ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

アカネ激減

2013年10月03日 | 生き物 自然

 

五週連続のマダラヤンマのオープニング。今回もまずはここから。今日も元気に飛びまわっているのを確認して、自転車で田園地帯に向かう。実は、アカネ類(赤トンボ)の状況を確認したかったののだ。何故かというと、今年は市街地で見られるアカネ類が激減してるからだ。印象からすれば、去年の五分の一だ。考えられるのは、田圃での発生の激減。

 

 

で、その田園地帯だが、これが本当にいない。ぽつんぽつんとたまに見られるだけだ。以前であれば、それこそ顔にぶつかってくるほど沢山いたのだが、探してやっと見つけられるという状況だ。この激減振りはちょっと凄い。今年だけのことなのか、大きな変節点なのか、暫く見てみないと何とも言えないが、田圃依存の生物が減少傾向にあるという大きな流れは変らないので、個人的には変節点という気がする。片や、準絶滅危惧種のマダラヤンマやメガネサナエが元気に飛び回ってる所があれば、片や、腐るほどいた赤とんぼが激減と、トンボと環境の関係と言うのは微妙なバランスの上に成り立っているものだと痛感する。唯、マダラヤンマなどは、幅僅か30メートルほどのエリアにいるだけなので、例えばそこの葦を刈ったら絶滅する運命が待っている。

そして諏訪湖をぐるっと回り、小川が入り込んでいる河口の辺りに来ると、そこら辺だけ赤トンボが一杯いた。こんな光景が以前は至るところで見られた。

 

 

餌が一杯という事で、それを狙うオオカマキリも。

 

 

これからは、こういう、水が確保されている所でしか見られなくなるかもしれないの、ナツアカネ。

 

コメント