退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「表情の凛々しさが素敵な鳥たちと各地にある『女子の矯正』とその被害を描いた映画」について

2022-08-26 02:38:41 | Weblog
くもりときどき雨。仕事場近辺では雷に加えて激しいスコールが二度。

真木広造「ワシタカ・ハヤブサ識別図鑑」を見て読む。

著者がこの種の鳥たちを本当に好きなんだなとわかる内容。
よくこんな写真を撮ったものだと思うことしきり。

中でもシロハヤブサが美しく。
チョウゲンボウの名前の由来が気になるところ。

それぞれに「何事かの意志を感じさせる表情」をしていて。
羽根を広げた姿も優雅で。

繰り返すがその存在を目にするだけで気分がよくなるのだからいやはや。
われわれ人間の「残念さ」をあらためて。

ダニシュカ・エスターハジー「レベル16 服従する少女たち」(’18)を観る。

「謎の寄宿舎」に暮らす少女たち。
「純潔」「従順」「忍耐」などの美徳が要求される中で。

それらに従った者には「裕福な家庭」への縁組みが与えられ。
その「夢」を目指して毎日を過ごすのだが。

かつて裏切られたソフィーと「レベル16」で再会するヴィヴィアン。
「規則を守る」後者に前者がそのカラクリの一部を話したところから始まる物語。

「謎解き」はあまり面白くないものの。
各地で「女子が否応なく強制される現実」だと思えば如何。

看守が部屋に来る設定はいかにも「性的虐待」を思わせ。
これまた「フェミニズム映画」だった模様。

ドラマ「リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班」のピーター・アウターブリッジが「医者」で。
映画では「ソウ6」(’09)や「CODE8/コード・エイト」(’19)など。

いかにもヴィヴィアンを守る態度を見せつつ。
決してそれが「本当」ではないあたりもDVに近いか。

「人身売買の酷さ」についても少々。
彼女たちの「若さ」が「商品」にされている描写も忘れずに。
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