「ベトナムへ」日記2 － ようやく見つけた格安航空会社（後編）

　家族旅行の旅先をタイからベトナムに変更したため、バンコクからホーチミンへの移動が必要になりました。日本発の航空券は、行き先変更ができないもの。なるべく少ない費用で移動しなければなりません。

　そこで、Low-cost Carrier（格安航空会社）を利用することになりました。LCCは日本人に馴染みが少ないらしく、ウェブでそれに触れたものが多くありません。バスでベトナムを南のホーチミンからから北のハノイへと縦断することにしましたので、バンコク→ホーチミンとハノイ→バンコクの航空券が必要です。ハノイ→バンコク便は、「エアアジア」というLCCでチケットを購入しましたが、バンコク→ホーチミン線がエアアジアには今のところありません。画像は、エアアジアからバウチャーとして送られてきた、メールに添付されたPDFの一部です（改変してあります。）。



　そこで、ほかのLCC探しです。まず、「タイガーエア（Tiger Airways）」を見つけましたが、バンコク→ホーチミン線がご覧のようにありません。



　次に、「バリューエア（Valuair）」（2005年にJetStarと合併するがブランド名はそのまま）も探し出しましたが、これまたバンコク→ホーチミン線がない。



　仕方がないので、バンコク→シンガポール、シンガポールに1泊して、シンガポール→ホーチミンという方法にしました。バンコク→シンガポール線は「エアアジア（AirAsia）」「タイガーエアウェイズ」「バリューエア」のどこが一番安いかの比較です。数千円の違いですが、タイガーエアが総額7,050バーツで一番安い。1バーツ3.6円換算で、2万6千円。



　夫にチケットの購入を頼むとパソコンに向かって、「パスポートの記載事項」などを3人分打ち込んでいましたが、突然、「座席の予約ができるのだが、それに2,010バーツかかる。」「座席の予約をしなくてもいいんでしょう。」「予約しないと、座席がばらばらになる可能性がある。大人だけならいいが、小学生の子連れだよ。まずいね。」「もったいないわよ。ちょっと待って。いま調べるから。」7千数百円を惜しんで振り出しに戻ってしまいました。

　何かそれについてどこかのサイトに記述がないかと自分のパソコンに向かって、探し始めました。下の息子のパソコンに向かっていた夫からは「チケット買っちゃうよ。ここまでやったんだから、もう諦めてよ。」と催促。私も面倒だからもういいかと思い始めたときに、「パシフィックエアライン（Pacific Airlines）」というLCCがあって、バンコク→ホーチミン線を飛ばしていることを発見！



　なんとも長い道のりでした。疲れた～　総額6,801,000ドンは、10000ドン75円換算で5万円ほど。タイ・ベトナム間の移動だけで8万円が飛んでしまいました。

　「ハノイツアー（ルックJTB）」を見てみました。「ハノイ・ホーチミン・バンコク3都物語6日間基本コース」で、69,800円から。ホテルがついているのだから、安く済みます。手配旅行にこだわる私も、この値段にがっくり。



　チケット購入の手続きをする夫は、入力ミスをしないように真剣そのもの。話しかけたら、「集中してるんだ。邪魔しない！」と怒られた。