ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

海外への転職

2011-07-17 | 日記・エッセイ・コラム
この夏、友人のひとりが中国で仕事を始めました。転勤などではなく、自ら望んであちらで就職をしたわけです。もちろん、留学経験もあり、また語学以外の専門スキルも身につけています。「日本での私の市場価値がなくなった」と本人は言っていますが、実際は全く逆で、能力のある女性を使いこなせない古い日本の体質や、女性が活躍することによって自分のポジションが危うくなるのでは、なんてことをウジウジと思ってしまうちっちゃーいオジさんたちの割を食ったというところでしょう。女性はその辺りに敏感なので、さっさと見切りをつけて行ってしまえーとばかりに思い切った行動(周りから見ればね)もとれるのです。

ちょっと前のデータで日本の総人口のうち“自然減”となっているのは〈女性〉の海外流出であるというニュース(だったかな?)を目にしましたが、女性はそれくらいのことはするだろう、何も今さらわかりきったことを!そのとき感じたことを思い出した。

わけのわからない名ばかりの指導者に身を委ねていると、日本の国力がどんどん落ちるなあと、真夏なのに薄ら寒い思いです。


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