晴れ。12月だというのにこの暖かさ。
橘玲「無理ゲー社会」を再読。
「死にたがっている人々の言葉」を冒頭に持ってきて。
「現実はここまで来ているのだ」と強調。
「誰もが自分らしく生きられる社会」では。
①世界が複雑になる②中間共同体が解体する③自己責任が強調されるとのこと。
「自分さがし」の陳腐さは言うまでもないとして。
「メリット=知能+努力」による「メリトクラシー」が始まるものの。
前者はPC(政治的正しさ)によって「タブー視」され。
後者は「努力すればどんな夢もかなう」という「神話」になり。
その結果「努力の多寡」による「選別」が力を持ち。
「頑張れない人々」は評価されず「希望」を失って「現実否認」に走ると。
「陰謀論」を信じやすくもなり。
その中には事件を起こす者たちも出て来るらしい。
ただし「無理ゲー」から降りればまた「違った世界」が見えるのも確かで。
「好ましい仲間」がいれば「経済的苦境」も案外問題にならなかったりして。
売れない芸人や子育て奮闘中のシングルマザーたちを思い出すのもいいかも。
もちろんわれわれを「癒してくれる」鳥獣虫魚もいることだし。
マル激を観る。
今回のゲストは石破茂。
野党がどうしようもない中では「党内野党」しかないか。
とにかく「信念」があり「筋の通った話」が出来る人物なのは確か。
自民党も彼が力を奮えるようになれば少しは面白いかも。
中田秀夫「禁じられた遊び」(’23)を観る。
物語の基本はスティーヴン・キング原作の「ペット・セメタリー」(’89)。
「エロイムエッサイム」という祈りは山田風太郎原作、深作欣二「魔界転生」(’81)から。
橋本環奈はさまざまな表情を見せ。
重岡大毅は重苦しい顔が多く。
何よりファーストサマーウイカが良く。
シソンヌ長谷川忍も同様に。
新納慎也の気持ち悪さもなかなか。
MEGUMIはまた幅を広げ清水ミチコは諏訪太郎と夫婦に。
猪塚健太はあちこちで活躍出来そう。
堀田真由と倉悠貴はやや地味な感じ。
以上が昨日の分。
なぜか一度書いたものが消えてしまったので。
晴れ。今日もまた異様に暖かく。
斎藤美奈子「出世と恋愛」を読む。
「妊娠小説」以来のヒット。
要するに過去も現在も男は女を見ていないことが明らかに。
「自分の都合」でヒロインを死なせるのだからいやはや。
それにしても著者は昔の小説をきちんと読んでいること。
「男という生きもの」のダメさがあらためて。
そして今も「女の生きづらさ」は続いているということで。
斎藤工「スイート・マイホーム」(’23)を観る。
かの俳優の監督ぶりやいかにと思って。
キャメラ芹澤明子の映像は悪くないものの。
如何せん長すぎる。
もう少し物語を圧縮しないと。
蓮佛美沙子の「日常の演技」が素晴らしい。
窪田正孝は「苦悩」しすぎて微妙。
柏原の中島歩、甘利の松角洋平、友梨恵の里々佳らが魅力的で。
窪塚洋介、根岸季衣が脇を支え。
本田の奈緒の「遺伝子」がひとみに伝わったという模様。
ここでもそもそも「不幸」をもたらすのは男だったり。
「理想の家族」を見つけて「一心同体」になるというのが気持ち悪く。
わが国ではすでに「家族」は崩壊している事実をあらためて。
「見えてしまうこと」に対する描写の意味は。
「現実」を知るとすべてが崩れることだと覚えておこう。
橘玲「無理ゲー社会」を再読。
「死にたがっている人々の言葉」を冒頭に持ってきて。
「現実はここまで来ているのだ」と強調。
「誰もが自分らしく生きられる社会」では。
①世界が複雑になる②中間共同体が解体する③自己責任が強調されるとのこと。
「自分さがし」の陳腐さは言うまでもないとして。
「メリット=知能+努力」による「メリトクラシー」が始まるものの。
前者はPC(政治的正しさ)によって「タブー視」され。
後者は「努力すればどんな夢もかなう」という「神話」になり。
その結果「努力の多寡」による「選別」が力を持ち。
「頑張れない人々」は評価されず「希望」を失って「現実否認」に走ると。
「陰謀論」を信じやすくもなり。
その中には事件を起こす者たちも出て来るらしい。
ただし「無理ゲー」から降りればまた「違った世界」が見えるのも確かで。
「好ましい仲間」がいれば「経済的苦境」も案外問題にならなかったりして。
売れない芸人や子育て奮闘中のシングルマザーたちを思い出すのもいいかも。
もちろんわれわれを「癒してくれる」鳥獣虫魚もいることだし。
マル激を観る。
今回のゲストは石破茂。
野党がどうしようもない中では「党内野党」しかないか。
とにかく「信念」があり「筋の通った話」が出来る人物なのは確か。
自民党も彼が力を奮えるようになれば少しは面白いかも。
中田秀夫「禁じられた遊び」(’23)を観る。
物語の基本はスティーヴン・キング原作の「ペット・セメタリー」(’89)。
「エロイムエッサイム」という祈りは山田風太郎原作、深作欣二「魔界転生」(’81)から。
橋本環奈はさまざまな表情を見せ。
重岡大毅は重苦しい顔が多く。
何よりファーストサマーウイカが良く。
シソンヌ長谷川忍も同様に。
新納慎也の気持ち悪さもなかなか。
MEGUMIはまた幅を広げ清水ミチコは諏訪太郎と夫婦に。
猪塚健太はあちこちで活躍出来そう。
堀田真由と倉悠貴はやや地味な感じ。
以上が昨日の分。
なぜか一度書いたものが消えてしまったので。
晴れ。今日もまた異様に暖かく。
斎藤美奈子「出世と恋愛」を読む。
「妊娠小説」以来のヒット。
要するに過去も現在も男は女を見ていないことが明らかに。
「自分の都合」でヒロインを死なせるのだからいやはや。
それにしても著者は昔の小説をきちんと読んでいること。
「男という生きもの」のダメさがあらためて。
そして今も「女の生きづらさ」は続いているということで。
斎藤工「スイート・マイホーム」(’23)を観る。
かの俳優の監督ぶりやいかにと思って。
キャメラ芹澤明子の映像は悪くないものの。
如何せん長すぎる。
もう少し物語を圧縮しないと。
蓮佛美沙子の「日常の演技」が素晴らしい。
窪田正孝は「苦悩」しすぎて微妙。
柏原の中島歩、甘利の松角洋平、友梨恵の里々佳らが魅力的で。
窪塚洋介、根岸季衣が脇を支え。
本田の奈緒の「遺伝子」がひとみに伝わったという模様。
ここでもそもそも「不幸」をもたらすのは男だったり。
「理想の家族」を見つけて「一心同体」になるというのが気持ち悪く。
わが国ではすでに「家族」は崩壊している事実をあらためて。
「見えてしまうこと」に対する描写の意味は。
「現実」を知るとすべてが崩れることだと覚えておこう。