くもりときどき雨。降ったり止んだり。
想田和弘「演劇vs映画」を読む。
「観察映画」ってそういうことなのねと今さら。
何より監督の作品を一本も観ていないという不勉強。
平田オリザというキャラクターにふむふむ。
初めて「相当な人物」だと知る。
面白いのは「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」に関する話。
なぜか著作権がワーナーにありそれで結構儲けているとのこと。
もっともそれゆえに「音を抜くこと」が「音を入れること」になる発見も。
「映画になる・ならない」という判断も興味深く。
Gyaoで済ませている場合ではないかもと思った次第。
と言いつつまたまた。
石井克人「スマグラー お前の未来を運べ」(’11)を観る。
役者を目指していたフリーター妻夫木聡が「一人前になる」お話。
マンガ「殺し屋1」を思わせる「拷問と痛み」をもたらすのは高島政宏。
長瀬正敏はこんな「男前」も出来るのか。
安藤政信の「殺人マシーンぶり」は「蜘蛛男」並みの動きが楽しい。
親分島田洋八(!)の妻である満島ひかりの8年前の姿はいい感じ。
「鮫肌男と桃尻女」(’99)が懐かしくキャストの重なりもあり。
かつて「戦争映画」でもっぱら使われていた中国語が
今では「裏社会」絡みで使われることが少なくないことをあらためて。
「強烈な一撃」を喰らった人間が「透明な液体」を吐き出す描写が印象的。
「野獣死すべし」(’80)の松田優作も二回ばかり登場する。
superfly「愛をくらえ」もなかなか。
編曲は蔦屋好位置で「愛をくらえ= I won't cry」と聞こえる歌詞もミソ。
「生まれ変わるための痛み」は相当に激しい。
とはいえそこに「意味」があるのだという強烈なメッセージよ。
そして「僅かなやさしさ」に感謝する描写を覚えておきたい。
想田和弘「演劇vs映画」を読む。
「観察映画」ってそういうことなのねと今さら。
何より監督の作品を一本も観ていないという不勉強。
平田オリザというキャラクターにふむふむ。
初めて「相当な人物」だと知る。
面白いのは「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」に関する話。
なぜか著作権がワーナーにありそれで結構儲けているとのこと。
もっともそれゆえに「音を抜くこと」が「音を入れること」になる発見も。
「映画になる・ならない」という判断も興味深く。
Gyaoで済ませている場合ではないかもと思った次第。
と言いつつまたまた。
石井克人「スマグラー お前の未来を運べ」(’11)を観る。
役者を目指していたフリーター妻夫木聡が「一人前になる」お話。
マンガ「殺し屋1」を思わせる「拷問と痛み」をもたらすのは高島政宏。
長瀬正敏はこんな「男前」も出来るのか。
安藤政信の「殺人マシーンぶり」は「蜘蛛男」並みの動きが楽しい。
親分島田洋八(!)の妻である満島ひかりの8年前の姿はいい感じ。
「鮫肌男と桃尻女」(’99)が懐かしくキャストの重なりもあり。
かつて「戦争映画」でもっぱら使われていた中国語が
今では「裏社会」絡みで使われることが少なくないことをあらためて。
「強烈な一撃」を喰らった人間が「透明な液体」を吐き出す描写が印象的。
「野獣死すべし」(’80)の松田優作も二回ばかり登場する。
superfly「愛をくらえ」もなかなか。
編曲は蔦屋好位置で「愛をくらえ= I won't cry」と聞こえる歌詞もミソ。
「生まれ変わるための痛み」は相当に激しい。
とはいえそこに「意味」があるのだという強烈なメッセージよ。
そして「僅かなやさしさ」に感謝する描写を覚えておきたい。