グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

PMFウィーン弦楽四重奏演奏会

2007-07-13 23:57:42 | 鑑賞
(昨日も今日も朝晩ストーブをたきました)

7月13日(金)開演18:30
室蘭市文化センター 全席自由2500円
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団メンバー
ヴェルナー・ヒンク(vln)
フーベルト・クロイザマー(vln)
ハンス=ペーター・オクセンホーファー(vla)
フリッツ・ドレシャル(vlc)
ヴェルナー・レーゼル(vlc)

モーツアルト:弦楽四重奏曲第二十一番ニ長調「プロイセン王第一番」K.575
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ハ長調(ラウターバッハ編)
シューベルト:弦楽四重奏曲第十四番ニ短調「死と乙女」D.810
アンコール:シューベルト アリオーソ

入場者数目測250(少なすぎる!!)
今回は演奏前に解説に目を通そうと思いまして早めに入り、アンサンブルなので中央より前の席をとりました。さて、落ち着いたところで読もうとするものの、なにか気が散る。真後ろがうるさいのだおばちゃんが二人、大きな声でしゃべりまくって止まらない。旅行の話から習い事、熟年離婚、遺産相続と話しはどんどん流れていく。もう我慢の限界、後ろを振り返って顔を見たが何の効果もない。70歳前後か、お元気。ようやくベルが鳴っていよいよ演奏者登場…なのに紙袋がさがさ、多分のど飴を取り出しているのだろう(もう、勘弁してよ~)

モーツァルトのスマートで清んだ音楽は一曲目に聴くに相応しい。ヴァイオリン二台のPのハーモニーの美しいこと。
弦楽五重奏曲は普通ヴィオラが二台入るところをボッケリーニは自身がチェリストだったという理由もあって、チェロを二台にしている。モーツァルトとはうって変わって、ぐっと重厚感が漂う。もう、チェロが主人公、フリッツ・ドレシャルが凄かった!
~休憩~
音楽とか、絵とかってなんかいいよねェ、癒されるよねェ。クラシック意外は音楽じゃないという人がいるけど、間違いだよねェ。(おばちゃん達、なかなか良いことおっしゃいます)
◯◯さんは音楽の勉強をしに何度もウィーンに行ってるけど、才能と、お金がないと、出来ないことだねェ。(才能の前に努力ですよ、おばちゃん)

後半のシューベルトは終始ドラマチック、最後のプレストでは聴いている方が呆然となりそうなスピードで終わった。ブラボー!

何度かのカーテンコール、演奏者みなさんお疲れのようでアンコールのおねだりは気の毒な感じがしました。
札幌でもやったんだから室蘭でもやってもらわなきゃ…って、おばちゃん札幌でも聴いてきたの?すごい!
やはりアンコールもしっかり演奏して下さいました。拍手の中、おばちゃん達はアリガトー、アリガトーと叫んでいます。もう、かなわない。。。


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