本日撮影。
一輪挿しに挿してみた、折れた百合の蕾。
伸びようとする芽を摘まれることほど悲しいことはない。
咲こうとするエネルギーはどれくらい残っているだろうか。
枯れる気配がないので水を取り替える度、開きやすいように先っちょを少しだけ引っ張ってみた。
そうして思い出したこと…卵から生まれようとするヒナが殻を突き始めるのと同時に親鳥も外側から突いて、促し助ける。
親鳥の絶妙なタイミング無しにヒナは生まれない。
あれをなんて言ったっけ?
で調べてみると「卒啄同機(そったくどうき又はせったくどうき又はさいたくどうき)」禅語でした。(卒は正しくは口偏が付く)
相手への思いやり、想像力があればこそ。
自分さえ良ければという世界では存在しないんですよね。
少し色付いて、少し開いた。無事に開くかな~。
お正月の花飾り