退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

自分のためより他人のために生きる幸福を知るということ

2010-08-21 03:27:28 | Weblog
快晴。夜に虫の声。

内田樹「街場のメディア論」再読。

読み返したら案外難しい話もあったけれど
結局基本は「ありがとう」。

「君たちがいて僕がいる」というご存知チャーリー浜の決め台詞に
実は非常な「真実」があったということにしておく。

消費は人を孤独にするというのが正しいのは
自分の好みを深く追求すれば他人と合わなくなるというのが必然だから。

さてそこで、
自分の好みなどいかほどのものだろうという「謙虚」があればいいのだが。

強烈な自負は過剰な不安と同居するもの。
そこそこ、こんなものだろうというあたりがおそらくは「賢明」。

もちろん「敢えてする強調」があるのは知っている。
そこにもやはりある種の「謙虚」がうかがえるのが「芸の力」。

本当にいいものはいくら取り入れてもかまわない。
ただしそれを見分ける眼力があるかどうかが境い目。
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