退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

暑く長い休日

2008-08-15 01:03:47 | Weblog
晴れ。暑さしのぎにドトールへ二度行く。

アラン・パーカー「ミシシッピー・バーニング」を再見。

北部からやってきたFBI捜査官は
南部で消えた3人の公民権運動家を探す。

あくまで正攻法で捜査しようとするウィレム・デフォーに対し
生まれた南部を抜け出したジーン・ハックマンが搦め手から迫る。

フランシス・マクドーマンドはKKK団員の保安官代理の妻で
身体を張って死体の在り処を教えることでようやく事件が解決する。

どうしようもない町に生まれ育った彼女の
夫が逮捕され家が住民に荒らされてもその町に居続けるたくましさを見るべし。

聖書で「人種差別」が教えられる恐ろしさも忘れずに。

チャールズ・ヴィダー「ギルダ」を観る。

南米に流れていかさまギャンブルで暮らす男は
カジノを経営する男に拾われて右腕になる。

ところが彼が連れて来た花嫁はかつての恋人ギルダ。
ふたりは惹かれ合いつつ憎しみ合うのだけれど、という話。

ギターで弾き語りをしたり黒手袋を脱いだりしながら
歌って踊るは、かのリタ・ヘイワース。

歌はどうやら吹き替えらしく
本職の踊りはステップを控えて女らしさを強調。

好きだと言えずに憎むしかないグレン・フォードは結婚した彼女を監視・監禁する。
つまらない意地を張る彼はいたずらに「物語」を長引かせるだけ。

カジノを隠れ蓑にタングステンの国際的独占を狙いつつ
ふたりの仲を怪しむ男にジョージ・マクレディ。

すべてを「予言」しながらふたりの行方を見守るピオ、スティーヴン・ギレイと
「恋にやさしい」刑事オブレゴンのジョゼフ・カレイアが脇を固めて。

曰く、男は手がかかる。
リタ・ヘイワースの魅力を楽しめばよしとしよう。
コメント
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