ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

秋の夜長に、巡り巡る女子の思考について考える

2014-10-19 | 日記・エッセイ・コラム
よく、女性の話はあちこち飛ぶ、と言われます。確かにそう。そのとおり!今ではだいぶ慣れたようですが、maritoが私の実家へ行くと、いつも以上に無口になります。また、私の女友だちと同席しても、いつ口を挟んだらいいかわからないようです。私自身はそれほどでもないと思うのですが、、、例えば私の頭の中はこんな感じで動いています。


10月から始まった朝ドラは、ニッカウイスキーの創業者夫婦がモデル。私たちも、何年か前に北海道余市町を訪れ、蒸留所の見学をした。お酒大好きのmaritoのチョイス。とてもうれしかったようで、スコットランドにも行きたがっている。いまだ実現はしていないが、朝ドラにも興味を示している。


で、スコットランドのウィスキーといえば、ジョニーウォーカーが有名ある。そのジョニー・ウォーカーの歴史を、名優ロバート・カーライルが語りながら紹介するとてもカッコいいCMを見つけた。6分を超えるワンカットのセリフ回し。40テイクでOKが出たそうだ!

</object>

YouTube: Johnnie Walker The Man Who Walked Around The World 日本語字幕





ロバート・カーライルといえば、現在、BSのNHKで「ワンス・アポン・ア・タイム」て抜群の存在感で怪演中だ。えらそうに紹介しているが、私もこのドラマですっかり彼の虜になった、というより取り憑かれた??シーズン1のエピソード12「臆病者の愛」では、自分はこれまで誰にも愛されたことがないと悪態をつき、さらに自ら手を離したにもかかわらず、彼女を永遠に失ったと、ひとり暴れる、とんでもないキレっぷりです!このシーン、何度見ても痛々しい。気が弱くて争いを好まない。けれど心根はただただ優しい。そんな内面を非常にリアルに演じられる名優だと思います。


散々悪態をついてから失った彼女のことを後悔するといえば、フェデリコ・フェリーニの「道」。荒くれ者のザンパノを支えていたジェルソミーナが亡くなり、ザンパノが夜の海でひとりむせび泣く様を思い出した。失って初めて気がついた大切な存在ということが画面からにじみ出ている。


「道」といえば、フィギュアスケート、バンクーバー五輪で銅メダルを獲得した高橋大ちゃんが引退ですね。とても華のある選手でした。何よりも、自分がどうやったらカッコ良く見えるか、どうしたら注目されるかということをわかっている人です。


という流れでmaritoに話をした場合、で、結局オチはなんだ?と言うだろう。



さて、これを読んでいるのが女性ならわかるでしょう。オチなんてありません。女子の思考はそういうものです!




魚卵が私を呼んでいる

2014-10-13 | 和食
和食ネタ続いていますが、今日は大好きな“魚卵”でございます。


この時期、スーパーへ行くと並んでいるのがこちら(^^)


Img_0766

はい、生のすじこでございま~す!昔から魚卵が大好き、たらこ、明太子も食卓には欠かせませんが、中でもすじこが一番のお気に入りです。これがおかずにあったら3杯飯はいけるわよ!というくらい。更に、おにぎりの具にすると食べる頃には丁度いい感じにご飯にしみて、たまりません!


そんなわけですじこは時々買ったりするのですが、この生のすじこは、ほぐして酒、みりん、しょうゆで漬けてイクラ丼にしましたー!ガリも漬けておいたので、いや、もう至福の時でございます。


Img_0770

ピカピカつやっつやしています。自家製ですから大盤振る舞いでこれでもかと乗せてます。日本人でよかった思う瞬間ですね!今季すでに2回目の漬込みでしたが、3回目に突入しそうな予感





外国人と和食を食べよう その1

2014-10-11 | 和食
日本を訪れる外国人は、どこで、誰と、どんな食事をしているのでしょう?
例えば、日本語がわからなくても、世界的に有名なファストフードに入ってメニューを指差せばお腹を満たすことはできますよね。しかも低価格で。自分の好きなものにお金を使いたくて節約旅行をしている人や、バックパッカーの人はそれで十分かもしれないですね。あるいは、コンビニでパンと牛乳?みなさんどんな食事をしているのでしょうか、気になります。


“外国人が好きな和食”を検索してみると、寿司、天ぷら、ラーメン、お好み焼き、鉄板焼き、牛丼、唐揚げ、焼き鳥…など、日本人の感覚からすれば専門店で食べるもの、B級グルメが挙げられています。しかも、味の濃いものが!


外国人のみなさんはそれらの料理・味を日本で覚えたでしょうか?それとも、海外の決して日本人経営ではないなんちゃってな和食屋さんでしょうか???



さて、先日より、旅行などで日本を訪れる外国人のための、ごく普通の和食を一緒にするプログラムに参加しています。


まさに、高級店やレストランでは出会えないごく普通の家庭の味を知ってほしいという、私がイタリアの家庭料理を教えていることと根っこの部分は同じ考えだと思っています。季節感を大事にし、ひとつのお皿を分け合うこと、お箸の使い方マナーなど、日本の一般的な食文化体験をしてもらいたいです。


ということで、先日お迎えしたのは、20代のドイツ人3人。
うち2人は日本が初めて!さすがに焼き魚(アジの開き)は箸使いに苦労していました(^^;
筑前煮やだし巻き卵、漬け物、酢の物(この日は菊の花)など概ね好評。味噌、しょうが、わさびなどを使った料理にも抵抗ない様子でしたが、難易度は高かった気もします



次回もお楽しみに!はい、このシリーズ続きますよ~!さて、英語もう少しかなりがんばらないと(笑)←実はこれが一番難易度が高い(^^;(^^;(^^;

Image




料理教室 10月・11月の予定

2014-10-04 | 料理教室
10月・11月の共通メニューです

*オッソブーコ:子牛のすね肉を煮込んだこのメニュー。ミラノと言えばオッソブーコというくらい有名ですから、実際にミラノで食べた方も多いはず。切り身の真ん中にある骨髄をこぼさないように食べるものです。これからの寒い時季にはピッタリのメニューですね

*ミラノ風リゾット:フランを入れた黄金色のリゾットが“ミラノ風”と呼ばれるのは、オッソブーコの骨髄が使われるため。なので、オッソブーコの付け合わせとして出されることが多いのです。目にも鮮やかなこの組合わせをいただきましょう。


*チャンベッラ:イタリアのドーナツです。揚げたもの、焼いたもの、またはリング型のケーキなどもとにかくドーナツ型のものをチャンベッラといいます。今回は重めのメニュー構成なので、揚げないチャンベッラを作ります。シンプルに、でも中にはちょっとした秘密があります(^^)


Img_2174


Img_2168



10月23日(木)11時より
10月24日(金)11時より
10月25日(土)13時より
10月26日(日)11時より
10月30日(木)11時より
10月31日(金)11時より
11月22日(土)13時より
11月23日(日)11時より


みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

料理教室の詳細はこちらをご覧ください。※サイト内更新できておらず、申し訳ありません。レッスン内容はブログにてご確認くださいませ。
お申し込み、お問合せはこちらへお願いいたします。