ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

イタリア時間でお勉強

2014-09-28 | イタリア料理
5月から通っていたベネト料理のワークショップが終わりをむかえました。毎度毎度、伝統的なメニュー、伝統的な手法をきっちり学んだ盛りだくさんな内容でした。シェフとスタッフの皆さんに感謝しつつ~、実はいつもいつもいつも終わりの時間が気になっちゃって…やはり日本人ですから??(^_^;


テーブルにはいつもアリタリア機が!乗りたいよー

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チケーティーはバーカロにいるような気分になりました
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香辛料をふんだんに使うのも、ベネト料理の特徴です
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もちろんドルチェも忘れずにたくさん作りましたよ
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ベネツィアまで、ぴゅーっと行きたくなりました(^0^)/








甘い香に包まれて

2014-09-23 | 日記・エッセイ・コラム
ただいま試作中です。

だいたい、試作をする時というのはかなり集中するので、maritoがいない、あるいは追い出して確実にいないときを見計らってやっています。夜中も好都合なのですが、いかんせん料理に香はつきもの。そして、maritoはハーブが苦手(タイムやオレガノは“鉛筆の味”と言う)。なので、苦手な香で夢見が悪いとか言われても困るので、やはり昼間にひとりで黙々とやっているわけです(^^;

とはいえ、家の中どころか時にはマンションの廊下まで香が漂っているらしいので、夜中はやっぱりやめています


今日も、ドルチェをオーブンから出して間もなくmaritoが帰宅した。やはり甘い香が玄関の外まで漂っていた今回の試作はこちら。トルタをホールで焼くつもりでしたが、チャンベッラに変更。シンプルなドルチェなのでいろいろと飾り付けしても楽しいかも。ていうかイタリア人だったらチョコレートかけそう!ヌテッラはいつでも準備してありますので、ご希望の方は挙手してね~(^0^)/

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今年の東レと乾いた空と

2014-09-18 | 日記・エッセイ・コラム
今年も東レ パンパシフィックオープンテニスに行ってきました。例年に比べてなかなか天気も良く、でもなんだか試合数が少ない。そして、いつも見ている顔ぶれ(選手)が、あれれ、来日していない。ということは、まさかまさかの中国の試合に流れている

もしかして、賞金の額が違うのか いや、そんな理由なのか だとしたらそれってなんかとても悲しい。でもね、日本の試合に出場しない男子の大物選手がいるでしょう。プロの選手なんだから、より賞金の多い大会を目指すのは当然なのよね。けれど、ただでさえ日本で開催される国際試合は数少ないのだから、もっと盛り上がらないかなあ!

私はいつも平日に観戦するしているが、観客が中高年ばかりだと毎年感じている。ということは、平均年齢も毎年上がっているのだろう。自分も含めて(笑)!そして、平日にテニス観戦ができる余裕も、中高年以外はないのだなあとも感じている。6年後のオリンピックはあっという間にやって来る。有明の補修はさっさと終えて、選手も観客も本当にテニスを楽しめる環境を作ってもらいたいね!


だいぶというかすっかり秋ですね。あれほどジメジメしていたのに、ここ数日は過ごしやすい。こうなると、やっと焼き菓子の出番かな。そろそろ来月のメニューも決まりつつありますが、ドルチェは間違いなく、焼き菓子です!


こんなのにしようか?
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これもいいでしょう!
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これはこの夏、何度も作ったし!
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う~ん、悩みます。来月のメニューお知らせまで、もう少しお待ちください(^^)








野菜研究会はじめました

2014-09-15 | 食・レシピ
野菜研究会続いてます。タイトルが“野菜研究会はじめました”になってます。あらら、そんなこと言っていいのかしら


ともあれ、今日はトマトの大量仕込みの様子をご覧ください(^^)


はるばる北海道から届きました。「ボンジョルノ」という品種のトマトです!段ボールを開けると、その名のとおり「こんにちは~?」と顔を出してくれたのがこちらの写真



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実は、箱を開ける前からトマトの香、しかも収穫したばかりのあの香がしていました。色つやがよくて育ちの良さが出てるわよ!


全部で3kg注文したので、洗うのもひと苦労。鍋いっぱいだよー!
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湯むきしてザクザクと切ってもこれだけあります。加熱用のトマトなので、肉厚で果肉がしっかりしています。そのため、トマト缶からソースを作る場合とはかなり勝手が違います。今回は瓶詰めして保存をするので、トマトと塩だけで煮込んでいきます。
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できたー

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3kgのトマトからできたのは瓶10本分!イタリアのマンマは、夏の終わりに保存用のトマトソースをそれこそ大量に作ります。家族みんなの分ですから、そりゃあもう、家族総出の大仕事です!!!!!


ところでこの日、夕食はもちろんトマトソースのパスタにしようと思っていたのに、maritoは途中で食べてきたからとパスされた!なんでも、お腹が空いて家に帰るまでもたなかったとか、、、こんな子どものようなオヤジはほっておいて自分だけ作るんだった!ま、保存のために瓶詰めにしたんだし、味の感想&写真はまた今度ご報告しますね(^0^)/






野菜研究会

2014-09-13 | 食・レシピ
先日より、かぼちゃ、それともズッキーニ?な野菜と格闘しています。まずは、全体像から。

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大きすぎる。なので、床に直置き!

冷蔵庫には入らない大きさなので、一気に使い切るつもりで、まずは切ってみます。
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うわっ!切った瞬間、断面からあふれる水???じゃなくてこれ、ゼリー状!もしかして肌にいいかもと、いきなり手のこうに塗ってみる。しかし、なんというか、ゼラチン質が高すぎて(?)、さんざんさわっていた指先が、いつのまにかアロンアルファ一歩手前の状態に(笑)


ちなみに、中はこんな感じ。

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生のママで口に入れてみると、そのままでも食べられます。さらに、水分が多いので薄く切って塩をふって①一夜漬けに。これは中からの水分が出てこず、食べ応えがあるものでした。


じゃあ、次はその水分を抜いてみようと、スライスして、並べて、乾燥させて、オイル漬けー② でもね、自然乾燥できるような気候にはほど遠い今の季節なので、オーブンや電子レンジを使って、なんとか一晩で瓶におさまりました。オリーブオイル、ローズマリーと一緒に。
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③は棒状に切ってマリネに。間違いのない味に仕上がってます。これ、いいね。なのに、写真がない。
はいすみません。そのままバクバク食べちゃっているもので!



気を取り直して、④インヴォルティーニに仕上げました。こちらは種をくり抜いた部分を使いました。冬瓜のような味わいにびっくり!イタリアンパセリでソースを作り、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを焼いて、割りながら散らしました。ちょっと散らしすぎましたが、味はよくできていました。
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野菜研究会、つづくかな?