ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

中学生と高校生の職場体験

2015年09月19日 | 劇場の話題

9月8日~11日まで中学生の「トライやる・ウィーク」と高校生の労働体験授業として6名の生徒を受け入れました。

最終日には、『ブログ講座』を行い、4日間の体験の中で印象的だったことを書いてもらいました。

それぞれユニークな文章が出来ました。

 

まっきーの演劇ワークショップ!!

ピッコロシアターに来て、一番楽しかったことは、他校のトライやるのみんなと受けた

まっきー(ピッコロ劇団員・吉江麻樹さん)の演劇ワークショップです。

まっきーは、ピッコロ劇団員の中でも、すごい女優さんで、初めてあった時は、すごい美人が来たなっ!!と思ってたのだけど…(汗)

元気で気さくな面白いお姉さんでした。 みんなで脚本の読み合わせをしたり、身体を使いながら声を出したりするのが楽しかった。声を出すのはすごくしんどかったけど、慣れてくれば楽しくなってくるだろうな、と思いました。

ピッコロシアターは、しんどいところもあったけど、楽しいところもたくさんあって良かったです。

尼崎市立小田北中学校 駒井風花

 


 楽しいエコー

一番面白かったのは「舞台音響講座」だ。音響ケーブルをいろんな機材につなぐ時、絶対守らないといけないルールについて教わった。それはアンプのスイッチを一番最後に入れるということだ。アンプがついた状態で他の機材のスイッチを入れると大きなドンっ!!という音がして、スピーカーが壊れることがあるという。そんなことはまったく知らなくてとてもびっくりした。

ミキサーを使ってエコーをかけるのも面白そうだった。テレビなどで使われている声の高さを変えたりも出来るそうで、自分でもやってみたいと思った。音を自由に操れたらとても楽しいだろう。パソコンでも出来るそうなので、家でも遊んでみたい。

尼崎市立南武庫之荘中学校 大吉泰嗣

 

ミキサーにもっと触りたい!! 音響体験

ピッコロシアターでの体験で一番印象に残ったのは「舞台音響講座」です。もともと舞台技術に興味があったので印象に残っています。音響がどんな役割を果たすかとかケーブルのつなぎ方、ミキサーをどう使ったら音が出るのかなどの説明をしていただき、実際にミキサーに触れて、やまびこやエコー等の効果を付けたり、とても興味のある話ばかりで、もっともっとミキサーを触ってみたいな~と思いました。

尼崎市立南武庫之荘中学校 山本芽依

 

 気まずい!? トライやるウィーク!

「トライやるウィーク」で、たまたまピッコロシアターへ行くことになりました…。

しょうがなく来たので面白くないだろうなぁ~と思ってましたが、他の中学だけでなく高校生の人たちまで来ていてビックリ! はじめは気まずくて話せなかったけれど、一緒に仕事などをしていくうちに仲良くなることができました。

舞台上に立てたり、本物のスポットライトを使わせてもらったりといろいろ体験した中で一番良かったのは、まっきーの演劇ワークショップ!!です。ぼくは身体が硬いので痛いことはやりたくないなぁと思っていましたが、柔軟体操などをやりワークショップが終わる頃には柔らかくなっていたので、痛くなくって良かった。一生懸命やれば良いことが自分にかえってくるんだ!!

良い体験をさせてもらいました。

尼崎市立成良中学校 北林新大

 

ナニコレ!? ピッコロシアターは奥深い!

最初はとても緊張していたのですが、職員の皆さんはとても優しい方ばかりで、だんだん落ち着いて体験することができました。

自分は、普段ほとんど読まないので、新聞のスクラップ作業が苦手だなと思ったのですが、そういう仕事も笑顔でされているのを見て、とてもこの仕事を愛されているのだなと感じました。

そんななか、一番楽しかったのは舞台裏の見学ツアーです!舞台の上から下(奈落)まで見せてもらって、1本のお芝居を作るのに、とても多くの人が関わり、たくさんの大道具小道具が使われていることがわかりました。

「トライやるウィーク」でピッコロシアターに来ることが出来てとても良かったです。ありがとうございました。

尼崎市立成良中学校 柳優光

 

 体感!! ピッコロ!!!

 ピッコロシアターでの労働体験。当初は緊張気味でしたが、スタッフの皆さんのおかげで落ち着いて実習を受けることができました。

舞台について様々なことを学びましたが、中でも舞台設備関係の実習が最も印象的でした。調光室に入りスポットライトの操作体験。 学校の授業の一環で何回か舞台で演じたことがある自分でさえ知らなかった、照明操作の難しさや大変さを実感しました。

演じることに興味があり、これからも演技の勉強をしていきたいと思っている自分にとって、今回の体感したことは何事にも代え難い財産になりました。この経験を活かして頑張っていきたいと思います。

NPO法人 京田辺シュタイナー学校 硯石悠太郎


業務部:西岡


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