが難点。図書館とPCルームに自分のPCを持ち込んで接続できるので、今は図書館通い。個室を使えるし、寮からも近いので、図書館のほうがお気に入り。

しかし。

今日から日曜まで休み

よって、PCルームに通うことにした。が、PCルームは日曜日開いていないんです。不便です。

10月から寮の部屋に電話と有線でネット接続できるように工事中。
のはずだったのですが、なぜか今、滞っている。夏休み中?私のところの建物が一番最後の工事で、そのほかの建物の人は既に電話とネット接続を得ている。ずる~い。

電話とネット環境充実のため、10月から寮費が上昇することになっているが、本当に10月から使えるのか、イマイチ不安な今日この頃。

早くワイヤレスが復活することを願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツと犬

2005-09-08 22:05:10 | Weblog
ドイツは本当に犬が多い。学校の中を歩いていても、公園へ行っても、電車に乗っても、バスに乗っても犬・いぬ・イヌ・・・

アウトドア好きのドイツ人とその犬たちが一緒に楽しめれるように犬同伴可のキャンプ場もある。以前、チラッと見たことがあるが、とても賑わっていた。

私は昔、ダックスフントとダルメシアンを飼っていたことがあるので、犬は嫌いではない。しかし・・・

バスに乗った瞬間、大きな犬が目の前に寝そべっているのを見ると驚く

噛むわけでも、吠えるわけでもないから、いい加減、慣れてもいいのでは、と自分でも思うが、未だに慣れることができない。やっぱり多きい犬は迫力あるし、万が一、襲われたら・・・という恐怖がどこかにあるのでしょう。
しかも、小さい犬よりも大きい犬のほうがたくさんいるような気もする。

ドイツの犬はよく訓練されているようで、とてもお行儀がいい。電車の中では寝そべっているし、レストランでも人間が食べているものをねだることもない。他の犬に向かって吠えることもほとんどない。リードなしで散歩している人も多い。

たまに電車が「犬臭い」ことがあるが、犬も家族の一員であるドイツでは仕方のないことかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイバイパーティ

2005-09-07 02:26:53 | Weblog
クラスメートのインド人の男の子が約半年間、修論のため一時帰国するため、バイバイパーティを開いた。

何のことはない、いつものBBQパーティであったが、夏休み中のため、いつもより人が少なく、閑散、とまではいかないけれど、ちょっとさびしいものがあった。

彼のビデオに一人ずつメッセージを録画した。みんな、思い思いのことを言っているが、私は何を言っていいか分からず、さっぱりしたものになってしまった。あまりにさっぱりしすぎて、録画を頼まれている人からダメ出しがでた。2回目もさっぱりしていたが、あきらめたのか、ため息をつきながら「OK」と言われた・・・

そんな中、ちょっとした再会があった。ドイツ人の男の子で、6月から日本へバカンスに行っていた。そして、今週末からは何かの調査でフィリピンへ行くらしい。彼の日本語の上達振りには驚いた。出かける前は「元気ですか?僕は元気です」くらいだったのに、たどたどしいながらも文章を言えるようになっていた。
そして次のセリフは

あおさんのドイツ語は上達しましたか?(日本語で)

であった。そんなに簡単に上達するわけない。

修論でドイツを離れるクラスメート第1号の彼。半年間会えなくなるのはやはり寂しい。そしてこれからも何人も自国に戻るクラスメートが出てくるでしょう。2年間一緒に勉強する、と言っても、実際にはとてもとても短い期間だけ一緒なんだな、と思った。

私も早く修論のテーマを決めなければ、と思ったパーティであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寮内盗人

2005-09-06 16:58:50 | Weblog
1週間旅行に出かけて寮に帰ってきてびっくり。
キッチンにある棚や冷蔵庫は一応個人ごとに場所が決められている。なのに、

棚においてあった玉ねぎが、冷蔵庫に入れておいたにんじんがなくなっている

そういえば、牛乳やジュースなど、よくなくなることがあった。開けるまでは誰も触らないが、一度開けると、私、一杯しか飲んでいないのになぜかあと少ししか残っていない、ということが良くあった。インスタントコーヒーも3日ほど行方不明になり、その後1杯分だけ残って帰ってきたことがあった。

私の寮では食器用洗剤は共有のお金で買うことになっているが、その管理をする人が今、いないので、洗剤はない。私は以前もそういうことがあったので、自分で洗剤を買い、私の棚に洗剤を入れているが、今回、なんと、私の洗剤が

シンク脇に置かれていた

不在だからって勝手に使うなよ!!と、頭にきたので洗剤は部屋に引き上げ、私が使うときにキッチンに持っていくことにした。

今、同じキッチンを使っているのは1人しかいないので、おそらくその彼がしたのだろうが、彼は悪びれることもなく、「Hi, how are you? when are you leaving?」などと話しかけてくる。

とりあえず、自衛すれば良いわけなので、気にしないことにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中欧旅行-ブダペスト編

2005-09-05 18:17:28 | 旅行
ブダペストでは1日半、時間があったので、最初の半日はブダ地区の王宮とマーチャーシュ教会、漁夫の砦を見に行きました。くさり橋を渡って、そのまま歩いて王宮まで行ってもよかったのですが、坂が急だったし、ケーブルカーが通っていたのでケーブルカーに乗り王宮へ。王宮は博物館や美術館が入っていますが、芸術関係に疎い我が家族、誰も「入ろう」とは言い出さず、外観だけ見て終了。

マーチャーシュ教会はシシィが戴冠式を行ったところ。よくオルガンコンサートをやっているが、私たちが見学に行ったときはなし。

翌日はペスト地区の観光。国会議事堂(写真)、イシュトバーン大聖堂(バジリカ)、オペラハウスを見学しました。国会議事堂は「ゴージャス!」の一言です。前回来たときも感激しましたが、今回見てもやっぱり感激しました。

バジリカではやはり「右手のミイラ」。正直、あまりよく分かりませんでした。たまたまミサらしきものが始まり、パイプオルガンの音色を楽しむことができました。

オペラハウスも素敵でした。シシリアやクロアチアなどから持ってきた大理石がふんだんに使われていました。音響や防災もかなりレベルが高いそうです。

自由市場へも行ってきました。ガイドブックには「何でもそろう」と書いてありましたが、その通りです。生鮮野菜・果物から肉、チーズ、お土産品まで何でもあり、なかなか楽しかったです。

そんなブダペスト。予想以上にお金がかかりました。5年程前に来たときは、物価の安さに驚いたのですが、今回は観光の入場料にすごくお金がかかりました。オペラハウスの入場料なんて、2,700Ft(一人)。10,000が14,400Ftくらいだったので、その高さに驚きました。多分、今回の旅行ではブダペストが一番お金がかかったのではないかと・・・

03-04版のガイドブックを持っていたのですが、ガイドブックの情報と比べて入場料が2倍になっているところもありました。しかし、Ftに両替しすぎても仕方ないので(残しても価値は目減りするばかり)、カードで支払えるところはカードで支払い、結局、2,000Ftほど残りましたが、空港で使い、最終的に80Ftくらいにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする