ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

池の話題

2014年03月14日 | Weblog

 

最低気温が零下にならないとやっと湯たんぽもいらなくなる。先日、今年初の池のクリーナーのフィルターの掃除をしたのだが、思ったほど汚れが付いていなかった。これは、池がきれいだからではなく、単に汚れが除去されていないことを意味している。実際、池の水は決してクリーンではない。フィルターそのものは換えたばかりの真新しいものなので、よくなるはずなのだが。ひょっとすると、クリーナー本体(灯篭型でポンプで吸い上げた水がフィルターを通って吐き出される方式のもの)が、腐食やら何やらでがたがきていて隙間だらけになってるのがよくないのかもしれない。今回も無数のトビケラの幼虫がフィルターの部分で蠢いていた。取り敢えず、彼らにとってはいい環境のようだ。

そして気が付けば、池の住人である鯉の数が物凄く寂しいものとなっていた。嘗ては30匹近くいたのが今ではたったの6匹。しかも白っぽいものばかり(紅白も年とともに赤色が薄くなる傾向にある)。所謂錦鯉的華やかさは一切ない。元気なのは、2センチくらいの時に鯉の餌にでもなればと池に放って、結局生き延び、今では20センチほどに成長した6匹のフナくらいなものだ。つまり魚の総数は12匹なのだが、何せフナは地味で、殆ど池の底と保護色となっていて存在そのものが一見しただけでは分からないのである。

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