ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

料理道具の誘惑

2009-08-29 | イタリア現地から

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今、私が滞在しているのは、駅からも近い場所です。道を1本横へ行くと、中央市場があります。でも、2階は改装中だし、バカンス中の店もあるので外のテントにもお店が出されています。違う市場の様子も見たいなあ。

インターネットを使うにあたっては、借りている部屋の電話回線が使えないため、研修を斡旋してもらった学校(徒歩4分)で繋いでいます。街中のインターネットポイントでは、パソコンの持ち込みは断られました。このインターネットポイントですが、経営はほぼ(恐らく)インド人です。何か時代の流れを感じますね~。

さて、今日のメニューは、

かぼちゃのマリネ/パッケリのラグーソース/豚スペアリブラグーソース煮 じゃがいものピューレ添え/いちごとベリーのティラミス

でした。

で、今日欲しくなったものは、

①色が薄く瓜のように切りやすく甘みがなく火を通してもくずれないかぼちゃ。

②ラグーソースとスペアリブが一緒に作れる大きな鍋。

③ゆでたじゃがいもの皮を残してくれるマッシャー。

①は買ってトランクに詰めてくる?においもしないから平気かな?重量制限にひっかかって取り出すのは恥ずかしいけど。②はただあそこまで大きな鍋が必要なのだろうか?きっとあの鍋はスープを作ったり煮込み料理に必要なのだろう。多分、日本で買うなら合羽橋に行かないと無理だね。③は日本でも買えるが、現地値段の方が安かったら買ってしまいそうだ!


maleducato

2009-08-28 | イタリア現地から

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Firenze暑いです。相当に。先週は40℃を記録したそうで、昼間に出歩くのは極力避けたいぐらいです。やはりシエスタは理にかなっていますね。ただし、ここは世界中から人がやってくる場所ですから、みなさん日影を求めてもうろうと歩いています。

さて、街の中心部からは少し離れた先生のお宅で最初に作ったものは、

野菜のブルスケッタ/ほうれん草のリゾット/鳥胸肉の詰め物/ティラミス

でした。ブルスケッタを盛り付ける際、お皿の上で盛り付けをするとお皿に具材がこぼれてしまう。また、山盛りのようにしても口に入れた時に口からあふれてこぼれてしまう。先生曰くそういうことはやってはいけない。それは“maleducato”だとおっしゃっていた。そのとおり。やはり見た目が美しくなければ美味しそうに見えないということですね。イタリア人の美意識の高さが垣間見えた瞬間でした。余談ですが、イタリアはお店の美しいディスプレイ大好きです。ショーウィンドウで何度立ち止ったことか!

鳥料理を作った時、中に詰め物をして楊枝で留めたのですが、先生が楊枝のことを「サムライ」と呼んでいました。そういう商品名があることは知っていましたが、こちらの人はそのまま呼び名にしているのでしょうか?ちなみに、辞書によれば「stuzzicadenti」というそうです。


無事に到着

2009-08-26 | イタリア現地から

23日に日本を出てから、なんとか到着しました!オランダからの乗り継ぎ便が遅れたことにより、Firenze着が現地で0時を回ってしまいましたが、何事もなく滞在がスタートしています。

時折聞こえてくる鐘の音が、現地にいることを感じさせてくれます。ネットの接続に少し手間取りましたが、明日からは教わっている家庭料理をちょこちょこと掲載していきます!

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Firenzeに行ってきます

2009-08-21 | 日記・エッセイ・コラム
明後日からFirenzeへ滞在してきます。
トスカーナの家庭料理を学ぶというプログラムへの参加です。
4週間というこれまでにない滞在期間なので、とても楽しみです。

パソコンも担いでいくので、現地からブログ発信ができる!はずです。
maritoがいろいろと設定をしてくれたので大丈夫!なはず。

写真もたくさんアップしま~す


ディープな裏道

2009-08-20 | まち歩き
テニススクールに出かけたが、スタート時間よりかなり早めに着きそう!いつもと曜日が異なるので時間を読み間違ったか?せっかくだから東池袋から都電に乗るのをやめてそのまま歩いて行くことにする。

歩き出すとすぐに「雑司ヶ谷霊園」がある。そういえば、ここには永井荷風、泉鏡花、夏目漱石さんたちがお眠りになっている。ちょっと道を隔てただけでなんだかずいぶんと町の印象が違うものだ。どことなく漂う“陰”なエネルギーを感じながら歩いた先にはちょっとした公園があるものの、気分が盛り下がる。

結局、テニススクールを終えた後も地下鉄の駅まで歩いたみた。行きとは逆側の明治通りからの裏道もまたお寺や神社などがあって、ひなびた感が伝わってきた。

その町や地域の持つ“気”といったものに、ここ数年とても敏感になってきたと思うのだが、自分の体調やそのときの精神状態などと関連があるのだろうか?

まあ、普通に考えてお墓が好きな人はいないはずだが。。。