散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



おでんの季節になりました
といっても この季節でなくても
おでんはいたします。
ただ 真夏は衛生面でね、心配だし、
かといって冷蔵庫に入れるには容量オーバーなので
難しいのです。

おでんのジャガイモ入れますか?
私の実家ではジャガイモはレギュラーだったので、
疑うことなく結婚したときからラインナップに入れました。

でも 夫のところは入れないらしい。
でも 私は好きなので有無を言わせず入れていましたが、
あるとき 夫の後輩が遊びに来て、おでんを出したら
その後輩 こともあろうに
「わっ ジャガイモが入ってる!」
「あら 入れない?おいしいでしょ」と私。
「入れないっすよ だって 汁が濁っちゃうじゃないですか」
(お前 もう帰れ…(ーー;)心の声)
そうしたら夫も
「そーなんだよな 汁がどろどろになるからやなんだよ」

ここまで言われても いまだに入れます。
メークイン限定で、ちょっと時間差で遅れて入れて
煮崩れないようにしてます。
息子たちは好きだし。

今夫はいないのですが、作る量は変わらず、
翌日には残ることなく食べ切ってしまう私たちって…。

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今日は朝から病院でした。
血液検査→放射線科→外科→CTの順にこなし
終わったら会計を待っている間にバスが行ってしまい、
また30分待ち。
丸一日仕事になりました。

CTだけは午後になってしまったので
2時間くらい時間を潰しに、今まで全く歩いたことのない
病院の周りを歩いてみることにしました。
自分の最寄から病院の玄関までのバスがあるので、
行ったとしても目の前のコンビニだけで
周りに何があるのかも知りませんでした。

といっても畑の真ん中にどーんと病院があるだけなので
結局なにもありません。
近くに沼があり そのほとりに農産直売所があるというので
昼下がりとぼとぼと散歩。
午後また病院に戻るので、野菜は買えなかったのですが、
お天気もよく、行き交う人もほとんどなく、
なんだかすっきりした気分になれました。
なんだか初冬の雰囲気ばっちりの農家の様子とか、
枯れている沼の様子とか…普段見ないもの。

そういえばこの沼。
退院の日に満開だった桜の名所で、
帰りがてら寄り道してもらったところでした。
あの時は 妙に桜の生命力に感動したものでしたが、
今日はすっかり冬の景色。
病室の窓からぽわぁんと見えた桜の群生がここだったのだと
改めてこの怒涛の一年も終わりに近づいてきているのを感じました。


一般血液検査はいちおうクリア。
後は細かい数値とCTの結果は1月に聞きに行くことにしました。
今日は最新式のエコーの機械が入ったとかで、
舞の海先生が使い初めでデモンストレーションしてくれました。
「おおっ よく見える」と感動していたけど
今日のところはとくに所見なし(よかったよかった)。

この半年あまりずっと気になっていたのが、
術後の補助療法のこと。
私の病理の結果からいくと、標準治療としてはいわゆる化学療法が当てはまるのですが、
舞の海先生は放射線と内服のみ(要するにほとんど無治療です)を選択。
標準というのは、このくらいの腫瘤の大きさで、こういう性質で、
リンパ節への転移があるとかないとか、女性ホルモンの影響を
受けるのか受けないのか などの要因によって
適した治療のガイドラインのことです。

おそらく、化学療法の副作用と私の現状から推測される再発率を
天秤にかけた結果であろうと思っていました。
でも それをずっと先生の口から聞きたいと思っていたのです。

しかし、こういうのってやはり聞きにくいもの。
今年最後の診察なので思い切って聞いてみたら、
私が思っていたことと全く同じことをおっしゃって
私にとってはこの選択が根拠あるものだと説明してくださいました。

ついつい今は情報がいっぱいで、「標準」ということに
こだわってしまいがちです。
先生も「そういうレジメンはあります。でも
それだけだったら 医者はいらないんです。
その人の状態にあったものを選ぶのが医者です」と。

もうすぐ去年のことのはじまりから一年。
忘れてはいけないけれど、自分を病人扱いするのは終わりにしようと
思ったりした一瞬でした。
などといって 今日のCTの結果に問題があったらどうすんだろうね(笑)。
「何にもないと思うけど、
なんかあったらお知らせしましょうか?」なんて
舞の海先生は言っていたけど。


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