唐招提寺を訪れても普段は観ることのできない、完成までに10年を要したという障壁画が北海道にやってきたのだから、観ないでは居られない。
スケールの大きい「濤声」では目を奪われ心洗われる青緑色、勝手に魁夷ブルーと呼びたい。
波打つ音や磯の香りがしてきそう。
鑑真和上の故郷「揚州薫風」や「黄山晩雲」は穏やかな水墨画。
最終に至る過程のスケッチや下絵もそれぞれ展示されていて、興味深い。
いきなり本番ではないのだ。
北海道立近代美術館にて7月28日まで
唐招提寺を訪れても普段は観ることのできない、完成までに10年を要したという障壁画が北海道にやってきたのだから、観ないでは居られない。
スケールの大きい「濤声」では目を奪われ心洗われる青緑色、勝手に魁夷ブルーと呼びたい。
波打つ音や磯の香りがしてきそう。
鑑真和上の故郷「揚州薫風」や「黄山晩雲」は穏やかな水墨画。
最終に至る過程のスケッチや下絵もそれぞれ展示されていて、興味深い。
いきなり本番ではないのだ。
北海道立近代美術館にて7月28日まで
雪になりそうな冷え込み。
アシュケナージ(お父さんの方)の体調不良でコンサートが中止の連絡が入る。
贅沢なピアノデュオ、すごく楽しみだった~
調べてみると、もう80歳を超えている……
そうか、そんなこともありの年齢、ゆっくり休んで体力を回復させ、どんな形でも良いからコンサートに繋げてほしい。
リディチェの悲劇を知ったのは20年ほど前、学生たちに語っていたアシュケナージの話しによる。
そんな彼の音楽を生で聴いてみたい…そのチャンスがまた来ますように。
最近、早く目が覚めてしまった朝はFM「古楽の楽しみ」を楽しみにしている。同じ時間帯の土曜日は「ビバ合唱」、こちらのほうは惰性でかけただけ…すると、まどろんでいる頭に耳に、なんと心地よい響き。また聴きたくて調べて取り寄せたのがこれ。
合唱というから、たくさんの人数で歌っているかと思いきや、たった5名で全員が専門教育を受けたスウェーデンのグループ。指揮者など要らないだろうが、エリック・エリクソンという合唱界の巨匠を招き、新しく試みたらしい。
ラジオで聴いた曲が殆ど入っていて、覚醒した耳で聴いても間違いない素晴らしさ。スウェーデン語など全くわからなくても力みのない声とメロディとハーモニーの美しさが、す~と心に入ってきて、人間の声が最も美しい楽器だと思わせてくれる。
母国の美しい自然を歌った民謡や賛美歌を中心に22曲が収められていて、すべてがア・カペラ。穏やかなクリスマスの雰囲気にもぴったり。
北海道立近代美術館 8.26~10.15
日本にいかに影響されたのかが分かりやく、北斎や広重、国貞などの作品が効果的に展示されていて、日本人としてはちょっと誇らしく思う。日本に見立てたアルルに移住する喜び、どんなに日本へ来たかったことだろう。
ゴッホに影響された日本人画家の作品も展示されていて、影響しあい、変化する・高みへ向かう?関係性が素晴らしい。
他人事だと面白いけれど、自分がなんであれ影響を与える立場なら、時には空恐ろしいとも。。。
さて、展示作品は、彼の悲劇的な生涯が漂っているせいだろうか、底抜けの明るさはひとつもない。
音声ガイドを借りてみた。ナビゲーターの常盤貴子の発音がイマイチだったけれど、ゴッホ役の男性のつぶやきも興味深く、またBGMの中で、特にジョゼフ・ジョゲン「絵になる風景」と「悲しきサラバンド」がとてもしっくりしていた。
音声ガイドおすすめします。
「人生フルーツ」観てきました。
90歳と87歳のご夫妻二人暮らしのスローライフを追ったドキュメンタリー。
天井の高いワンルームの家に住み、数十種類の野菜や果物を育てて食する。
定年後の長い月日をゆっくりと丁寧に生きる。。。
[印象に残った言葉]
長く生きるほど人生は美しくなる
風が吹けば枯れ葉が落ちる 枯れ葉が落ちれば土が肥える 土が肥えれば果実がなる
ときをためる暮らし
悪いことは言わない 良いことだけ言いなさい(文句を言う娘に対して思わず放った)
人は生きてきたように死ぬとは、よく言ったもの。
修一さんが雑草取りを終えて昼寝、そのまま帰らぬ人に。。。いまにもイビキが聞こえてきそうなくらい、穏やかな寝顔のまま。
一人になった英子さん、戸惑いながらもそれまでの生活習慣が支えとなって、過ごせる日々。
まだまだ慌ただしい毎日だけど、間もなく来る老後をどう過ごそうかという思いは心の片隅にいつもある。
「人生フルーツ」のようにはできないけれど、素敵な歩み方の一つをみせられた。
CDが送られてきた。
そう言えば、寄付したような…一口2千円だったかな。
昨夏の夕張メロンオーケストラに参加した時のこと。
協力者748名の中に私の名前も。
「夕張のうた」は、夕張の明るい原風景から希望ある未来を想像させる。
CDの構成は ①夕張に住む子どもたちが歌うバージョン ②カラオケ ③プロの歌
破綻した理由はともあれ、不便を強いられても、そこで暮らす人々がいる。
放置されたまま朽ちていく廃屋、由緒あるレストランの閉店、各施設の老朽化…
そういうことを目の当たりにしても、できることは少ない。
だから。
こはるびより~!
1016.11.9(水)18:30~
札幌コンサートホールKitara大ホール
指揮/マリオ・コシック
N響メンバーによる室内オーケストラ(コンマス兼ソロ・ヴァイオリン/長嶺高志)
ピアノ/フジコ・ヘミング
[プログラム]
ヴィヴァルディ/「四季」全曲
休憩
ショパン/ピアノ協奏曲第1番(弦楽合奏版)
ショパン/エチュード第5番「黒鍵」(追加プログラム)
リスト/ラ・カンパネラ
早い段階でチケットは完売、何ヶ月か前に送られてきたチケットの席はステージ脇↑(席は選べない)、これでもA席。
すごい人気だ。
私としては、せめて一度、生演奏を聴いておきたい思い。
事前告知の曲目は協奏曲とカンパネラだけ。
なので、四季の全曲はすごく得した気分。1stが2プルト、以下は1プルト半、コントラバスは一人。少人数の澄んだ音で、ソロヴァイオリンがスカッとする演奏を聴かせてくれた。
そしていよいよフジコ・ヘミングさん登場、ゆっくりとした歩み、魔法使いのようだった。。。
演奏は推して知るべし、全エネルギーを演奏に注いで、またゆっくりと戻っていく。。。
それから再登場、マイクを持ち「私の大好きなショパンとカンパネラを演奏します」あ~聞き覚えのある声。
生はただ一度の演奏、CD演奏が耳にこびりついているので、とても新鮮。
アンコールの声(女性の)がかかったけれど、しない。
昨今、アンコールの声がかからなくてもアンコールするのが当然になっていて、大サービスで30分してくれたオケもあったっけ。。。
フジコさんは1曲もしない。
潔い、いいなぁ。
北海道立旭川美術館にて。
ひろしま美術館所蔵のロマン主義から写実主義時代の作品61点はどれもわかりやすく、柔らかなタッチで穏やかに鑑賞できるものばかりでした。
モネ、シャガール、ミレー、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、モジリアーニ、etc.
暑気払いにいかがですか、8月17日まで。(どういうわけか、札幌近代美術館と札幌芸術の森美術館でも同時代の企画が入っています)
記念に買った絵葉書。
レオナール・フジタ「アッシージ」
マリー・ローランサン「牝鹿と二人の女」
第30回 道銀ライラックコンサート 偉大なるBの響宴
2016.5.18(木)開場17:30 開演18:30
札幌コンサートホールKitara大ホール 全席自由
指揮:藤岡幸夫
ヴァイオリン:成田達輝
管弦楽:札幌交響楽団
プログラム:
吉松隆/鳥は静かにOp.72
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ブラームス/交響曲第1番ハ短調Op.68
観客1900名全員ご招待という北海道銀行主催のコンサートで、友人が入手した招待券のご相伴にあずかった。
昼下がりに食べたラーメンで喉が乾いていたので、早めに着いて併設レストランで一杯飲もうと、開場の1時間前に到着すると、すでにロビーは開場を待つ人の列で結構埋まっていた。
「え~、もう!!」
今並ぶとソリストの表情が見られる席に座れる、Kitaraで前の席をとる機会は少ない…で、自然と最後尾に足が向き、立ちっぱなしの1時間は友人とのお喋りで難なく過ごせた。
席は前から4番目中央をゲット、オケを聴くにはあまりにも前すぎるが、楽器から出る音をダイレクトに聴ける良さはある。
開演までの1時間、まずはロビーで念願の喉を潤す(笑
1曲め、「鳥は静かに」は弦楽合奏、ppからの始まりはどこまでも静かで美しい流れ、各パートトップによるアンサンブルも聴きどころで、今プログラムで一番印象に残った曲。
コンチェルトは注目の若きソリスト、これからたくさんの経験を重ねて、より豊かな音楽を築いていくのでしょう。
アンコールはバッハの無伴奏パルティータからサラバンド。(これで3Bの揃い踏み)
ブラ1は曲自体が感動的な作りになっているから、どうしたってみんな高揚して終わる。細かな所(弓が関係のない弦に触れた音や、管の危なっかしいと思わされた部分など)が気になってしまった。せっかく聴きに行ったのだから愉しめばよいのに、プロには多くを期待して厳しくなってしまう。。。
大通り公園のライラック。
中島公園にて。
まさにライラックコンサートだ。
4月1日(金)19時 札幌コンサートホールkitara
[プログラム]
「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウイーン」のための前奏曲「イントラーダ」
ベートーヴェン/バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲Op.43
プロコフィエフ/交響曲第一番ニ長調Op.25「古典」
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ピアノ:小山実稚恵
2管編成、弦は上から2.5 2 1.5 1.5 1プルト。
好きな曲と大好きなプレイヤーとあっては、聴かないではいられない。
A席から
お隣のカップルの会話。
老婦人「指揮台、無いね」
老紳士「コンマスが代わりをするんだな」
老婦人「ふ~ん」
老紳士「指揮者って何なんだ」
老婦人「…」
イントラーダはチェロ以外の全員が起立しての演奏に、妙に感動、あ~聴きに来て良かったとすぐさま思う。
まずはこの人数でこれらの曲が出来ちゃうところが、さすがプロ。
少人数だからより澄んだ音になるのだけど、(聴き違いでなければ)僅かなズレも、またよく伝わってしまう。
もしかしたら大勢の僅かなズレは太い一つの音になって紛れてしまうのかもしれないことを思うと、まずは視覚で圧倒する人数を揃えるアマオケのやり方は正解なのかもしれない…などと思ったり。
「皇帝」では、ピアノのppにホロッ、真に感動させられるのはffではないと思っていると、終盤の突然のffの発音に心を掴まれる。
「田園」きっと数えきれないくらい本番で弾かれていると推測。シュミードルに至っては音価が甘く感じられた部分もあったけれど、存在自体に魅力のある方ではあるし、また大々ベテラン域ならではの表現なのか…若輩者にはわかりませぬ。
[アンコール]
シュトラウス二世「ウイーン気質」
本家本物のウインナワルツ! リピートありで、最終JR時間が迫る身にはハラハラワルツ。
終了時にはステージのヘリに全員が横一列になり頭を下げ、手を振りながら退場、クラシックコンサートでは珍しくアットホームな終わり方。
私はすぐさまダッシュ、中島公園を駆け抜け、地下鉄に乗りなんとか間に合った。。。