ドルトムントの香川、絶好調だ。元々飛び出しの良い選手だったが、ここまで結果を出すとは思ってなかった。当時(セレッソ大阪時代)と比べると、シュートに持っていくまでの無駄な動きがなくなり、しかもトラップも上手くなっている。こういうのを、ブレークスルーというのだろう。岡ちゃんもびっくりしているらしいが、当時(WC時)ここまでではないにしろ、玉田より香川というのは、真っ当な選択肢であったはず。ゲロゲロ少年Yともそのことに関してはよく話していた。心配なのは、これからマークがきつくなり、フィジカル的に大丈夫かということである。
後は、チェゼーナの長友。こちらもチームにフィットして活躍している。相変わらずの運動量で、チームメートの信頼も得ているようだ。ディフェンダーがヨーロッパで活躍するなんてことは、ちょっと前の日本では考えられなかったことである。
逆にどうかなと思うのは、同じSBのウッチー。シャルケのチーム状態は最悪のようで、まだ一勝もしていない。どうも、守備が崩壊気味である。となると、もともと攻撃のセンスを買われてのウッチーは、ますます厳しくなるのではないか。今より、二回りくらい大きくなれば良い選手になるのだが、現時点では厳しいと言わざるをえない。
その他ロシアに移籍の松井は、WCが頂点であったということになりそうな気配。もうちょっと前から、WCのようなパフォーマンスをしてれば事態は変わっていたのに、かなり勿体無いことをした。一番注目された本田は、腐ることなく地道にやってれば、また浮かび上がると思うが、今が踏ん張りどころだろう。
写真は小宮祭シリーズ第三弾。昨日の写真は御柱のうしろだが、今日のはその先端。こんなことになってます。