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グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

東京芸大フィルハーモニア コンサート

2008-02-10 22:06:31 | 鑑賞

室蘭市・登別市・伊達市三市合同文化事業
東京芸大に所属するプロフェッショナル・オーケストラによる演奏
2月10日(日)14:00~
入場料2千円 小中高生先着200名無料
だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール
曲目
W.A.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
J.S.バッハ:組曲2番BWV.1067
S.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲和声と創意の試みより「四季」
アンコール:シリンクス(ドビュッシー)、四季「冬」から二楽章

指揮:ジャン=ピエール・ヴァレーズ
編成:ヴァイオリンから6,6,4,3,2 チェンバロ
フルート独奏 高木綾子
ヴァイオリン独奏 玉井菜採

入場者数:目測約1000
知っている曲ばかりということもあり、久々最初から最後まで楽しめる、内容の濃い演奏会でした。
アイネクは澄んだ音色でPが美しかった。
バッハのこの曲を生で聴くのは初めてで、きっとソリストは響きの悪い音域をなんのそのでガンガン来るだろうと思っていたら、予想を裏切られ好感度アップ。
四季は全曲聴くのは二回目だったが、今回はとても短く感じられた。ソリストの力みのない爽やかな演奏が印象的。
豊かで幸せなひとときでした。

NHK室蘭放送局プラザμ15周年記念式典

2008-02-09 20:04:18 | 鑑賞

2月9日(土)14:00~
NHK室蘭放送局プラザμ1階μ’sホール・コムサロン
開会挨拶 NHK室蘭放送局局長 太田康徳
協力者表彰 サークルブリランテ(喫茶室)
記念公演 「ことばおじさんと室蘭」梅津正樹アナウンサー
記念演奏 室蘭市民オーケストラ(弦パートのみ)
     曲目
      ボルトニアンスキー アンダンテ(菊地俊一 編曲)
      千の風
      モーツァルト ディヴェルティメントK.136
      G線上のアリア
閉会挨拶 NHK室蘭放送局副局長 西澤洋和

入場者数:目測約150人(会員のみ)

メインの記念公演は約一時間半、お昼のテレビでお馴染みの梅津アナ(室蘭には昭和51~54年在籍)の飽きないどころか、もっと聞いていたい楽しい話しっぷりは、クイズ形式を取り入れ、聞き手の手綱を引きつ、緩めつ、さすが話し方のプロを感じさせるものでした。ご本人に言わせると、二時間あれば、話し切れるのだけれどと、時間が15分ほどオーバーしていました。
・同じ言葉が時代や世代、地域そして、使い方によって意味が全く異なる例:結構、やばい、明明後日、弥明後日
・読み方が時代や世代によって異なる例:逆手、山茶花、雰囲気、花街、水面
・以前は書き言葉が話し言葉で通用したが、現在それでは心に響かない。
・日本人には全てを語りきらない美意識があり、察することで理解し合った。
・コミュニケーションは会って話しをすることで取れるもの。
・文化庁のアンケート調査で話し方が美しいのは
 一位:皇室 二位:アナウンサー 三位:吉永小百合
 (この三者とも私が瞬間思い浮かんだ人達だったので驚き)

記念公演が終わったところで帰る人が10数人
記念演奏はステージスペースの関係上、弦パートの9名がオケを代表して4重奏を披露。待ち疲れでしょうか、張り切って見えたヴィオラのTさん以外は皆さん寝起きのように浮腫んでみえました。
上弦のピッチ、低弦の無表情(顔じゃありません、音楽表現)ちょっと、気になりました。メロディがたまに2ndに移ると、どうしてもぼけて沈んでしまう。
スカートは膝が見えない長さのほうがよい。
練習期間が一ヶ月もない状況で、モーツァルトの難曲をよく頑張ったと思います。
千の風とG線上のアリアはあまりにも知られているので怖い曲。
いつも共に演奏している人達の演奏を客席で聴く滅多に無いチャンス、良い勉強をさせて頂きました。

クリスマス・ピアノ曲集CD/ガイヤー・ヘニング・ブローテン

2007-12-16 10:01:20 | 鑑賞

ブローテンと協奏できた一週間前がもう夢の中の出来事だったようにも思えてくるのですが、手元に残る一枚のCDが現実だったことを物語ってくれます。

6人の方が書いたクリスマスの曲を集めたもの。
ORIVER MESSIAEN
FRANZ LIST
MAGNE HEGDAL
FERUCCIO BUSONI
CARL NIELSEN
CHARLES-VALENTIN ALKAN

リストの小品12曲は上質のBGMになりそう、ニールセンの「サイレントナイト」の編曲はお洒落、最後のアルカンはちょっと感動的。
衝撃的なのはメシアン。不安を抱えた現代がよく現れていて、惹かれます。

大きくて、厚くて、ちょっとカサカサしてて、そして暖かい手でした。

旅立つ日

2007-12-06 08:58:13 | 鑑賞

昨日、友人がくださいました。
作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ 
編曲:JULEPS/PAPA DAISUKE
歌:JULEPS

出だしの声、女性?男性?と一瞬思いました。
聞いたことのないグループ名(男性3?人)ですが、
7月までレオパレス21のCMソングを歌っていた方達だそうです。
澄んだ声で爽やかに歌っています。
「千の風」にアレルギー反応を起こす方はこちらがよろしいかと。

旅立つ日
ある朝 めざめたら神が待っていた
命に終わりが来ると そっと知らされた
どうして 僕だけが旅立つのか
運命のさざ波に声は届かない
一番近くの大事な人よ
幸せだったか それが気がかり

もしも 僕がいなくなったら
最初の夜だけ泣いてくれ
君と僕が過ごした時を
思い出しながら 見送って

いつかは誰もみな 迎えが来るのを
分かっていたはずなのに 人ごとのようで
夕日がいつもより美しいとて
知らぬ間にあふれ出す感謝の気持ち
今までいっしょに歩いた人よ
残していくこと 許してほしい
君と会えて幸せだった
朝の空見あげ ほほえんで
僕はきっと 日ざしになって
見守っているよ 君のこと

もしも僕がいなくなったら
最初の夜だけ泣いてくれ
きみと僕が過ごした時を
思い出しながら 見送って

室蘭工業大学管弦楽団第9回定期演奏会

2007-12-02 01:37:12 | 鑑賞

12月1日14:30開演 室蘭市民会館
入場料無料
第一部
プロコフィエフ:バレエ組曲「ロミオとジュリエット」より
「モンタギュー家とキャピュレット家」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ソリスト・上村威揮)
第二部
メインストリート・エレクトリカルパレード
「サンダーバード」のテーマ
私のお気に入り
「パイレーツオブカリビアン」より
アンコール:天国と地獄より

客数:目測200
ロミジュリはテンポの変わり目がもやもやした感じ、協奏曲の二楽章、眠くなりました。三楽章のスケルツォ的なところ、木管がソリストのテンポについて行けなかった。全体的に前半は緊張からかこじんまりしてしまった、後半は金管を中心に水を得た魚のようにはじけた印象です。(勿論、自分、及び自分達のことを棚に上げての正直な感想です。けなしてばっかりですが、途中で止まるのではないかと思った、一昨年を思えば、よくまとまった演奏会だったと思います。後半の難しいリズムなど楽々こなしているところはさすがです!)
やっぱり、音の立ち上がりや音程取り難しいですね。他人のを聴いているとよく分かるのに、いざ自分の音となると…いやはや、我がふり直せです。
私が一番最初にコンチェルトを聴いたのが今日の「メン・コン」、高校生の時レコードででした。
上村君の果敢な挑戦に拍手、どんなにか練習したことでしょう。
ソリストより、その斜め後ろで座っている「ぴかりん」のほうが目立っていました。
K君の指揮は一昨年はただ綺麗だけだったけれど、今回はスコアを良く読み込んでいることが伝わってくるものでした。
ヴァイオリン1stのAさんのお衣装が相変わらずで嬉しかったです。

アンコールでの台本通り?の学生ならではのユニークなパフォーマンス、楽しませて頂きました(伝統になりそうな予感)。

tears of annri 

2007-11-05 08:10:10 | 鑑賞

これも徳永英明を薦めてくれた知人の薦めです。
これもなつかしい曲が一杯のカヴァーアルバム。
女性ヴォーカリストの歌はやはり直接スーっと入ってきます。
ちょっと甘く、かわいい声でせつない心を爽やかに歌っていますので、疲れているときのBGMには良いかもしれません。

1.夜空ノムコウ         7.やさしいキスをして
2.優しい雨           8.雨
3.探偵物語           9.会いたい
4.悲しみがとまらない     10.雨音はショパンの調べ
5.Love is all~愛を聴かせて~ 11.聖母たちのララバイ
6.あなたのキスを数えましょう

11は岩崎宏美が毅然と歌っていたのに対し、杏里はしなやかに優しく歌っています。どっちも良いなぁ。

徳永英明 VOCALIST3

2007-11-03 09:33:58 | 鑑賞

カヴァーアルバム
1.恋に落ちて      8.元気を出して
2.PRIDE         9.ENDLESS STORY
3.桃色吐息      10.まちぶせ
4.わかれうた     11.月のしずく
5.やさしいキスをして 12.迷い道
6.Time goes by    13.CAN YOU CELEBRATE?
7.たそがれマイ・ラブ 14.喝采

知人の薦めで聴いてみました。なつかしい良い曲が沢山入ってますね。

まずは高い声にいきなりびっくりさせられ、甘ったれた歌い方には引いてしまい、これは一回聴いたらおしまいだわ…が、「まちぶせ」があらイイじゃないと思えたあたりから変化。もう一度聞き直したら、耳慣れしたせいか、良さが分かったせいか、徳永ワールドに浸っていました。男性が女性の歌を歌う時は、女性になったつもりで歌うのだろうか、それとも…などと、こちらも聴きながら想像してしまう。
◎:2.5.10.11.12
×:3.4.8.14

ほくでんファミリーコンサート

2007-10-13 08:06:59 | 鑑賞

10月12日(金)開演18:30 室蘭市文化センター 無料
札幌交響楽団 指揮:尾高忠明

W.A.モーツァルト:交響曲25番 ト短調Kv.183
    〃       :交響曲35番 ニ長調“ハフナー”Kv.385
    〃       :交響曲36番 ハ長調“リンツ”Kv.425

入場者数:目測800
オール、モーツァルトのコンサートを聴くのは初めてでどうなるかと思った。
25番はお馴染みの曲だし、一曲目だから耳も新鮮だったが、ハフナーでは木管の雑なところが気になった当たりから聴く集中力に欠け、リンツに至ってはハフナーの続きにしか聞こえてこなかった。アンコール2曲も雰囲気からいってモーツァルト、徹底したモーツァルト攻めにはもう笑いたくなった。私の鑑賞力不足か、飽きっぽいのか、それとも…。
テンポがそれほど動かないせいか、自然にカウントしている自分がいて…嫌ですねー。

PMFウィーン弦楽四重奏演奏会

2007-07-13 23:57:42 | 鑑賞
(昨日も今日も朝晩ストーブをたきました)

7月13日(金)開演18:30
室蘭市文化センター 全席自由2500円
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団メンバー
ヴェルナー・ヒンク(vln)
フーベルト・クロイザマー(vln)
ハンス=ペーター・オクセンホーファー(vla)
フリッツ・ドレシャル(vlc)
ヴェルナー・レーゼル(vlc)

モーツアルト:弦楽四重奏曲第二十一番ニ長調「プロイセン王第一番」K.575
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ハ長調(ラウターバッハ編)
シューベルト:弦楽四重奏曲第十四番ニ短調「死と乙女」D.810
アンコール:シューベルト アリオーソ

入場者数目測250(少なすぎる!!)
今回は演奏前に解説に目を通そうと思いまして早めに入り、アンサンブルなので中央より前の席をとりました。さて、落ち着いたところで読もうとするものの、なにか気が散る。真後ろがうるさいのだおばちゃんが二人、大きな声でしゃべりまくって止まらない。旅行の話から習い事、熟年離婚、遺産相続と話しはどんどん流れていく。もう我慢の限界、後ろを振り返って顔を見たが何の効果もない。70歳前後か、お元気。ようやくベルが鳴っていよいよ演奏者登場…なのに紙袋がさがさ、多分のど飴を取り出しているのだろう(もう、勘弁してよ~)

モーツァルトのスマートで清んだ音楽は一曲目に聴くに相応しい。ヴァイオリン二台のPのハーモニーの美しいこと。
弦楽五重奏曲は普通ヴィオラが二台入るところをボッケリーニは自身がチェリストだったという理由もあって、チェロを二台にしている。モーツァルトとはうって変わって、ぐっと重厚感が漂う。もう、チェロが主人公、フリッツ・ドレシャルが凄かった!
~休憩~
音楽とか、絵とかってなんかいいよねェ、癒されるよねェ。クラシック意外は音楽じゃないという人がいるけど、間違いだよねェ。(おばちゃん達、なかなか良いことおっしゃいます)
◯◯さんは音楽の勉強をしに何度もウィーンに行ってるけど、才能と、お金がないと、出来ないことだねェ。(才能の前に努力ですよ、おばちゃん)

後半のシューベルトは終始ドラマチック、最後のプレストでは聴いている方が呆然となりそうなスピードで終わった。ブラボー!

何度かのカーテンコール、演奏者みなさんお疲れのようでアンコールのおねだりは気の毒な感じがしました。
札幌でもやったんだから室蘭でもやってもらわなきゃ…って、おばちゃん札幌でも聴いてきたの?すごい!
やはりアンコールもしっかり演奏して下さいました。拍手の中、おばちゃん達はアリガトー、アリガトーと叫んでいます。もう、かなわない。。。

ガイヤー・ヘニング・ブローテン(ピアノ)アンネ・フェルバルグ(メゾ・ソプラノ)ジョイント・リサイタル

2007-06-27 09:11:23 | 鑑賞

「グリーグ2007記念プロジェクト」参加公演
6月26日(火)19:00~室蘭市民会館
(他公演:11日東京、12日新潟)
エドヴァルド・グリーグ
 歌:挨拶、白鳥、さくら草を手に、薔薇の季節に
 ピアノ:抒情小品集より、子守歌、蝶々、羊飼いの少年、ガーデ
 歌:君を愛す、希望、睡蓮に寄せて、ソルヴェイグの歌
 ピアノ:抒情小品集より、小川、あなたのそばに、森の静けさ、ハリング
シャルル・ヴァランタン・アルカン
 ピアノ:戦場の太鼓、舟歌、前奏曲
ジャン・シベリウス
 歌:口づけの望み、逢い引きから帰った乙女、春はいそぎゆく、黒い薔薇
ルイ・モロー・ゴットシャルク
 ピアノ:子守唄
フェルッチョ・ブゾーニ
 ピアノ:カルメンによるソナチネ、ビゼーのカルメンに基づく室内幻想曲
ハビエル・モンサルヴァージェ
 歌:五つの黒人の歌
アンコール
 歌:ハバネラ、 ?

一昨年の感動をふたたびとの思いで足を運びました。今回は歌手の奥様とのジョイントリサイタル、とちらかというと歌が前面に出た印象で、私としてはもう少しピアノを聴きたかったのですが・・・
前回同様、力みが無く、細部に行き届いた演奏。ただ、小品ばかりだったので1曲ごとに味わう余韻無く、次々曲が変わっていくのが勿体なかったし、歌では歌詞の意味が解らないまま聴いていたので、雰囲気を味わう程度に留まったのも残念でした(プログラムには日本語訳歌詞が記載されていたが事前に読むことが出来なかった)。さすがご夫婦、息はぴったり、プログラムが進むにつれ、かかあ天下を思わせる雰囲気を作り(地なのかも)、会場をなごませてくれたのは、前回のブローテンでは見ることのできない側面でした。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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