POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 日に日に暖かくなってきています。それでも風が吹くと、まだまだ寒い。こんな時は「温泉」ですよね。カラダの芯から温まりたい。でも、なかなかそんな時間は取れません。きょうは、気分だけでも「温泉」ということで、昨年(2009年)11月に行った台湾の「山泉大飯店(Sun Spring Resort)」を思い出すことにします。

 宜蘭縣礁溪郷礁溪路六段36號(No.36, Sec.6, Jiao-Si Rd., Jiao-Si Township, Yilan County, Taiwan)にある山泉大飯店は、「礁溪」駅から徒歩で8分ほどのところにある温泉リゾートです。礁溪温泉は、台北から特急列車で2時間ほどのところにあり、台湾では2番目に大きい温泉街です(台湾最大の温泉街は、台北からMRT(地下鉄)で約30分ほどの「新北投」)。



 礁溪温泉は、以前は台北からは鉄道で行くしかなかったのですが、2004年(1991年に着工)に高速道路用トンネルの「雪山隧道」(台湾で第1位、世界第5位の長さ)が開通したことで、2007年からは台北から高速バスが走っています。その1つ、首都客運の「首都之星(Capital Star)」は台北から1時間もかけずに「山泉大飯店」の前に停まります。

(参考) 「台湾へ再び」-「礁溪温泉」で、ジェシーさんに再会



 台北の地下鉄の捷運「市政府」站を「出口3」から出ると、「忠孝東路五段」という通りに沿ってバス停が並んでおり、出口右手の屋根をつけてあるのが宜蘭方面に行く「首都客運」の「首都之星」のバス停です。そこの列に並ぶと、係員が前の方から行き先を尋ねて廻っており、「宜蘭」直通と「礁溪」経由「羅東」行きなどのルートの振り分けをしています。

(参考) 「台湾へ再び」-「礁溪温泉」に、「首都之星」というバスで(2008年版)

 次から次と到着するバスへ定員分のカードを渡しながら振り分けていきます。別の係員が切符を売りにもやってきます。バスの中で飲めるように水のサービスがあり、配りにやってきます。行き先を尋ねられれば、EasyCardと「礁溪温泉 山泉大飯店」と書いた紙を見せます。運転手にも「礁溪温泉 山泉大飯店」と大きな文字で書いた紙を見せます。これで「礁溪温泉」の常設のバス停から徒歩で10分ほど手前の臨時の「山泉大飯店」の前で降ろしてくれます。

(参考) 「台湾へ再び」-台北から礁溪へのバス



 台湾にも非接触型ICカード乗車券(日本におけるSuica、ICOCA、PASMO、PiTaPa、Kitacaのようなもの)の「悠遊卡(悠遊カード、EasyCard)」があります。を乗車時と降車時にカードリーダーにタッチします。 旅行者が利用できる「悠遊カード」は、MRT駅の有人窓口や台湾の「ファミリーマート」などで購入でき、500元(2010年2月のレートで1,400円ほど)です。地下鉄(MRT)の乗車料金が2割引になるなどの優遇がありますが、100元分(280円分)はデポジットです。デポジットはMRT駅の有人窓口でのカード返却時にカードの残額と共に返金されます。



 台北から礁溪温泉までは「首都之星」で90元(250円ほど)。往復して500円ほどです。台北市内にホテルをとるよりは礁溪(チャオシー)で温泉を楽しみながら、台北に観光に出かけるというスタイルもいいのではないでしょうか。「山泉大飯店」のフロントにあらかじめ伝えておくと、「首都之星」はホテルの前で停まってくれます。正規の「礁溪」のバス停まで徒歩で10分ほどかかりますから便利です。バスは捷運「市政府」站が終点ですから、そこで地下鉄に乗り換えれば、アクセスのいいこと限りなしです。

(参考) 「台湾へ再び」-「山泉大飯店」で、「ハウス・ツアー」?



 温泉郷は、台北からMRT(地下鉄)で約30分ほどの「新北投」もありますが、礁溪は「國立傳統藝術中心」のある「羅東(らとう、ルォードン)」や「宜蘭 (ぎらん、イーラン)」も観光先に選ぶならば、便利です。鉄道ですぐにアクセスできるからです。「國立傳統藝術中心」にも「宜蘭」にもジェシーさんのOFFに一緒に行ってきましたので、その報告はまた次回にでも。

(参考) 「台湾へ再び」-「羅東」の「国立伝統芸術センター」へ

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