ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

【掲載情報】産経新聞に「博多小女郎波枕」

2012年06月14日 | ピッコロ劇団
明日から始まるピッコロ劇団第43回公演「博多小女郎波枕」について、2012年6月8日付 産経新聞(夕刊)に掲載されました。(亀岡典子記者)

近松門左衛門の作品性から現代性まで、見どころが詳しく紹介されています。

産経新聞のHPからもご覧頂けます

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「博多小女郎波枕」仕込み始まる

2012年06月10日 | ピッコロ劇団

6月15日から始まるピッコロ劇団公演「博多小女郎波枕」の舞台仕込みが始まりました。
今回は、最前列から2列までの客席を取り外します。

舞台をグッと客席まで張り出し、ピッコロの大ホールの奥行きを存分に生かした舞台美術です。約3時間後、こんな感じに。

これからどんどん舞台づくりは進行します。今回の舞台美術をプランニングしたのは劇団員の高家礼子。大ホールでの舞台美術デビュー作となります。

シンプルながら、スケール感たっぷりの美術にもぜひご注目ください。

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ピッコロ劇団「博多小女郎波枕」

原作=近松門左衛門 脚本・構成・演出=鐘下辰男

6月15日(金)19時
6月16日(土)13時 17時
6月17日(日)13時
6月19日(火)19時
6月20日(水)13時

一般3500円 大学・専門学校生2500円 高校生以下2000円

*当日券は、各公演開演1時間前から大ホール前で販売します。

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講座「時空を超えたドラマ~近松とチェーホフ」開催しました

2012年06月05日 | ピッコロ劇団

ピッコロ劇団第43回公演「博多小女郎波枕」の上演に先立ち、現在、兵庫県立図書館(明石)では、ピッコロシアターとの連携企画として展示「近松門左衛門と浄瑠璃」を開催中です。

これにあわせて、6月2日(土)13:30~15:00 県立図書館において、ピッコロ劇団の島守辰明が講師をつとめ、企画展示関連講座『時空を超えたドラマ~近松とチェーホフ』を開催しました。

 

近松門左衛門とアントン・チェーホフ、二人の共通性を探ったり、説明を省いたセリフの「間」の取り方について、チェーホフの戯曲「ワーニャ伯父さん」の台本を引用したり、文楽「心中天網島」のビデオを鑑賞し、両者を比較しながら、説明のないところに何を感じるのか、「間」のなかに人間の心情を描きドラマが成立すると考察しました。

参加者の皆さんも熱心に聞いて下さり、「近松とチェーホフの結びつきについて納得した」などの感想が寄せられました。>

■兵庫県立図書館http://www.library.pref.hyogo.jp/

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ピッコロ劇団『博多小女郎波枕』(原作:近松門左衛門 脚本・構成・演出=鐘下辰男)

6月15日(金)~20日(水)   ピッコロシアター大ホール

一般3500円 大学・専門学校2500円 高校生以下2000円

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広報☆古川


『遠足に行きました~~!!』

2012年06月04日 | 演劇学校・舞台技術学校

5月27日、日曜日。

天候は、超晴れっ!!

ピッコロ演劇学校の本科生&研究科生、舞台技術学校生、そして講師陣に、更に事務所の学校担当メンバー~~!
総勢約80名で遠足に行きました!!
いやいや暑かった~~。

甲陽園駅から甲山森林公園を目指し、みんなで山登り。
まるで蟻の大行列!

公園では『暑い暑い』と言いながらも、ジェスチャーしたり、頭使ったり、やたら走ったり、目をつぶらされたり!


みんな負けじと燃えていました。
私もその一人ですが(笑)
景品をいっぱい頂いちゃいました!

この一年、このメンバーで進んでいきます。
この先、色んな思いをすると思いますが、互いに切磋琢磨し、このメンバーならではの一年にしたいと思います。

遠足委員のみんな、お疲れ様でした!!


【掲載情報】神戸新聞にSENDAI座☆プロジェクト

2012年06月03日 | 主催事業
2012年6月2日(土)付けの神戸新聞(夕刊)で、被災地と関西との演劇交流の深化について紹介されています(神谷千晶記者)。

ピッコロシアターでも、昨年9月に上演し大好評を博したSENDAI座☆プロジェクトが、再び6月23・24日に中ホールで「ハイライフ」を上演します。

また、9月にはピッコロ劇団と仙台市の「せんだい劇工房10‐BOX」が共催し、「扉を開けて、ミスター・グリーン」をピッコロシアターと同10-BOXで上演します。

■記事は神戸新聞のホームページからご覧いただけます
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005102960.shtml


広報☆古川

トライやるウィーク~宝塚市立南ひばりガ丘中学校

2012年06月01日 | 劇場の話題

5月22~25日まで「トライやるウィーク」で研修した宝塚市立ひばりガ丘中学校の2人から感想が届きましたのでご紹介します。

「トライやるウィークで学んだこと」

私がこの事業所を選んだ理由は、舞台裏の仕事がしたかったからです。
実際のトライやるウィークが始まると、チラシの整理や消防点検があり、舞台裏の仕事があまり出来ませんでした。
でも、毎日やっていくうちに「いろんな仕事をこなしていくから成り立つ。」ということを学びました。

トライやるウィーク中に一番すごいと思ったのは、大阪市立咲くやこの花高校演劇科との舞台見学ツアーです。
普通では見られない所まで見せてもらい、とても感動しました。
“迫り”という舞台セットを見た時、言葉を失いました。
私の目の前で、上から下へ、下から上へとセットが動いておもわず見入ってしまいました。
そして、「自分もやってみたい。」「将来、こんな仕事につくのもいいな。」と思いました。

この一週間、本当にたくさんの方々に学ばせてもらいました。
どれもこれも自分のためになる話ばかりでした。きっと、これから自分の夢へ向かう時、絶対この知識は無駄にならないと思います。
良い経験ができて良かったです。   

                              2年 今川


「トライやるを終えて」

この4日間、私はピッコロシアターの方々に、舞台裏見学や、館内消防点検など、とてもたくさんのことをやらせて頂きました。

中でも私が一番、印象に残っていることは、大量のパンフレットを20枚ずつに分ける作業です。
途上で疲れてやる気をなくしたりもしたけれど、最後の袋づめの作業まで終わらせた時は達成感があり、とても嬉しかったです。
私の目標が「忍耐力をつける」ことだったので今回の作業はとてもためになったと思います。

また、ピッコロシアターでは、たくさんの方々が、色々な仕事をされていて、1つの公演を行うにはとてもたくさんの人の力が必要なんだということを改めて実感しました。
私はこれから、ピッコロシアターで学んだことを生かし、さらに内面的にも成長して、いつかピッコロシアターのような素晴らしいホールで演奏できるようになりたいです。

そして今後、大勢の人の前で演奏する時は、コンサートに携わって下さっている方々への感謝を忘れないようにしたいです。

                              2年 山田