POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 埼玉県の狭山市下奥富にある「奥富小学校」の正門の前から南に伸びる通りの両側は、水田です。すでに稲穂は10月中旬に刈り取られ、根元から20cmほどの丈のある切り株がまだ青さを残して何列も続いています。そこを会場として、「第23回奥富かかし祭」が開かれています。かかし祭は、2010年10月24日(日)に始まり、11月3日(水・祝)に終了します。主催は、「奥富かかし祭実行委員会」で、狭山市観光協会、奥富地区まちづくり推進会議、青少年育成奥富地域会議といった団体や組織が後援しているのだそうです。



 行ってきました、10月24日の初日に。出品作品は子どもたちの手になる物が多そうに見え、伝統的な案山子(かかし)が並んでいると言うより、世相を映したものや「ゲゲゲの鬼太郎」といったキャラクター物が多く並んでいます。「地デジカ」は、2011年7月に完全移行が予定されている「地上デジタルテレビ放送(地デジ)」に対する対策を視聴者に進めてもらうために作られたキャンペーン用のキャラクターです。かかしに「地デジカ」が採用されているところを見ると、子どもたちの間では、地デジ移行は認知されているようですね。



 「戦場カメラマン」は、戦場で起っていることを画像や映像で世界に伝えることをその使命としている人たちを言います。「戦場カメラマン」の撮影した画像や映像は、反戦という「国際世論」の形成に大きく貢献します。狙撃を受ける、地雷を踏むといった「死」に直結するリスクを負っています。ベトナム戦争を撮影した「安全への逃避」でハーグ第9回世界報道写真コンテスト大賞などを受賞した「沢田 教一」は、カンボジア戦線を取材中に狙撃され、34歳で亡くなっています。
 
 戦場カメラマンは、スペイン内戦、日中戦争、ヨーロッパ戦線(第二次世界大戦)、第一次中東戦争、および第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材した「ロバート・キャパ(Robert Capa)」がよく知られています。「ライフ」誌から第一次インドシナ戦争の取材依頼を受け南ベトナムに渡ったキャパは、地雷を踏んで、40歳で亡くなっています。



 低い声で丁寧にゆっくり、深刻な話題もユーモアを含めて話す「渡部陽一」さんは最近よくテレビでトークを展開していますが、彼も戦場カメラマンです。ルワンダ紛争、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、イラク戦争などを取材しているようです。死と隣り合わせの「戦場カメラマン」という職業とあの陽気さにギャップを感じて面白いですね。

                (健人のパパ)

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