池の袂に「クロゴキブリ」のような体長3センチほどの
ゴキブリが一匹いたので、蹴飛ばして池に放り込んだ
ら、もがいているゴキブリに気付いた鯉が早速一飲み
した。
脂肪分も多いし、以前はよく餌にしていた蚕の蛹にも
どこか似てるし(多分味的にもそして形態的にも)、
鯉にとってはゴキブリは御馳走かもしれない。
実に美味そうに食べていた。
錦鯉であっても、基本的には虫類のほうが好きそうで
ある。
「滝壺ビオトープ」は、ここのところの天候不順で、ヤ
ゴも羽化のタイミングが取れないらしくその気配がな
い。
その代り、「ヒメダカ」はよく成長している。
餌は一切やってないが(ビオトープだから)、それぞ
れ確実に大きくなっている。
次から次と新しい稚魚が出現するサイクルは続いてい
るし、親はまた卵をたっぷり抱えているしで、危惧し
た過密状態も起こりそうな雰囲気である。
こうなるとこうなったで、今度は「ヒメダカ」を間引
くために中ちゃんの田圃から「ヒメミズカマキリ」で
も移住させるか、何てことを考えたりする。
やってみたくはなるが、ちょっと環境的には「ヒメミ
ズカマキリ」は無理そうだ。
希望としては、「コガムシ」「コオイムシ」もほしい
ところだが、水槽で飼うなら良いだろうが、ここはビ
オトープ。
放ったらかしで生き続けられる環境でなくてはならな
い。
そういうことを考えると、やはり難しい。
観察するにはいろいろいた方が楽しいのだが。
それより、ビオトープの土手をもう少し拡大した方が
良いだろう。
土の部分が多いほうが、様々な生物の生きる環境とし
ては好ましい。
また、片道60キロの、中ちゃんの完全無農薬田圃に行っ
て、理想的な土をもらってくることにしよう。
今度行った時には、「RICARD」のグラスのピッチャーも
もらうことになっているので、それも楽しみ。